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おいしいは、畑から始まる

私たち日本人は、お米のおいしさにはうるさいのですね。
一頃、そして今でも、コシヒカリは断トツの人気銘柄です。
新米の味わいにこだわる傾向も、しっかり根付いています。

一方、パンに関して小麦の品種や銘柄にこだわることがあるだろうかと思った時、さっぱりそうした情報に触れることはありません。
製粉会社でも、小麦の品種を明確にすることなどほとんどありませんし。

ま、それは置いて。

食工房では、自前の圃場でライ麦やスペルト小麦などを収穫して、パンの原材料として使用しています。

で、今年のライ麦とスペルト小麦の作柄が大変良好で、その恩恵がパンの風味にはっきり現れているのですね。
特に配合割合の高い、プンパニッケル、スペルト小麦丸、堅焼き黒パンなどで、それを感じます。
穀物のおいしさと満足感が今までとは違う感じがしています。

毎日の食事でそれを感じながら思うことは、おいしいパンを焼くには良い粉が必要、良い粉を挽くには麦の出来が良くなくては、そのためには畑の土を肥やさなくては・・・なのですね。

つまり、おいしいは、畑から始まる!ってことです。
食工房の自前ではありませんが、小豆も大麦もエゴマもすべてその例に漏れません。

今回は、おいしいかぼちゃをいただきましたので、今度出来るかぼちゃあんぱんもやっぱり畑から始まっているおいしいなんですね。

それから今日は、例の少年たちが播いた小麦がいい具合に育って、少年たちに教えながら麦踏みをやりました。

二週間前に種を播いて、何も無かったところにちゃんと麦が育っているのですから、彼らのそのうれしさや驚きは、はたで見ていても分かります。

来年夏には、必ずや収穫の成功体験に導いてやりたいと思う私です。
そして、畑ってすごいな、いいな、と思う気持ちが芽生え育ってくれることを願っています。

本当は、おいしいは、そんな子どもたちが育つところから始まるのかも知れません。

麦ラボ

弟君は、両足で2列踏みに挑戦


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お兄ちゃんは、確実に踏み残しが無いよう1列ずつ踏んでいます。


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終わった後の達成感と自信が見えるようですね。

小春日和

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定点観測20221026
第2圃場のライ麦がはっきり筋になっているのが分かります。


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中島第2圃場のライ麦
昨日麦踏をして、1日が経過したところ


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中島第2圃場のライ麦
麦踏み後1日経過


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中島第4圃場 南部小麦
麦踏み後4日経過



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中島第5圃場 ライ麦
昨日(10/25)麦踏みしました。


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中島第6圃場(手前)、第7圃場(後方)
いずれもスペルト小麦


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中島第8圃場 スペルト小麦


★画像の中で、中島第4圃場以外はすべて8月の豪雨災害で泥水に浸かっています。

何度もこのタイトルを使っていますが、今日もまさに小春日和と呼ぶにふさわしい穏やかな晴天に恵まれました。

正直、屋内で仕事なんかしたくないと思いました。
麦踏みしてお茶飲んで、また麦踏みしてお茶飲んで、そうやって一日が過ぎれば最高だなと。

でも、そうも行かなかったのではありますが。
麦畑の写真だけは撮って来ました。

朝も、日中も、そして夕方も、今日はしみじみここの暮らしがありがたいと思う一日でした。

明日は、また定休日明けの木曜日、パン焼きです。
収穫の恵みパンセットのご注文をいただくようになって、仕込み量が多くなっています。

気合いを入れて手際よく進めないと、パン生地の発酵に追い付かれてしまいます。
がんばらなくては・・・。

皆さまのご来店も、お待ちしておりますよ!

麦踏み始まる

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定点観測221019 中島第2圃場のライ麦が育って来ました。


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中島第2圃場のライ麦 近影


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高野第2圃場 デュラムⅡ
麦踏みを終えました。


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踏まれて地面に横たわった麦
ここから、たくましく起き上がって旧に倍する勢いで成長します。


食工房

プレミアムスコーンのバター切りの準備です。
これで1ロット、5個入り×16袋分の材料です。


食工房

食工房畑で収穫した南部小麦の粉です。
おいしそうなクリーム色をしています。

麦が育って来ました。
一番先に播いたデュラム小麦は、麦踏みをする状態になりましたので、今日の午後、上の娘と二人で踏みに行きました。
狭い圃場なのですぐに終わりましたが、これから次々と麦踏みが続きます。

さて、明日はまた定休日明けの木曜日、パン焼きの日です。
収穫の恵みパンセットも、明日から出荷が始まります。
それに合わせて、漉乃あん丸(あんパン)も再開です。

私の明日の楽しみは、自前の南部小麦のパンがどんな出来になるかです。
そして、この小麦粉を使ってスコーンの準備もしています。
これは明後日に焼きます。

食欲の秋です。
いろいろと食べる楽しみが待っています。

皆さまのご来店、お待ちしております。

本日の麦畑

麦ラボ

定点観測 20221015
中島第2圃場は、ライ麦が成長しています。
中島第3圃場は、完全に草藪になってしまいました。


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定点観測(広範囲)20221015


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中島第2圃場 ライ麦
葉の色が緑色になりました。


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ライ麦近影


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ライ麦近影 降雨後

赤っぽかったライ麦の葉色も、すっかり緑色に変化しました。
順調に成長しているようです。
その他の麦たちも、すべて発芽し成長を始めています。

明日は、杜カフェパンマルシェ

先日ご案内した横浜市内でのイベントは、明日(10/16)開催となっております。
大勢の皆さまのご来場を、お待ちしております。

食工房

画像クリックで、イベントHPが開きます。

今日の麦畑

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中島第4圃場 南部小麦


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中島第4圃場 南部小麦 近影


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中島第2圃場 ライ麦


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逆光に透けて輝くライ麦の芽


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中島第2圃場 ライ麦


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さすがお兄ちゃん、一人で何とか押すことが出来ました。


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弟君、さあ行けるかな?ちょっとまだ体が小さいのです。


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弟君は、前をロープで引っ張ってもらいながら進みました。
来年は、きっと一人で押せるよ!

今日は、昨日からの雨が上がり、午後から日も差して来ました。
夕方、逆光に輝く麦畑がとても感動的な眺めでした。

それから今日はもう一つ、近所の農家さんの孫にあたる少年たちが麦を植えたいと言うので、お手伝いをしました。
その子たちは、自分たちの畑をあてがってもらっていて、野菜など何でも自分で作って試しています。

好奇心全開の彼らは、今度は小麦を植えてみたいと、私たちに相談を持ちかけてきたのです。
何でも、食工房の小麦麺を食べておいしかったので、このうどんが出来る麦を植えたいのだと言います。

そこで私、我が意を得たりとうれしくなり、二つ返事で請け合いました。
面倒みてやるよ!と。

そして、圃場の準備はじいじがやってくれたのであとは種を播くだけだと、今日の午後店にやって来ました。
雨上がりでどうなるかと思いましたが、道具を準備して一緒に畑に行きました。

種まき機は、子どもたちにはちょっと重かったみたいですが、お兄ちゃんの方は何とか一人で押すことが出来ました。
弟君は、手伝ってもらいながら何とか進むことが出来ました。

30mの長さで7筋播きました。
その様子を、ひいばあちゃんが嬉しそうに最後まで見ていました。

この子たちが将来農業に就くかどうか分かりませんが、そんなことには関係なく、とてもいい成長過程を踏んでいると思って見ています。
この子たちを見ながら、日本の未来は明るいと思える私です。

ライ麦発芽

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中島第2圃場のライ麦発芽


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ライ麦発芽近影 爪楊枝より細い!

昨日、発芽を確認していましたが、地面からわずかに数ミリ顔を出した程度でした。
カメラも持参していなかったので写真は撮りませんでした。

今朝、改めて圃場に行って写真を撮りました。
一晩の間にも成長していて、はっきりと遠くからでも発芽しているのが分かるほどになっていました。

朝露を湛えて輝くその姿は、毎年毎年もう何度も見て来ましたが、いつも感動する情景です。
おかげさまで、今日のパン焼きも順調でした。

明日は、どの圃場の麦が顔を出すでしょうか。
楽しみです。

デュラム小麦発芽

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高野第2圃場 デュラム小麦Ⅱ


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デュラム小麦Ⅰ


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デュラム小麦Ⅱ

9月27日に種まきしたデュラム小麦が発芽しました。
正確に言うと、発芽3日目になります。
デュラムⅡの方が先に発芽し、後を追うようにデュラムⅠが発芽しました。

アインコルン小麦は、一向に発芽の兆しがありません。
あくまでも種子用ではないので、発芽の保証はありません。
もう少し待ってみましょう。

そして、中島第2圃場のライ麦が発芽しました。
と言っても、本当に土の中から針の先ほどの先端が覗いたところです。
写真は撮っていません。
その他は、まだこれからです。

しかし、うれしいですね。
何かもう舞い上がりたいようなうれしさです。

明日のパン焼き、いやが上にも気合が入ります。

種蒔き進む

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中島第2圃場(約15a) ライ麦播種完了


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ごんべえを押す私
この機械が、とても良く出来ている。


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播種機「ごんべえ」 前の車輪で床をならし、すぐ後ろのディスクで溝を切り、そこに決まった量の種が設定した間隔で落ち、その後ろのならし板で土寄せ、後ろの車輪で転圧します。


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播種機「ごんべえ」 女性でも楽に押せます。


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本体の横に張り出した棒に目印が取り付けてあり、となりの播き筋に合わせて進みます。

晴天が続いています。
今日で5日目です。
圃場も、乾いて来ています。
一番湿気っていて泥濘地だった箇所も、もみ殻を大量に撒いて何とか耕耘に耐える状態になりました。

今日は、先に整備完了していた中島第2圃場にライ麦を、第4圃場に南部小麦を、第6圃場にスペルト小麦を播きました。
残る第5圃場、第7圃場、第8圃場は明日と明後日で完了の予定です。
お天気も明後日までは持ちそうですので、この計らいに大いに感謝しているところです。

ところで、今年は夏の水害の影響で、馬糞堆肥を投入することが出来ませんでした。
第2圃場については、流れ込んだ泥が有機質を多く含んでいましたので、肥料は投入していません。
その他の圃場については、化成肥料を投入しました。
尤も、夏の間に出て来た雑草を何度かすき込んでいますので、緑肥投入の効果も期待出来ます。

こうして次の一年へと繋がって行くことに、言葉に表せない大きな満足感、安心感を味わっています。
それもこれも、すべてはおいしいパンのために、つまりそこに帰結するのですが。
がんばります。


紙版・飯豊の空の下から・・・ 71号 pdfファイルを公開

昨夜の集中作業で、編集完了しました。
本日、web上にpdfファイルを公開しましたので、ご覧いただけましたら幸いです。
リンクは<こちら>

種蒔き始まる

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高野第1圃場
デュラム小麦Ⅰを作付け


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高野第2圃場
デュラム小麦Ⅱと一角にアインコルン小麦を作付け


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高野圃場全景
電気柵の設置も完了しました。

今日から麦の種まきが始まりました。

まず手始めに、圃場の状態が一番良好な高野圃場にデュラム小麦2種類を播きました。
午前中から諸々準備を始めて、最後に電気柵の設置完了まで、たっぷり一日かかりました。

途中、手分けして私は、中島第2圃場を今一度トラクターで耕耘し、種まきの準備を終えました。
明日の午前中に、ライ麦の種まきをする予定です。

その他の圃場は、先日の台風の時の雨の影響が残っていて土が十分乾いていませんので、今後一週間程度の間に順次進めたいと思っています。

ちなみに、今日種まきした高野圃場は2区画になっていて、それぞれに違う種類のデュラム小麦を作付けしました。
一つはすでに食工房の業務でも使っている品種で、フォカッチャの原材料になっています。

あと一つは、これまで試験栽培だったものを実用レベルに格上げして作付けしたものです。
短稈種で耐雪性もあり、越冬特性が良い(遺伝子の中に、秋に寒くなって来ると成長を止める、ストッパーが入っている)ので、雪国会津でも確実な収穫が得られます。

あと、ほんの一角にですが、知り合いからいただいたアインコルン小麦(一粒小麦)を播きました。
この小麦は、古代小麦の中に数えられていますが、いろいろと変わった特質を備えているようなので、これからの研究課題です。
ま、パンに焼いた時においしいかどうかが一番重要なのですが。
一部では、注目されている小麦のようで、高値で取引されています。

というわけで、明日も半日農作業です。

明日から種まき

晴天が続きそうです。

明日と明後日は定休日ですので、いよいよ麦の種まきに取りかかります。
手始めは、デュラム小麦からです。
今年は、二種類のデュラム小麦を作付けします。
越冬特性に差がありそうです。

そして次がライ麦です。
南部小麦も並行して播きます。
一番最後はスペルト小麦です。

試験栽培区は、今年はお休みすることになるかも知れません。
水害で二番目に広い圃場が耕作不可能になっているからです。
そこは、スペルト小麦の指定席なのですが、代替地として同じ面積を確保するには試験栽培区を犠牲にするしかないのです。
尤も、種子は数年間発芽する力を保持しているそうなので、来年以降また復活出来れば、種子の更新は途切れることなく継続可能です。

一連の作業は一日では終わりませんので、今後一週間くらいかけて食工房の仕事をこなしながら、少しずつ進めて行きます。
写真も撮影したいと思っています。
何しろ記録として残しておきたいのです。
後々、向上への資源になるかもしれませんので。

というわけで、明日は朝から農作業です。
がんばります!