麦畑通信」カテゴリーアーカイブ

麦育つ

麦ラボ

高郷町の南部小麦は、もう収穫時期になっていました。


麦ラボ

スペルト小麦です。まだ真っ青です。
すぐ隣がユキチカラですが、スペルトの生育がいかにゆっくりしているかが分かります。


麦ラボ

デュラム小麦です。
やっと色づき始めたところです。
それにしても、見た目が華やか。

作付けをお願いしている農家さんの圃場に、麦の様子を見に行って来ました。

二軒の農家さんとも、この春見た時は肥料の入れ過ぎか早々と倒伏する株がある状態で、先行きが危ぶまれる状況もあったのですが、今日見た限りでは、倒れながらもたくましく育って実の入りも良く、収穫が楽しみな状態になっていました。

思っていたよりずっと良い育ちで、内心これはイケるぞ!と意を強くした次第。
楽しみです。

南部小麦とゆきちからが一番早くて、明日にも刈り取りか・・・?というところ。
デュラム小麦は、もう少し先。
スペルト小麦は、さらに遅れそうです。

南部小麦とゆちきから以外は、今年は種子の確保が主な目的なので、パンになる分は限定的ですが、それでも今から楽しみにしています。
皆さまもご期待くださいね。

そうそう!ライ麦のドライフラワーもいい具合に乾いて来ました。
もうすぐ仕上げて、皆さまに少しずつ差し上げたいと思っています。
こちらもお楽しみに。


★新しい号の編集をしています。もう少しお待ちください。

今は、「紙版・飯豊の空の下から・・・」№46をご覧いただけます。

IIDE


shokuko store

初めて見る、スペルト小麦の穂

麦ラボ

初めて見る、スベルト小麦の穂
意外に、ノゲが短いと言うか、ほとんど無いのですね。


麦ラボ

鉢植えしたスペルト小麦が、早々と穂を出しました。
草丈は、そこそこ。
高くもなく、低くもなく。


麦ラボ

東北の在来種、南部小麦です。
ノゲが短いところはスペルト小麦によく似ていますが、登熟したころにどんな違いが見られるか、楽しみにしています。


麦ラボ

食工房で特に注力しているのが、このデュラム小麦です。
雪国での越冬の難しさを克服しつつあります。


麦ラボ

デュラム小麦の穂
大きな穂、長いノゲ、見た目の華やかさは麦の中で一番。
ドライフラワーにして販売も考えています。

昨年初めて種を蒔いて育てたスペルト小麦が、穂を出しました。
初めて見る、スペルト小麦の穂です。

ネット上に公開されている画像を検索した結果からも、これがスペルト小麦であることは間違いありません。

そもそも、スペルト小麦の原穀として売られていたものです。
そして南ドイツ原産のものです。
東北で十分生育可能と見込んでいましたが、問題なく冬を越し、逞しく成長して穂を付けました。

画像は鉢植えのものですが、圃場にも蒔いていますので、そちらも間もなく穂を出して来ると思います。
すごく楽しみです。

そしてもう一つの目玉が、デュラム小麦です。
これは、数年前カナダから入荷したライ麦の中に異物として混入していた小麦と思しき種子数種を一粒ずつ発芽させて鉢に植え、交雑に注意しながら栽培し、その後現在まで自家採種しながら増やし続けてきたものです。
その中の一つがデュラム小麦だったというわけです。

他にも注目に値する品種がありましたが、品種は今一つ不明のまま、栽培更新し続けています。

デュラム小麦は、すでに圃場にて作付けをしましたが、圃場の選び方、肥料の施し方や越冬への配慮などに課題が生じ、今年は大きな収穫は望めない状況です。

今年は、食工房でも耕作を開始しますので、特に難しい部分には率先して挑戦し、お願いしている農家さんたちをリードして行く所存です。

麦の育ちに元気づけられ

麦ラボ

わずか50gの麦(種)が、これだけになりました。
畑の力、植物の力、皆、奇跡に思えます。


麦ラボ

穂が出るタイミングも、揃いました。


麦ラボ

今までで一番大きく立派な穂が出ました。

今日も忙しい一日でした。
お天気は良くて気温も上がり、暑さを感じました。

このところの陽気で、麦がグングン伸びています。
うちの畑のライ麦が穂を出しました。

今年は、茎が太くしっかりとしていて、大きな穂をつけても倒れることはないと思えます。
昨年9月、片手の平に乗るくらいのわずかな量(50g)をパラパラと5m×3列蒔いて、こんなに旺盛に育ってくるのですから、全く驚きです。
一粒万倍の例え通りの結果になっています。

これをそのまま広げると、10a(1反)当たり900kgにも達します。
種子の選別、蒔き方、肥料の与え方、追肥と中耕、そして刈り取り適期の見極め、刈り取りと乾燥、これら全てにノウハウがあるってことなのですね。
この数年の取り組みで、確かな手応えを掴みつつあります。

麦の育ちに、元気をもらっています。

ライ麦、小麦、スペルト小麦、デュラム小麦、大麦、その他品種未確認の麦各種、麦ラボの中身は年ごとに濃くなっています。

全ては、おいしいパンのために。
そして健康と幸福のために。

麦ラボ通信180505

麦ラボ

山都町、宮月圃場のゆきちから(小麦)
こちらで、スペルト小麦とデュラム小麦も作付けしてもらっています。


麦ラボ

高郷町、川前圃場の大麦
早くも穂が出ていました。


麦ラボ

高郷町、上中野圃場の南部小麦

落ち着かない時間が過ぎています。
来週月曜日から一週間ほど、郷里の高知にまた出かけて参ります。

店は、臨時休業となります。
通販出荷対応も止まります。

どうかご了承くださいませ。

そんな合い間に、今日は、作付けをお願いしている農家さんの圃場に、麦の様子を見に行って来ました。
この冬の雪が特別多かったので、うまく越冬出来たかどうか若干不安がありましたが、そんな心配は無用でした。

どの圃場も大変旺盛に育っており、先行きは明るいようです。
一番心配だったデュラム小麦も、雪国会津での越冬に問題が無いことが分かりました。

今シーズンは、何と言っても手探りの一歩の部分が多くありましたので、スペルト小麦、デュラム小麦に関しては、十分な収穫と言うよりは確実な種取りプラスアルファで終わりそうですが、来年以降とても楽しみです。

パン屋を始めて、次に麦の栽培に開眼させられて、これから先、何かと麦に助けてもらう流れになりそうな気がします。
麦が好きです。

宮月圃場

飯豊の空の下から・・・

圃場は、こんな景色を眺める場所にありました。
ここは、只見川と阿賀川の合流点の近く、ダム湖の畔です。


食工房

宮月圃場全景


食工房

河川敷を開墾して圃場にしています。


食工房

中の2列がスペルト小麦、左3列がデュラム小麦、右数列は福島県の奨励品種ユキチカラです。

地元喜多方市山都町の農家さんの圃場に、お願いしたスペルト小麦他の芽が出たとのことで、早速様子を見に行ってきました。

そこは、宮月という美しい名称をいただく集落で、只見川と阿賀川の合流点に位置する場所です。
新郷ダムのダム湖の中ほどに当たり、静かな水面を間近に眺める素晴らしいロケーションです。
写真を撮ったりしている間にも、時々カワセミが川に飛び込む音が聞こえて来るような、そんな場所なのです。

ここでは、4種類の小麦が作付けされています。
そのうち3種類は食工房でお願いしたものです。
南部小麦、スペルト小麦、デュラム小麦です。
あと一種類は、福島県の奨励品種ユキチカラです。

小麦に関して、すでに経験豊富な農家さんなので、来年の収穫期が今から楽しみです。
麦秋の頃のこの場所の眺めを想像するだけで、何だかワクワクして来ますね。

今日は久しぶりの晴天の下、蕎麦刈りも進んだようです。
店の前の畑も、無事作業が終わったようです。

家の畑では、白菜と大根が生育中。
これも久しぶりに、夕方のひと時、私は畑で草取りをしました。

遡って午前中は、埼玉県より友人一家が旅の途中に立ち寄ってくれて、楽しい歓談のひと時を過ごしていました。

というわけで、満足、満足の休日でした。

麦、その後

本日も概ね晴天、昨日に増して暖かい一日となりました。
祝日で昨日に続いて連休となった今日、三々五々ご来店のお客さまが見えました。
バイクで遠出の途中、立ち寄ってくださった方もありました。
ツーリングには最高のコンディションでしたね。
時々、近くの国道を通過して行くオートバイの爆音が聞こえていました。

食工房

高郷・大麦圃場1


食工房

高郷・大麦圃場1


食工房

大麦幼苗


食工房

高郷・大麦圃場2


食工房

高郷・大麦圃場3


食工房

試験場の委託で、新品種の試験栽培をしている区画。


食工房

高郷・小麦圃場1・南部小麦


食工房

高郷・小麦圃場3・デュラム小麦


食工房

デュラム小麦幼苗


食工房

高郷・小麦圃場2・ユキチカラ
畝間に雑草が生えて来ました。


食工房

ユキチカラ
早や、分けつが始まっています。

そして午後、私は仕事を切り上げて、麦の圃場を見に行ってきました。
大麦、小麦合わせて6ヶ所。

先に蒔いたものは、早や分けつが始まっており、畝間には雑草がびっしりと生えていました。

これらが、それぞれ来年の夏にどんな風景になっているか、大方予想は付いていますが、きっと素晴らしい見栄えになると思います。
今から楽しみです。

麦の発芽

食工房

ライ麦が一番先に芽を出しました。


食工房

ライ麦は、発芽時は赤い色をしています。


食工房

デュラム小麦です。


食工房

白菜が巻き始めました。

植物の発芽を見るのは、何とも言えずうれしいものです。
食工房の自前の畑では、ちょうど今、麦の芽が出たところです。

スペルト小麦、ライ麦、デュラム小麦、その他数種類を蒔きましたが、一番先に芽を出したのがライ麦でした。
その後を追うようにデュラム小麦が、スペルト小麦はやっと先端が覗いたところです。

今朝まで雨が降っていた畑では、水滴のついた芽がキラキラと朝の光を反射して感動的でした。
小さな水滴の中に、後ろの景色が逆さ映しになって見えています。

白菜も元気良く巻き始めました。
今朝は、こんな風景に元気をもらいました。

そのまま外にいたかったくらいでしたが、今日はほぼ一日PCの前に座りっ放しでした。
でもそのおかげで、IIDEの方はほぼ終わりました。
これからカミさんが絵を描いて、それを編集してレイアウトすれば、紙面が完成します。

麦ラボ、種まき

麦ラボ

カキ殻粉末をまいています。
今回は、有機肥料の他、化成肥料も併用しました。


麦ラボ

整地したら紐を張り、それに沿って溝を切ります。


麦ラボ

種を蒔くための溝を切ったところ


麦ラボ

付けた溝の中に、種を蒔きます。


麦ラボ

スペルト小麦の種です。


麦ラボ

蒔いた後、薄く覆土したところ。
あとは、発芽を待つのみ。

今日は一日晴れでした。
日中、雲一つない快晴の時もありました。

気温もぐんぐん上がって、久しぶりに暑いと感じました。
そんなお天気の下でしたが、畑に出て麦の種を蒔きました。

小面積と言うこともありますが、圃場の整備は、すべて手作業です。
おかげでたっぷりと汗をかきました。

スペルト小麦、ライ麦、デュラム小麦の3種類を3畝ずつ、交雑を防ぐために間隔を開けて蒔きました。
南部小麦は、農家さんでの収穫が安定して来ていますので、自分たちではやらないことにしました。

あとその他に、娘が研究用に畑の一角を仕切って、4種類の麦を一列ずつ蒔いていました。

自然のサイクルに合わせて、一年一作の麦との付き合いは気の長い仕事ですが、私たちには合っていると言うか向いていると言うか、自然と愛着が湧いて来るのですね。

どんどん深入りして行きそうです。


猿、出没!

今日の夕方、当集落内松阪地区の住宅裏手の山林に、猿の群が現れました。

間近にお住いの方が、爆音花火を鳴らしましたので、私も駆け付けて一緒に追い立てました。

お隣の本木集落との間を行き来している群で、先日の辰ヶ原地区で追い払ったのとは別の群です。
こちらの群は規模が大きく行動範囲も広くて、この前東向地区に出没したのと同じ群です。

今日は、十分に脅しをかけることが出来なかったので、明日にもまた現れるかも知れません。
早朝から警戒です。

小麦の発芽

食工房

高郷町塩坪第一圃場
南部小麦が発芽しました。


食工房

南部小麦の発芽
一見たよりなく見えますが、この先を見ていてください。

高郷町の農家さんに作付けをお願いした南部小麦が発芽しました。
今日は、写真を撮りに行って来ました。

この農家さんのやり方だと、筋蒔きでしかも畝幅を60cmも開けています。
もっと有効に面積を利用しないのかな・・・と思いましたが、ちゃんと理由があったのですね。

60cmの畝間に、後々管理機という機械を走らせるのです。
中耕と言いますが、除草と追肥を効率良く行うための手法です。

麦は、追肥で育てよと言うのだそうで、元肥はある程度にして初めのうちは小さく育て、冬を越してからその後成長に合わせるように何度かに分けて追肥を施し、増収につなげられるということのようです。

いろいろノウハウがあるのですね。
小面積だと、このような手間をかける農法も可能ですが、海外あるいは北海道にみられるような大面積の圃場では不可能でしょう。

いずれにしても、まずは品質が最優先です。
品質の良い小麦が沢山取れるというなら、それは大いに結構なことです。
経過を見せていただこうと思っています。

明日は、定休日を使って、食工房麦ラボの種蒔きです。
お天気も良いようですし、時期としてもちょうど良いタイミングです。

ライ麦、南部小麦、デュラム小麦、スペルト小麦を蒔きます。
いずれも、種を切らさないようにするための栽培です。


ライ麦ごはんの素 お徳用500g 新発売!

ライ麦ごはんの素

ライ麦ごはんの素 お徳用500g 490円にて新発売

ライ麦ごはんの素のお徳用バージョンとして、500g包装品を新発売しました。
価格は490円、グンとお得です。
リゾットにしてもおいしく食べられます。

食工房、麦ラボ(麦の研究室)

食工房の中に、いつの間にか麦の研究室が出来ていました。
上の娘が、カナダから輸入されたオーガニックライ麦の中に異物として混入していた、小麦らしき種子を鉢植えして育て、種を増やし始めて早や4年目。
最初2粒しかなかった物も、4年目の今年、2kg収穫出来たものもあります。

一方、ライ麦と南部小麦の地元産も定着して来ました。
大麦も、地元の方から入手出来るようになって、早や3年目。
今、麦がとても面白い!と感じています。

日本は、お米の国だと言われるのですが、麦だってなかなかどうして、活躍の場は米よりもむしろ多いくらいです。

大麦は、主食用にも使われますが、何と言ってもビールでしょう。
小麦は、パンやお菓子に。

そして日本の食卓に欠かせない醤油は、大豆と小麦が主原料です。
うどんやソーメンなどの麺類もありますね。

そして、デュラム小麦から造られる、スパゲッテイーやマカロニなど(パスタと総称されます。)も人気の食品です。
あと、小麦で忘れてはならないのは、ウィスキーでしょう。
スコッチは小麦から、バーボンはトウモロコシやライ麦から造られます。

とうもろこしは、別名「唐麦」のも言いますので、麦の仲間と言っても良いのですね。
コーンフラワーのマフィンは、とてもおいしいそうですよ。

食工房は、パンと焼き菓子の店が本業ですが、原材料の小麦やライ麦などに関心を深めるうちに自分でも育ててみたくなり、皆さまもご存じのようにすでに取り組んでいます。

パン屋の仕事を、商工業の立場から見るだけでは、半分しか見えないのだと思います。
農業の立場からパン屋の仕事を見れば、また全然違って見えるでしょう。

食工房は、もっともっと農業に近づきたい!きっとパンづくりにもお菓子づくりにも、貴重な示唆が得られると思っています。

麦ラボ

脱穀後の麦ガラですが、なかなかきれいです。
店に飾っておきますので、ご来店の際にご覧ください。


デュラム小麦、長いノゲを持ちとても華やかな姿をしています。


麦ラボ

品種は不明ながら、中東の品種かも・・・。


麦ラボ

ライ麦、清楚な感じです。
美しい!


麦ラボ

超大粒の小麦、色は飴色、デュラム系かあるいはライ小麦?


麦ラボ

小麦ですが、品種は不明
カナダからやって来た。


麦ラボ

小麦、ノゲが長い、硬質小麦のようです。


麦ラボ

南部小麦、穂の色が濃い茶色で、他のものとははっきり違うので見間違えることはありません。


麦ラボ

いつの間にかこんなに沢山集まってしまいました。

今年の食工房畑のライ麦

麦ラボ

足踏み式脱穀機をセットしたところ
周りに飛び跳ねるので、パネルとシートで覆いました。
これが、大変うまく行きました。


麦ラボ

2017年産、食工房畑のライ麦


麦ラボ

デュラム小麦、二年目の今年は大変良い出来でした。

昨年、刈り遅れによる穂発芽で品質を落としてしまったことに懲り、昨年の種まきの際には、上の娘が種子選別を徹底的にやりました。

そして、一昨年ばら蒔きしたのを、昨年は筋蒔きに戻し極薄蒔きして、蒔いた種がわずかに隠れる程度に覆土も施しました。

結果、発芽率が良かったことは言うまでもありませんが、発芽が完全に揃ったことや苗の生育も不揃いなくとても順調だったことに、改めて種の品質の重要さを思い知った次第。
麦踏みも2回、春には除草を兼ねて畝間を耕す中耕を実施しました。

最後の刈り取りは、倒伏と穂発芽を警戒して、少し早めの刈り取りとなったため、ハザ掛けによる天日乾燥で追熟を待ちました。

約10日間ほど経って、実の充実と乾燥を確認して、昨日の脱穀に漕ぎつけたというわけです。
その結果、2坪ほどの面積から5kgの収穫がありました。

これを1反=10a・300坪に換算すると、何と750kgにもなるのですね。
12.5俵(1俵=60kg)です。(ちなみに、昨年の収穫は1反=10a当り450kgでした。)
そして収量が多いだけでなく、品質も昨年よりずっと良いのです。

もちろん、狭い面積に集中的に手をかけていますから、大きな圃場で同じ成績が出るとは限りませんが、最大でそれくらいの可能性があるということですから、ライ麦は全く素晴らしい作物だと言えますね。
否、小麦だって大麦だって、可能性としては同じだと思いますね。

麦の研究に深入りして行きそうです。
今後、デュラム小麦(パスタ用品種)とスペルト小麦(古代小麦)の作付けを定着させたいと考えています。