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南部小麦、ライ小麦発芽

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中島第5圃場の南部小麦が発芽


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南部小麦発芽二日目


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中島第4圃場のライ小麦発芽


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発芽時に赤い色を呈するライ麦の特徴を見せているライ小麦の発芽(二日目)


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中島第2圃場のライ麦


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一足先に発芽したライ麦は、もうここまで成長しました。

昨日のことになりますが、9月21日に播いた南部小麦とライ小麦が発芽しています。
一日経った今日、写真を撮りました。

昨日は結構まとまった雨が降りましたが、水はけの悪い第4圃場と第5圃場も水浸しになった気配はありませんでした。
ただ、今はまだいいのですが、この後雪のシーズンに入りさらに雪解けの頃にどうなるか、多少の心配はあります。

さてこれで、今年播いた麦はすべて発芽しました。
めでたく百姓3年生進級が確定です。

早速、進級祝いサプライズパンセットを発売したいと思います。
これからオンラインストア などに発売の準備をしますので、少しお待ちください。

さて話は変わって、獣害対策の件です。

昨夜は食工房の明かりを点けっ放しにしておきましたが、正解だったかも知れません。
今朝、前の道路を挟んで向かい側の草地に、熊が侵入したとみられる痕跡を発見しました。
他にも、少し離れた場所の草地にも熊が歩いた痕跡がありました。

近所の方々も確認したようで、中島全体に緊張が走りました。
ま、それはそれでいいことです。
集落の全員がよく承知していることが一番大事ですから。

しかし今度の熊は、なかなか賢いと言うか用心深い熊のようです。
これだけ痕跡を残しながら、まだ誰も一度も姿を見ていません。
姿を見られないように立ち回っているということなのですね。

これでは、すんなり罠にかかってくれるかどうか、ちょっと微妙です。
今朝の段階では、罠にはまだ何も入っていませんでした。

一方、痕跡から子熊を連れた母熊の可能性も浮上して来ました。
なかなか難しい局面になって来ています。

この捕り物、いつまで続くでしょうか。
皆さま、どうぞこの顛末にご注目していてくださいね。
田舎暮らしの一つの側面だということを、この際ぜひ覚えてください。

会津産デュラム小麦

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左側がデュラム小麦の粉、右側は比較のために置いた小麦粉(北海道産・春よ恋)

6年ほど前、ライ麦原穀の中に異物として混入していた小麦と思しき種子を栽培して見たところ、これがデュラム小麦だったというわけで、あれから6年間毎年増やし続けて、今年は20kg収穫するまでになりました。
そしてやっと念願叶って、精麦、製粉、精製し、あのクリーム色をしたセモリナ粉を得ることが出来ました。

雪国会津で収穫された大変珍しいデュラム小麦です。
そこでこの銘柄を「会(アイ)デュラム」と命名します。

これからパンにビスケットに、あれこれ試してみます。

まずはフォカッチャでしょうか。
もう一つ、グリッシーニもありましたね。
こちらは、名称は違いますが食工房のバタービスケットが、ほぼ同じものに当たります。
そこでバタービスケットのデュラム小麦バージョンを試作して、食味や食感を確かめて見たいと考えています。
どんなものが出来るか、とてもとても楽しみです。

それから、パスタもつくってみようと思っています。
先ずは生パスタで食味テストを。
そして将来的には、乾麺加工してくれるところを見つけて、会(アイ)デュラムパスタを製品化したいですね。


中島第2圃場のライ麦発芽

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中島第2圃場、ライ麦発芽の様子


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中島第2圃場のライ麦発芽(播種3日目)

今日、中島第2圃場のライ麦の発芽を確認いたしました。
播種3日目でした。
ライ麦の生命力の強さには、全く驚かされますね。

あと、高野第1圃場のデュラム小麦も発芽していました。

明日は、中島第3圃場にライ小麦を、中島第4圃場に南部小麦を播く予定です。

百姓3年生進級も、ほぼ確実となって来ました。

ライ麦の発芽確認

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先ず目に飛び込んで来たのがこの情景、思わず「おー!」と声を上げる私でした。


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何度見ても、喜びと安堵そして込み上げて来る感動があります。

9月15日に高野第2圃場に播いたライ麦の芽が出ました。

実は昨日の夕方、発芽しているのを確認していましたが、暗くなり始めていたため写真は撮れませんでした。
今日の日中、改めて撮影ついでに再確認して来ました。

生命の誕生と言うか、発動、全く見事です。
来年の収穫の風景が目に浮かびました。
何度見ても、見るたびに新たな感動を味わいます。

画像ご覧になってお分かりになると思いますが、同じ圃場の中に区画を分けて設定した試験栽培区の麦たちも発芽していました。
この後、すぐとなりのデュラム小麦も発芽して来ると思います。

後発の中島圃場は、今日の段階ではまだ発芽は確認出来ていませんが、心安んじて待つのみです。
明日明後日のうちに、残りの二枚の圃場にも種まきが出来ると思います。

今、私が実感を強くしているのは、自然の計らいを味方につけるために、どう振る舞えば良いのか、それが分かった!そんな感じです。
もちろん、分かってもそれをちゃんと実行しなくてはダメなんですけどね。

百姓は、本当に奥が深くて面白いです。
パンをおいしくする道でもありますから。
麦、万歳!

予定通り、ライ麦播きました

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中島第2圃場播種作業中
整地作業に1時間、麦播きに約2時間かかりました。


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ライ麦を播き終えた中島第2圃場

今日は、いつものパン焼きだけでもそこそこ負荷の大きい一日になるのですが、プラス麦播きという大イベントをこなしました。
私、あと10日ほどで69歳になる前期高齢者ですから、このくらいのことでもやれば出来るという体の健康を、殊更ありがたく感じないではいられませんでした。

今度こそ、一年分に間に合うだけの収穫が成るものと思います。
何はともあれ、先ずは発芽を確認してから、詳細をご報告いたします。

今年の麦播きは、あと二つの圃場が残っています。
明日からお天気が崩れてしばらく雨続きになるようですから、どうしたものか・・・。
時間的にはまだ少しの猶予はありますから、様子を見ていることにしましょう。

残りの二つの圃場には、ライ小麦と南部小麦を播く予定です。
いずれにしても、今月中には終えたいと思っています。

それにしても今日は、くたびれました。

麦播き始まる

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高野第一圃場にデュラム小麦を播いています。


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高野第二圃場にライ麦を播いています。
後方の一角に試験栽培区を整備しているのは、上の娘です。


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種まき機、その名も「ごんべえ」
圃場がきれいに整地されていないと、押しても前に進みません。
2年前は、ロープをかけて前から引っ張ってもらいました。

この先のお天気を睨んで、今日から始めることにしました。
麦播き、つまり麦の種まきです。

今日は先ず、条件が整っている高野圃場に、デュラム小麦、ライ麦(採種用)、そして一角に試験栽培区を設定して11品種の種子更新用の種まきを行いました。

デュラム小麦とライ麦は、手押し式の種まき機「ごんべえ」を使いましたが、これがまた大変良く出来た機械で、溝切りと種まきと土寄せと鎮圧、これを同時に連続して実行出来るのです。
高野圃場は、2枚合わせても4a程度の面積ですから、1時間もかからないで終わりました。

とは言うものの、2年前は圃場の整備が間に合わず、この種まき機を押して進むことが出来ませんでした。
苦肉の策で、ロープをかけて上の娘に前から引っ張ってもらったものです。
今では圃場の整備が進んで土質も良くなり、整地もきれいに出来るようになりましたので、本当に楽に一人で軽く押して進むことが出来るようになりました。

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二年前の麦播き
後ろから押すだけではうまく進まないので、前からも引っ張っています。

その一方で、一角に設定した試験栽培区は、一列または1/2列を三角鍬を使って手作業で溝切り、種まき、土寄せ、鎮圧の4つの工程を一つずつ進めて行きますから、これだけでたっぷり1時間はかかりました。
尤もこれは麦ラボの重要な研究業務ですから、それだけの時間をかける価値はあるのです。
来年の成果が楽しみです。

さてこうして、スタートを切った麦播き、この後は大きな圃場が待っています。
直前にもう一度トラクターで耕うん整地してから種を播きます。

稲作だと田植えがスタートですが、麦は直接圃場に種まきするので、麦播きが事始めであり重要な節目です。
本当なら神事も行うべきところですが、特にその心得もありませんので、天を仰ぎ地に触れてお願いをしました。

きっとうまく行きます!
発芽が確認出来たら、百姓三年生進級です。

麦の種まきが近づいています。

昨年の農事歴をブログを見ながら振り返っています。

それによると、スペルト小麦を播いたのが9月21日と22日、ライ麦は24日でした。
今後の気温の変化やお天気の移り変わりにより前後するとは思いますが、一ヶ月以内に種まきです。

圃場の準備は、ほぼ終わっています。
種まき直前にもう一度トラクターで耕うんしますが、それはほとんど時間のかからない楽な仕事です。
それでも今年は一挙に面積が2倍近くになりましたので、昨年よりは時間がかかるはずです。

昨年よりも確実に出来の良かった麦の収穫でしたから、来年はさらに向上を課すことにしています。
圃場も、年々状態が良くなっています。
来年には、周りの農家さんたちも、もっと注目してくださるでしょうか。

発芽がと初期の成長が確認出来たら、今年は百姓2年生進級祝いのパンセットを組んで、特別価格で販売したいと思っています。
どうぞお楽しみに。

ちなみに、今週のパン焼きから新麦になります。
風味、食感、どうぞご期待ください。

麦の残留放射能検査結果

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2020年産ライ麦原穀 残留放射能検査結果


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2020年産スペルト小麦 残留放射能検査結果

2020年産のライ麦とスペルト小麦の残留放射能検査結果が出来ましたので、この場にご報告申し上げます。
予想通り、検出限界一桁ベクレル台での不検出で、全く問題なしの結果です。

未だに福島の農産物に放射能の懸念をいう人がいますが、もうそろそろ黙っていただきたいと思います。

もちろん、食工房のお客さまの中には、そのような方は存じ上げません。
よく理解してお付き合いしてくださっていることに、いつも感謝申し上げております。

なお今後ともよろしくお願いいたします。

麦の味が分かるパン

今日のスペルト小麦食味テストバージョンのパンも、先週のライ麦同様大変良好な出来となりました。

麦の風味が分かるパンになっているということは、実は簡単そうでいて難しいのです。
パンには、いろいろ副原料が加わることが多いので、麦の味がストレートに出ることは意外にないのです。

例えば、イースト菌の臭いも小麦の風味を分かり難くしてしまいますし、油脂分も然りです。
食工房の酵母は培養基が小麦粉ですから、熟度を誤らず用いれば麦の風味が本当にストレートに表出します。
またパン生地には、一部を除いて基本的に油脂分を入れませんので、麦の風味を邪魔するものがないのです。

今日のテストでも、新穀の風味が強く感じられて、あの新米のご飯がおいしいのと同様な感激を味わうことが出来ました。
食工房では、収穫した麦を保冷倉庫に預けてあり、必要量だけ出庫して製粉しますから、いつでも新穀の味わいを得られる計らいになっています。

こうやって皆さまに気を持たせて置いて言うのも何ですが、在庫になっているライ麦と小麦の全粒粉がまだ少しあって、いくら何でもそれを捨てるわけには行きませんから、新麦のパンはもうしばらく先までお預けです。
申し訳ありませんが、ご了承ください。

ちなみに、来週は件のライ小麦の食味テストを予定しています。
私たちも初めて味わうライ小麦(正確には、・・・かも知れない麦)、とてもとても楽しみです。
皆さまもどうぞご期待ください。


獣害対策マップ、次々更新

明日は、スペルト小麦食味テスト

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ライ小麦ではないかと思われる特長を持つ麦です。
葉は幅広で全体に大型の体形で穂も特別大きい。

明日は、2020年産スペルト小麦の食味テストバージョンのパンを焼きます。

先週のうちに精麦製粉してシーズニングしておいた全粒粉を使います。
先ず以て、全粒粉から立ち上がって来る香りは、全く申し分ありません。

明日は、飯豊山食パン、小麦丸、みのりのパンの三品目が対象です。
粉の状態からして、おいしいパンになることは間違いありません。
酵母の調整も、念を入れています。

ところで今年は、もう一つ食工房にとって画期的なテストが実施されます。
ある種類の小麦の食味テストです。

話は、今から6年ほど前のこと、輸入品のライ麦原穀の中に異物として混ざっていた穀粒を鉢植え試験栽培していた頃に始まります。

その中のたった一粒しかなかった大粒の麦が、福島会津の気候によく合って旺盛に育ち、数年後には圃場に播くほどになりました。
旺盛な生育、見栄えの良い大きな穂、そして特別大粒の実、収量も上がりそうです。

これが、節の数などから小麦であることは分かりましたが、穂の付け根の部分にライ麦の特長もあり、ひょっとしてこれが文献などに出て来る「ライ小麦」なのでは・・・と、疑問のままその後もずっと試験栽培を続けていました。

そしてやっと今年は、わずかに1kg足らずですが食味テストに回せる量を確保しました。
それを今日、精麦製粉したというわけです。

一週間ほどシーズニングして、来週末8月1日(土)のパン焼きで、小麦丸スタイルのパンを焼いてみることにしました。

たった一粒から増やした麦ですから、恐らく日本国内では初めてのことになるのじゃないでしょうか。
感無量です。

尤も、食味が良くなかったらガッカリですが、全粒粉の状態では良い香りがしていますし、口に入れてみた感覚では、ほんのり甘みがあってやわらかく温かみのある味わいでした。

麦ラボの大きな成果の一つになるかも知れません。
楽しみです。

スペルト小麦、籾摺り作業

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籾摺り作業開始


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ジェットファン式籾摺り機 イセキ MGJ-3M3


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籾摺り機稼働中


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未精製原穀投入口


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籾摺り機からグレーダー(選別機)に直結
自動計量で袋詰め出来る


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テント張りのスペースの中に麦殻を排出


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2020年産スペルト小麦
籾摺り、選別済み原穀


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スペルト小麦、麦殻


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排出された麦殻を集めると、体積は中身が入っていた時と全く同じです。

本日は貴重な晴天の一日となりました。

予報で分かっていましたから、スペルト小麦の精製(籾摺り)作業をやりました。
何しろこの作業を早く終わらせたかった・・・。
そうしないと、倉庫の中がいつまでも片付かなかったので。

本日は、段取りから後片付けまで含めて、朝から大方一日かかりました。
籾摺り工程自体は、一時間少々で終わっています。

件のジェットファン式籾摺り機は、期待通りの性能を発揮してくれました。
脱っぷは完全ですし、穀物の傷みはほとんどありません。

それでも、一工程では若干麦殻が混ざっていましたので、再度工程を繰り返して二行程かけたところ、完璧な原穀が得られました。
選別機でふるい落とされた選別下は、10%より少し多いくらいで、まあまあ出来は良かったのではないでしょうか。

ただ、収量は思ったほどなく、全体で130kg程度でした。
それでも昨年よりは多くなりましたので、こちらは何とか一年分間に合うのじゃないでしょうか。

これでライ麦とスペルト小麦ともに収穫が確定し、本年の麦の収穫作業は無事終わりました。
今回、なかなか緊張感が高く、思えば冷や汗ものの収穫期でしたが、今は心の底から安堵しています。

これから一部を製粉してパンを焼き、食味テストをしたいと思っています。
食味テストのスケジュールは、後日発表いたします。