中島通信」カテゴリーアーカイブ

今日から10月

麦ラボ

中島第4圃場 南部小麦 2023.10.01


麦ラボ

中島第5圃場 ライ麦 2023.0930

時間が経つのは早いですね。
今日から10月です。
季節は確実に進んでいます。

麦の種まきですが、一番広い中島第2圃場のライ麦がまだです。
尤も、この秋はまだこれでも気温が高めですから、今からでも十分間に合います。

そして遅れたことで一ついいこともありました。
これまで頭を悩ませていた雑草のカラスノエンドウやスズメノエンドウが、ここ数日の降雨で一斉に発芽しました。

これはとても幸運な事で、この状態で耕耘すれば、難なく容易に除草することが出来ます。
それからライ麦を播けば、来年の収穫期に悩むことも無くなります。

一足先に播種した麦たちは、どれも発芽し成長を始めています。
明日と明後日で、最後の播種を終わらせたいと計画しています。

さて10月となり、通販の出荷はクール便の使用を終了いたしました。
現在すでに通常運賃に戻っています。

それから、シュトレンの予約を受け付けるのですが、告知の準備が何も出来ていませんので、一報ということでお知らせいたします。

内容価格ともに、昨年から変更はありません。
詳細の告知は、もう少しお待ちください。

あと一つニュースですが、またクマが出没しています。
今朝早朝未明の1:30頃、家から至近距離の圃場周囲をクマが歩きました。
あと1頭かひよっとすると2頭、この付近を徘徊しています。
トレイルカメラで監視中です。

獣害対策

このクマが、先日辰ヶ原橋付近で捉えた個体と同一かどうか、それが問題です。
同一でないとすると、2頭いることになります。
可能性は、五分五分。



獣害対策

今回は№2カメラのみ稼働中でした。


「紙版・飯豊の空の下から・・・」No.75 2023年7月号をご覧いただけます。

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★馬路村の柚子ジャムと柚子マーマレードが買えるようになりました。

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食欲の秋

夏の猛暑の頃、何としても食が進みませんでした。
欲しいのは水分ばかりで、かと言ってその欲求に従っていると必ずと言って良いくらいお腹をこわしてしまいます。
ほど良い水分補給というのが、この夏の課題でしたね。

さて、あの頃からするともう8~10℃近くも気温が下がった今日この頃です。

水分への欲求はすっかり大人しくなり、代わってボリュームのあるものがどんどん口に入るようになりました。
どうやら、基本的に体調は保たれていたようです。
やれやれ、一安心です。

これからはパンがおいしくなる季節です。
また、百姓進級記念のパン企画をやりますので、どうぞご期待ください。

ちなみに第一報ですが、ライ麦と南部小麦の発芽を確認しました。
多分明日の朝には、はっきりと目視できる状態になっていると思います。
画像をお見せ出来るかも知れません。

そして明日はまたパン焼きの日です。
皆さまのご来店をお待ちしております。

72歳

今日は私の誕生日、満72歳になりました
わざわざ報告に及ぶほどのことではありませんが、今年はいろいろと感慨深い誕生日となりました。

というのは、何と言ったら良いのでしょうか、自分の干支に当たる年回りというのは、いろいろな面で節目となっているようで、72歳ともなると健康面での変化が何かしら起こるのですね。

私と同年の友人知人、ご近所の方々、また伝わって来るお話などからも、今年に入って特に夏頃から体調を崩したり、病気になって入院したりした例が多いのです。

一方私も、この夏の暑さはさすがに身に応え、自分も例に漏れず体調を崩すのか・・・と不安になりましたが、それでも結局事なきを得て秋を迎えることが出来ました。
そして誕生日を迎えた今日、よく72年間無事に生きて来られたものだと、何に向かってということはありませんが、ただただありがたいことだと感謝の念を強くしています。

これから先いつまで健康な体で生きていられるのかそれは分かりませんが、いつも体の声に耳を傾けながら授かった命を大切にしたいと思っています。

再びクマ!

獣害対策

異様に腹がデカい体形
何を喰った?




獣害対策

9/23 早朝、直接目撃 9/24 夜、トレイルカメラが捉えた
同一個体かどうかは分からないが、多分同一個体で間違いないと思われる。

昨夜19:33頃、トレイルカメラが熊の姿を捉えていました。
場所は、辰ヶ原橋付近の土手です。
以前から獣たちの交通の要衝となっており、つい先日クマが捕獲されたばかりです。

9/23早朝に娘が熊を目撃していますが、同一個体かどうか確証はありませんが、多分同一個体だろうと推測しています。

画像映像から、相当大きな体格のクマであることが分かります。
特に、下腹部の厚みは異様です。

早速、獣害対策担当に一報を入れました。
明日にも対応がある模様です。

さて明日と明後日の2日間、食工房は定休日休業です。
今週も、多くの方にご来店いただきました。
この場を借りて、厚く御礼申し上げます。

お休みの間は、圃場の整備、麦の種まき、そして獣害対策に忙しく立ち回らなければなりません。

ではでは。

三々五々ご来店御礼、そして3頭目のクマ

本日はパン焼きの土曜日ということもあり、また気温もグンと下がって涼しくなったこともあるかと思いますが、午前中からパンをお求めに三々五々お客さまがお見えになりました。

遠くイギリスから帰国中の日本人の女性もご来店くださいました。

そんなありがたい一日でしたが、本日はまず朝一番に大きな緊張感が走りました。
と言うのは、昨日クマが捕獲されて一安心したばかりだというのに、今朝6時半頃辰ヶ原橋下流で川を渡るクマを目撃(ランニング中の下の娘が)、パンの仕込み作業をしていた私たちのところへ血相を変えて報告に戻って来ました。

全く冗談にもならない、昨日の今日に、またクマです。
どうやら初めから3頭いたということらしいですね。
またもう一度捕獲の許可申請をしなくてはなりません。

これで、昨日の記事に書いたことが、決して冗談ではないことをお分かりいただけると思います。

それでも、私たちがここを気に入って暮らしていることも、合わせて分かっていただけるでしょうか。

明日も、皆さまのご来店をお待ちしております。

クマ2頭、捕獲排除

ここ数日前から今日までの間に、設置されていた罠にクマが捕獲され排除されました。
カメラが捉えていた2頭と同個体であるかについては確実なところは分かりませんが、ほぼ間違いないだろうと推測しています。

これでとりあえず一区切りついたものと受け止めています。
ただし、縄張りが空けば別なクマが侵入して来ることは、これもまた間違いないことで、静かなのは一時のことと承知しておかなくてはなりません。

広大な背景の山の中には、無数のクマたちが生息しており、年々繁殖して数が増えて生息範囲が広がっていますから、空き家があればすぐに新しい住人が入るという流れです。

これから冬眠の季節までの短い期間に、新たな個体が定住を試みるかどうかそれは分かりませんが、奥山で生息密度が上がっているなら、冬眠場所を探してウロウロするクマを目撃することになるかもも知れません。

いずれにせよ、私たちとしては、警戒を怠ることも防衛の手立てを緩めることもあり得ないことです。

山間の集落での暮らしには、こうした取り組みは必須のものとしてついて回るものと承知しています。

雨に降られて不発

今朝は朝仕事に圃場整備を!と張り切っていましたが、昨夜から今朝にかけて断続的に雨が降り、朝仕事はキャンセルとなりました。
日中雨が降らないでいてくれれば、午後からチャンスがあるはずと思っていましたが、期待を裏切って2度3度とにわか雨が降りました。
結局今日の作業はあきらめました。

一方で電気柵まわりの草刈りが追い付いていませんでしたので、そちらの作業に切り替え、刈り払い機を背負って一時間ほど作業することが出来ました。

本来水曜日はコーヒー焙煎やパンの仕込み作業がありますので、わずか1時間でも外仕事が出来たのはありがたいことでした。

というわけで、明日は早や定休日明けの木曜日、パン焼きの日です。

今日もそうでしたが、明日も涼しい一日になるようです。
最高気温が30℃を超さないことが、こんなに涼しく感じられるのも、この夏がよほど暑かったからですね。
しかし、もうさすがに猛暑にうだることもなさそうです。

今週末の予想天気図を見ると、移動性の高気圧に広く覆われて秋晴れと呼ぶにふさわしいお天気になりそうです。

皆さまのご来店を、心よりお待ちしております。

いつまでも暑い

朝夕に限ればもう秋の気配が漂っていますが、これが日中となるとその暑さはこの季節のものではありません。
まるで真夏です。

今日も、日の当たるところに出るのに勇気がいるほどの暑さでした。
屋根の塗装をしている職人さんの大変さは、察するに余りありました。

一方食工房の仕事は屋内ですから、直射日光に焼かれないだけましですが、暑さの影響はいろいろな品目製造工程に影響を及ぼしています。

バターを使う焼き菓子は、生地の調製の時にすでにバターが溶けだす温度の下での作業となりますから、その他の材料も前以て冷却して置いてから作業しています。
一方でそうすることによって結露を呼びますから、水分量を予め少なめにしておくなど配慮が必要です。

日も短くなって確実に季節は進んでいるはずなのですが、この暑さはいつまで・・・、麦の種まきもまだまだ先のことになりそうです。
畑では、まだ今も雑草の繁茂が旺盛です。

とりあえず、箱罠設置で一区切り

相変わらずクマ出没の危険が去ったわけではありませんが、今日、箱罠が設置され、とりあえず一区切りです。

ご近所さんたちも、蜜蜂の巣箱を片付けたようです。
圃場も家のまわりも電気柵で囲いましたし、刈り払いは確実に進めていますので、防衛という側面では出来ることは全てやっている思っています。

市民の私たちが出来ることは、防衛することまででそれ以上は守備範囲外ですから、あとは行政に任せるしかありません。

さて、明日もまたパン焼きです。
早朝午前3時はまだ真っ暗で獣たちの時間ですから、明るいLEDライトとピストル(スターター用)を持って外に出ます。

明日も、おいしいパンが焼けることと思います。
クマさんにもいいにおいがしていることでしょう。
でも、一欠けらだって上げません。当たり前ですが。

そして、皆さまのご来店、お待ちしております。

3夜連続クマ出没


獣害対策

立ち上がった高さは、大人の身長と大体同じくらいです。


獣害対策

★画像クリックで拡大表示します。
昨日までの画像では、№3カメラと蜜蜂巣箱の位置が間違っていましたので、修正しています。

今日もまた熊の話です。

こうした記録は、後に貴重な資料となる可能性がありますので、その意味でも重要だと思っています。
私自身の備忘録としても。

さて昨夜は、隣家の蜜蜂の巣箱を荒らしている現場の一部始終を撮影することに成功しました。
ショットはこの場所だけで合計46あり、静止画像が23動画が23です。
今日は、その中の一部を公開しています。

昨夜は、この他にもう1頭出没していて、別なところで蜜蜂の巣箱を荒らしています。

ところで、この蜂蜜はクマの捕獲用の罠を仕掛ける際の餌として利用するために採集していたものだそうです。
しかし、先にクマに取られてしまっては意味がありませんね。
もっと用心して防御を固くしておく必要があったと思いますし、場所も人家の側で管理するのはいかにも危険です。

ま、それは今後の課題として、件の熊は4時間近い長時間隣家の裏手に滞在していたわけで、物置のガラス窓にも手をかけて開け、中のにおいをかいでいます。

こうした行動は、やがて物置や住居への侵入につながります。
今回、トレイルカメラでいち早く捉えることが出来たのは幸運でした。

何本かの映像の中には、食工房の敷地方向に向かったシーンがあって緊張しましたが、電気柵に気づいたのかすぐに戻っています。

しかしこの次は家が狙われるのは必至と思っていましたので、今日は、食工房を含むわが家の敷地全体を電気柵で囲いました。

今夜も、緊張感漂う夜となります。