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キャッシュレス、確実に普及しています

キャッシュレス決済に対応するようになって一年と3ヶ月ほどになりますが、キャッシュレス決済を利用する人の割合は、確実に増えて来ています。

尤も、今のところは現金決済の人の割合の方がまだ多い状況ではありますが、いずれキャッシュレス決済と逆転するのは時間の問題だと思います。

一方、私自身のことを申し上げると、私もこの一年くらいの間にほとんどキャッシュレス決済になってしまいました。
街で買い物をする時は、今やすべてスマホのアプリで決済しています。
たまに現金を使用するのは、自動販売機で飲み物を買う時くらいです。

多分、私くらいの年代の方々も、多くがスマホ決済を利用しているのではないかと思います。
この前、スーパーマーケットで買い物をした時、有人のレジは2つのみで無人のセルフレジが10基以上設置されていて、それを利用している人は高齢の方も含めてほとんどがスマホ決済でした。

これを見ると、ものすごく大きな人員削減、省力化が実現しているのだなと、妙に感心してしまいます。

ま、現金は最後まで残ることは間違いありませんが、購買行動の大半は現金を使わないで成立する時代になったのだなと実感する私です。

とうとうこんなことに

すでに全国ニュースになっていますので、多くの方がご存じの事と思います。
岩手県北上市で、住宅に居た81歳の女性がクマに襲われて死亡するという事件がありました。
この地域では、最近4日連続で家屋や小屋にクマが侵入し、米を食べるなどの被害が確認されていたそうです。

このニュースの第一報を聞いた時、私の頭にとっさに浮かんだのは、とうとうこんなことになった!ということでした。

私は、以前から申し上げて来たと思います。
クマに限らず、野生動物たちは、もはや人を恐れなくなりつつあり、それは何も特別な個体に限られる話ではないということ。
人類が、この何千年、否何万年かけて築き上げた動物たちに対する優位性が、この数十年で脆くも崩壊しつつあるということです。

この事実に気づいている有識者は、実は数えるほどしかおらず、大方の専門家と呼ばれる人たちは、全く見当外れのウソばかり言っていると、私などは以前から業を煮やしています。

今回の事件を客観的に見て見ましょう。

昔、クマは山の中に居るものと決まっていました。
人を襲うことは、ごく稀な出来事でした。

それが近年、山の中で度々人が襲われるようになりました。
そんな危険な山に行かなければいいという意見もありましたが、今度はクマが人里に出て来るようになりました。

外にいる時は、早朝、夕方を避け、クマ除けの鈴などを持つようにと注意喚起が頻繁になりました。
しかし今度は、家の中にクマが侵入して来る事態となり、そうなってはもうおしまいです。

件の北上市では、クマ避けのための避難所を開設したそうです。

否、何かが違っています。
そんな方法で、クマの脅威から身を護ることは出来ません。

避難した人たちが本当に安心して家に戻れる日は、実は来ないのではないでしょうか。
当該クマが駆除されたとしても、他のクマたちももはや人を恐れず人のいる空間に遠慮なく侵入して来る可能性は、限りなく大きいからです。

私が以前から申し上げている通り、ここは戦うしかないのです。
クマに危害を加えることを良しとしないのは結構ですが、こちらに危害が及んでいる以上、ある程度危害を加えるつもりで対処しない限り、向こうが遠慮する理由は元々ないのだということを理解しなくてはいけません。

人が再び卓越した狩猟者になることがあり得るのか、それは分かりませんが、野生動物たちに脅かされることから逃れたいと思うなら、その道を取り戻すより他ないと思う私です。

局面は、もうすでに末期的です。
対応に行き詰まり苦慮を重ねる人々の姿が、私には見えています。

麦刈りとクマ出没

麦ラボ

コンバインが順調に稼働してくれました。

★後ろから麦わらを細かく刻んで排出する機構が上手く作動することが分かりました。

今日は朝から麦刈りを予定していました。
食工房でお客さまをお迎えするための準備だけして、後はカミさんに任せ、圃場に出ました。

南部小麦の残りの部分を刈って一段落したのがお昼前ということで、そこで一旦休憩となりました。

午後、ゆめちからを刈る予定でしたが、若干早いと判断してもう一日か二日様子を見ることにしました。

代わって、ライ小麦の試験栽培区をバインダーで刈り取って稲架かけしようということになったのですが、肝心のバインダーが燃料ホースの破損その他で動かず、急遽修理対応となりました。
業者さんは全て休業ですから、ホームセンターで代わりに何りそうな部品を探して見つけ、取り敢えず仮ですが動かせるようにはなりました。

と、それは良かったのですが、朝一番にカメラをチェックした際、二ヶ所でクマ出没が捉えられており、しかもこれまでで一番住居に近い地点だったので、近所の方々にお知らせしたりで、にわかに緊張感が走りました。

今回は、同一個体が時間を追って移動して行った様子が分かるものでしたので、今後家の周りを特に警戒しなくてはならないと思っています。
全く憂鬱です。

クマは、いなくていいです!

野生動物に対する正しい感覚は、これですよ!

以前から、宮崎学という名の野生動物写真家を知っていました。
彼の野生に対する感覚と言うか受け止め方には大いに共感するところがあり、著作も幾つか購入しています。
ネット上の発信もたびたびウオッチしています。

そして今日、つい4日前に発信されたコンテンツに出合い視聴しました。
その内容が、とても分かりやすくまた示唆に富む内容でしたので、皆さまと共有したいと考えご紹介する次第です。
まずは、ご覧ください。

忙しい一日が終わり・・・

定休日の今日、お天気もぐずつき模様でしたし、何もなければ通信の編集に取りかかったり、後は少し休養もしたかったのですが、昨日申し上げた通り、大型特殊免許を追加した新しい免許証を交付してもらうために、郡山市まで出かけて来ました。

往復時間と手続き所要時間、待ち時間も合わせて計5時間余り。

その他、トラクターの代金の送金手続き、ナンバープレートの申請と交付などすべてこなした後、今度は切り替えて電気柵周りの草刈り作業を日が暮れるまでみっちりとやりました。

疲れはしましたが、これで気にかかっていたことが一気に片付きましたので、気持ちはホッと一息楽になりました。

ま、こうしてがんばれる自分に、少し安心しています。
まだまだ老け込むわけには行きませんので。

ではでは。

大型特殊免許

まずは昨日の話からです。

昨日は、大型特殊運転免許の試験を受けました。
結果は、自分的には「落ちた!」と思う出来でしたが、辛うじてセーフだったようで合格をいただきました。

で、その免許がなぜ必要かと言うと、トラクターに作業機(ロータリー)を装着した状態で公道を走る時、車幅が1.7mを超える場合は小型特殊枠に収まらないため、大型特殊免許が必要になるというわけ。

今度のトラクターは、サイズ的にその条件に該当するので、免許取得のためにこの一週間余り教習所に通いました。
明日は、運転免許センターに行って、免許証の交付を受けて来ます。

ちなみに、明日と明後日、食工房は定休日休業となっています。
ちょうど良い流れで定休日を活用出来ます。

ま、それにしても・・・ですが、教習車両は運転席の床が約2mの高さにあり、乗り降りのために垂直の梯子を上り下りする、ホイールローダーという重機(建設現場や除雪などで活躍している)でした。

否、この歳になってもこうして新たな課題に挑戦出来る心身の健康に、つくづくありがたいと思った私です。

正直申し上げると、あのような大きな機械を操作するのは実はとても面白くて、毎回ワクワクでした。

大型特殊

年式や仕様が違いますが、教習車と同型機 HITACHI ZW100

今日もクマ

獣害対策

6/18夜に現れたクマと同一個体と見られる。


獣害対策

月の輪が白くはっきりと見える。


獣害対策

真っ直ぐにクワの木を目指して行く。

獣害対策

川の方向から(尻の方向の草やぶ)漕ぎ跡もあった。


獣害対策

つい先日、6/16に現れたクマと同一個体に間違いない。


獣害対策

先日と同様、カメラに接近する。
好奇心旺盛。

昨年もそうだったので特に驚きもしませんが、やっぱり来るのか・・・と、少しガッカリです。

クワの木なんてそこらじゅうにいくらでもあるのに、どうしてその木にこだわるの?という行動に、クマ性質を見るような気がします。
つまり、融通が利かないってことです。
ですから、獲物として執着された相手は、とことん気の毒な運命を辿ります。

一方、p1地点のクマみたいに好奇心旺盛な一面もあります。
ただし、若い時だけかも知れませんが。

とにかく、絶対に対面することの無いよう、細心の注意を払いながらカメラチェックに回っています。


「紙版・飯豊の空の下から・・・」No.83 2025年4月号をご覧いただけます。

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★馬路村の柚子ジャムと柚子マーマレードが買えるようになりました。

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クマ出没、続々

獣害対策

同地点には、これまでに2頭の別個体が現れているが、この個体はさらに別の個体である可能性が高い。
体形や月の輪の見え方などに注目。


獣害対策

この個体は、月の輪がはっきり見えない。
大きさも、他の2頭より若干小さく見える。

ここ数日、クマの出没が続いています。

今注目している地点は、高野ともう一つは辰が原橋北側の土手端です。

高野は、クワの大木がある地点に複数のクマが集まるようにやって来ています。
これは、エサを求めてやって来ることの他に、もう一つ繁殖に関わる要因があると見ています。
メスを求めて複数のオスが後を追って来る動きです。
この場所は、昨年もそうでした。

昨日の夜までに、計3頭の個体が別々に現れています。
このクワの木は、クマが上って枝を折っていて、しだいに無残な姿になりつつあります。

このクマたちの動きをもっと詳細に掴みたいので、クワの木に近い場所にもう1台別なカメラを設置しました。
※位置関係はただ今地図を編集中です。近々公開。

あと一つの地点辰ヶ原橋北側土手端も、周辺の別地点にもう1台カメラを設置しました。

しかしこれで分かったことは、このエリアに合計5頭(成獣3頭、ジュニア2頭)のクマが関わっているということです。

この事実をどう理解したら良いのでしょうか。

ほら、来た!

獣害対策

トレイルカメラの設置場所
ここは、一番最初に定点監視を始めた場所です。


獣害対策

日中の同一場所 左手に川が流れている。
カメラは、電気柵の直近に設置してある。


獣害対策

映り出しがこの位置この向きなので、川の方から上がって来たのではないかと思われる。


獣害対策

体が濡れているように見えるので、川を渡って来たかも知れない。

6月のどこかの時点で、クマの出没ラッシュが始まるかも知れないと、心づもりはしていました。

そしてやっぱり、「ほら、来た!」という状況に。

ここ3~4日の間、急に出没回数が増えました。
それも、今まで途絶えていた箇所に。

これが、くわの実の熟成と関係があることは分かっています。
ですから、ここしばらくはこの場所や周辺に度々現れるでしょう。

そこで、このクマたちが、人間を差し支えない相手だと学習してしまわないよう、私たちの方で何とかしなくてはなりません。
でないと、今後ますます大胆になって、日中も構わず姿を現すようになり、やがて人に危害を及ぼすことになります。

食べたいものがそこにあれば、そこが畑であれ人家であれ、クマたちは挑戦して来ます。
それを防ごうとすれば、邪魔されたと認識して攻撃して来ることに、何の不自然さもありません。

そこで我々が引き下がれば、そこはクマたちにとって自分の場所になり、次には人間たちを邪魔者として排除すべき場所になるだけです。
その認識が、私たち人間の側には、決定的に欠けていると私は思っています。

そして、武器を持つことを禁じられている私たち市民は、明らかに不利な防衛戦を強いられています。
多少の危険を感じつつも、クマたちに私たちの弱さを見破られないよう注意を払いつつ脅しを効かせ続けるにはどうしたら良いか、勝てるとしたら知能だけです。
この薄氷を踏むような防衛は、これから先終わりのない戦いになります。

クマ出没、備忘録 2025.06.16

獣害対策

高野地内 p8地点に現れたクマ 今シーズン初 6/13夜


獣害対策

その2 

獣害対策

映り出しがこの位置ということは、左側の草やぶから出て来た可能性があります。


獣害対策

体の大きさとともに、月の輪の見え方にも注目します。

獣害対策

全体的な大きさと、もう一つ重要なのは、頭の部分の大きさとの比較です。
これは、まだ子グマ体型を脱しておらず成長途上です。
かわいいと言えばかわいいけれど、こんなのでも、かかって来られたら人間は立ち打ち出来ません。


獣害対策

その2


獣害対策

その3 「かわいい!」なんて言っちゃいけませんよ!


獣害対策

元来た方向に戻って行きました。

クワの実が熟す季節になり、クマの動きが変わりました。
これまで出没が途絶えていた高野地内に、ここ3日間で2回、クマが現れました。

あと一つ、辰ヶ原橋北側の土手端にも、3~4歳くらいと思われる小さめのクマが出没しています。
こちらは、以前日没前の時間帯にこの近くで、肉眼で目撃した個体と同一ではないかと思います。

カメラの設置場所を増やして、より詳細なクマの動きを捉えたいと思っています。
近々、駆除申請を提出する際の証拠資料を集めています。