Do it yourself」カテゴリーアーカイブ

サイトのSSL化

食工房

赤い丸で囲った部分がセキュリティーに関する表示です。

webサイトを運営する者にとって、まず一番の課題はセキュリティーです。

情報のやり取りをする時、情報を暗号化して外部から不正な方法で覗き見られないようにするための技術をSSLと言いますが、実はお正月の休みの間に、食工房のホームページとブログのSSL化を実現させました。

やって見れば意外に簡単でコストもかからず、もっと早く済ませて置けば良かったと少し後悔しています。

それまでは、ブラウザで表示した時、アドレスの頭に警告マークと「保護されていない通信」というメッセージが表示されていました。

これが直ちに危険と言うことではありませんが、幾分のリスクはあるわけで、アクセスしてくださる方には申し訳ない・・・と思っていたわけです。
しかし、今回の措置でその憂いも無くなりました。

こうしたことも、Do it yourself で出来るのがありがたいですね。

お問い合わせフォームへのアクセスも、安心かと思います。
今後ともよろしくお願いいたします。

古いパソコンのメンテナンス

家には現在、7台のパソコンがあります。
一番古いのは、2007年頃に買ったDELL製のVostro1000ノートPCです。
以降、最新2018年導入のデスクトップPCまで、そして娘二人が持っているものも合わせて合計7台になります。

古いものは現役を引退していますが、それでも私の趣味ですべて使用可能な状態にしてあります。
その中で、一番古いのと二番目に古いのをメンテナンスして、少しでも良好に動作するようメンテナンスしました。

これまでに何度かレポートしていますが、その古い機種でもすべてWindows10で動きます。
最初は、WindowsXPだったモデルです。
当然のことながら、Windows10では軽快に動くとは言い難いですが、インターネット閲覧は出来ますし、動画も高画質フルスクリーンでなければ十分再生します。

目下のお役目は、作業場でBGMを鳴らすための音源です。
音楽再生もCDは沢山ありますが、一々入れ替えるのが面倒ですから、結局すべてパソコンに取り込んでおけば、そこからいくらでも長時間連続再生が可能というわけです。
パン生地に触ったりした手では、CDなんか触れませんからね。

明日も、お気に入りの音楽を聴きながら作業していると思います。
パン生地のためにもいいかも知れません。
おいしいパンを焼いて、皆さまのお越しをお待ちしております。

昨日は、PCトラブルにて

昨日は、業務で使用している2台のPCのうちの一つがトラブルを起こし、夕方から対応し始めて深夜までかかってやっと仮復旧しました。

その原因というのが、ついこの前に触れましたがハードディスク(今回の場合はSSDというタイプ)の故障で、それも全く何の前触れもなく死にました。
全く突然にアクセス不能となり、OSを起動することが出来なくなりました。

BIOS画面でも、当該SSDが認識されていないという最悪の事態です。
会計ソフトのデータや受注ファックスのデータにアクセス出来ない状況となりました。
パソコンを使っていて一番怖い故障がこれだという、典型的なトラブルです。

さてどうしたものかと頭を抱えましたが、一つだけ手がありました。
実は、今年の1月に、当該ハードディスクを更新しているのですが、クローンを作った際の元ディスクをそのまま取ってありました。<参照>

それを取り付ければ、11ヶ月前の状態に戻ることにはなりますが、動く可能性はありました。
一体どんなことになるのか不安もありましたが、それしか他に方法も無いと判断し、挑戦することに。

結果から申し上げれば、いろいろな設定を手動で修正しなければなりませんでしたが、また一部消失したデータもありましたが、まあ何とか復旧と言える状態になりました。

しかしこのままでは、いつまたトラブルに見舞われるかも知れませんので、この仮に使用している古いディスクをもう一度更新しなければなりません。

そして、システムのバックアップを完全にする方法も考えなくてはなりません。

いや、今回はちょっと大変でした。

PCメンテナンス

今や無くてはならない道具となったPC(パソコン)ですが、どんな機械もそうであるように、永久不変完璧に動くものではありません。
高度な電子機器であるPCは、それこそものすごく複雑な構成により出来上がっています。

その部分品の中には、比較的短期間で消耗するものもあります。
デジタルデータは永久不変に保存可能なはずですが、それを記憶している媒体が永久不変ではないので、複数の媒体に記憶させたり、一定期間ごとに新しい媒体に移し替えるなどの方法を取らなくてはなりません。

で、その筆頭がハードディスクです。
これが不調を来たすと、PCの動作そのものが不能となりますから大変です。

しかし、それほど重要な部品の割には意外に寿命が短く、すでにその前から小さな不調を訴えます。
それに気がついたら、頃合いを見て機能不全に陥る前に交換しなくてはなりません。
だいたい2、3年くらいのスパンです。

家には、業務で使用するPCが2台あっていずれもデスクトップ型と言われる大きなガタイの本体とディスプレー、キーボード等、全ての構成物はバラバラです。
ですから、ハードディスクの交換も、比較的簡単に出来ます。

ただ、中に入っているデータを移し変えるのは結構大変です。
特に、OSを含むシステムデータの移行は、以前ご紹介したことのある専用機器または専用のアプリケーションに頼らざるを得ません。

今回は、M.2 NVMe SSDというチューインガム1枚と同じくらいのサイズのメモリー(これがハードディスクの代わりで、容量も1TBもある。)でしたから、私が持っていた機器では対応出来ず、専用アプリケーションを購入して臨みました。

件のPCには、このメモリーが2枚装着出来るようになっており、最初から入っていた1枚に新しい1枚を追加して、この2つの間でクローン作成を行いました。
使用したアプリケーションは、EaseUS Todo Backup というもので、1年間のサブスクリプションで3,590円です。

作業は、まずWindowsが立ち上がっている状態でEaseUS Todo Backupを起動します。

設定メニューの中からクローン作成を選びます。

ソースディスク、ターゲットディスクを順に選択し、必要に応じて細かい指定をしてスタートボタンをクリックします。

あとは、完了まで15分ほど待っているだけです。

完了のメッセージが出たら画面を閉じ、一旦PCをシャットダウンします。

その後再び電源を入れPCを起動させます。

メーカーロゴが出たら、Windowsが起動する前にF2キーを連打してUEFI画面にアクセスします。

Boot Menuを選択し、起動ディスクを新しいディスクに指定して設定を保存し画面を閉じます。

PCは自動的に再起動します。
Windowsが立ち上がったら、エクスプローラーでPCのCディスクのプロパティーを見て、新しいディスクから起動していることを確認します。

とまあ、こんなことも自分でやるものですから、時間がいくらあっても足りなくなるのは道理ですね。
これもまた私流の生き方なので、仕方ありません。

あぁ、写真とか撮っておけば、もっと興味を持っていただけたかも知れませんね。
今回、ちょっと備忘録ということで、どうもあいすみません。

PCメンテも仕事の内

商売をしていると、どうしたってパソコン(以下PCと表記)のお世話になります。
スマホやタブレットでどこまで出来るのか知りませんが(使わないと言うか、持っていない)、経理、広報の編集、ブログやホームページの管理、商品ラベルの作成などなど、PCが無ければもはや仕事になりません。
そして、そのPCのメンテナンスも、そこそこ自分で出来ないことには、何かある度に仕事が止まってしまうことになります。

突然インターネットに繋がらなくなったり、メールの送受信が出来なくなったり、プリンターが動かなくなったり、保存してあるはずのデータにアクセス出来なくなったり、まあ上げればキリのない数のトラブルが年中発生します。
PCを使っていれば、それはもう宿命みたいなものです。

しかしそんなトラブルの原因の大半は、単純な操作ミスや設定ミス、あるいはもっと単純にケーブル端子の接触不良だったりします。
もちろんウイルスに感染することによるファイルやプログラムの破壊と言うこともありますが、それでも長い間には、本当に機械そのものの寿命が原因と言うこともあります。

実はここしばらく前から、仕事で使用しているメインPC(DELL Vostro420 2009年3月購入)が不安定な挙動をすることが多くなっていました。
今までの経験から、記憶装置のハードディスクの寿命が近づいているのではないかと察しを付けていました。

OSなどシステムデータが入っているSSD(512GB 2014年9月に換装)がすでに6年以上経過していること、作成データが入っているハードディスク(1TB×2台でミラーリングを構成 2015年5月に換装)も寿命が来ている可能性があることから、これらを一挙に交換しました。

システムディスクのSSDは、クローン作製出来る道具を持っていましたので、それを使って30分ほどで換装完了でした。
容量も、後々のことを考えて2倍の1TBにして置きました。

一方、データディスクは、中のデータを全て一旦システムデータが入っているCディスクに戻した後、マウント解除して2台とも交換しました。
そして、別のもう一台あった1TBのハードディスクも合わせて1TB×3台をマウントし、双方向ミラーの記憶域スペースを作成しました。
詳しいことは、うまく説明できませんので省きますが、今までよりはずっと自由度が大きくてデータの保護も確実な状態になりました。

その後、その記憶域スペースをデータの保存場所に指定してデータの移動を実行。
めでたく完了したのは良かったのですが、いくつかのアプリケーションが開かなくなっていました。

そのアプリケーションが起動する時に読み込まれるデータが、置き場所が変わっていたため読み込むことが出来ず、起動出来ない状態になったようです。
そこで、ネット上で解決法を検索し、設定を直したところ、うまく動作するようになりました。

何だかんだで、都合2日にわたる作業になりましたが、無事終了。
不安定な挙動も見られなくなり、快適に仕事出来るようになりました。

こんなことも、本来業務の合間か深夜にしています。
だから忙しい!
でも面白い!

現金の消毒を考えてみる

ネットで検索して見ると、今回のコロナウイルス騒動で、やはり現金に触れることのリスクが話題になっている様子です。
確かに昔からお金はある意味汚いと言われて来ましたから。
何時どこで誰が、どんな手で触れたか分かりませんからね。

今の状況では、店で商品と現金を交換する際のリスクは、売る側にも買う側にも同じように存在します。
ほとんどの場合心配はないと言えるのかも知れませんが、万が一当たってしまったら誰のせいにするわけにも行きませんから、ま、店を構えている側としての社会的責任を考えて、何とか消毒する方法はないものかと模索中です。

それでとりあえずイケるのではないかと試し始めたのは、やはり次亜塩素酸水を使う方法です。
空間除菌にも使われる次亜塩素酸水ですから、現金の消毒に使えるのではないかと考えたわけです。

レジスターのキャッシュトレーに次亜塩素酸水を浸み込ませたキッチンペーパーを敷き、その上に紙幣や硬貨の入ったボックスを置きます。
引き出しを閉めれば、中は密閉されたごく狭い空間ですから、すぐに次亜塩素酸が充満します。
トレーを開く度に、かすかに塩素臭がしますので、一応効果は上がっているのではないかと思っています。

さらに、一日が終わって現金を引き上げたら、シール容器に次亜塩素酸水を浸み込ませたキッチンペーパーを敷き、紙幣はそのまま硬貨はボックスに入ったごと入れて蓋をします。
翌日の営業開始時間まで開けないようにしておけば、かなり効果的に殺菌出るのではないかと考えています。

低濃度でも効果が減少しない次亜塩素酸水、しかもコスト的にはアルコールの1/200以下です。
そしてこれが最も重要なことですが、ウイルスも細菌も、次亜塩素酸に対しては耐性が生じないことが知られています。
※注 次亜塩素酸水は、次亜塩素酸が溶け込んだ水溶液のことを言います。

なお引き続き情報を調査して、効果の程度を確かめたいと思っています。

温水ボイラーの修理完了

Do it yourself

暖房用温水ボイラー 前の家主が設置したもので、20年近く前の旧型です。
家の軒下に設置されていて、冬の間は雪囲いの中に閉じ込められることになります。


Do it yourself

全面カバーパネルを外したところ。
左側底面に振動センサーが取り付けられています。
リード線は、仮復旧のため短絡してあるのがお分かりになるでしょうか。
赤い線、緑色のビニールテープが巻いてある部分。


Do it yourself

これが振動センサーです。右側が新品、左側が故障して取り外したもの
感度は、100~170ガル 直径が100円玉くらいの小さいものです。

先日の記事で取り上げた暖房用温水ボイラーのパーツが届きましたので、取り付けて修理完了しました。

ま、この程度のことを自慢してもしょうがないのですが、何かの参考になればと思いまして・・・。

次亜塩素酸水をつくる

今や市中でほとんど手に入らなくなったアルコール消毒液ですが、それに代わるものがあるはずと、いろいろ調べているうちに見つけたのが、次亜塩素酸水というものでした。

水道の滅菌用として使われている次亜塩素酸ナトリウムは、漂白剤としてまた除菌消臭剤として家庭でも使われており、ウイルスを不活化させる働きがあることから、調理業務の現場でもよく使われています。
しかしアルカリ性が強いので、手洗いなど身体に直接触れる使い方には適しません。

この次亜塩素酸ナトリウムを酸で中和してpH6.5~7.0の中性にした水溶液が次亜塩素酸水です。
次亜塩素酸ナトリウムよりさらに強い殺菌力やウイルス不活化力があり、低濃度でも効果が減少せず、しかも身体に対して安全だとされています。

次亜塩素酸水についての詳細は、以下のリンクより参考資料を見てください。
<参照1> 「次亜塩素酸水」
<参照2> 「いつかここに」

さてこの次亜塩素酸水を家庭で簡単に作ることが出来ると言うので、紹介されている方法でつくって見ることにしました。
材料の次亜塩素酸ナトリウムは食品添加物として容易に入手可能ですし、炭酸水も飲料水ですからこれも入手は容易です。
あとは、pH試験紙またはpH計、保存容器やスプレーボトルなどを用意します。

今日はそれらが揃いましたので、早速調合して見ました。
薄めずに使える範囲で最高濃度の250mg/ℓのものを10ℓつくりました。

これを霧吹きに入れてアルコールと同じように使います。
アルコールと違って短時間に蒸発しませんので、少し待ってから濡れた手をティッシュペーパーで拭きます。
もう少し濃度を下げれば、口の周りや鼻や喉に向かってスプレーしてもいいみたいです。
詳しいことは、<参照2>のブログ「いつかここに」を詳しくご覧になってください。

眠いです

いつもなら昼寝をして3時起きの睡眠不足を解消出来るのですが、今日は朝から暖房用の温水ボイラーが故障し、雪が降る屋外で修理をしたせいで、もはや起きてはいられません。

このボイラー、数か月前から挙動がおかしくなり、地震でもないのに対震感知エラーが出て起動出来ないことが度重なるようになっていました。
これまでは、電源再投入で復帰することがほとんどでしたが、今日は何度やってもダメ。
折しも明日にかけて降雪との予報が出される中、寒いのは敵わんと、修理に挑戦しました。

まずは、雪囲いの一部を外してボイラーにアクセス出来るようにすることから始めなくてはなりませんでした。
本体カバーを外し、振動センサーが取り付けられているあたりを点検しましたが、外見上は何の異変もありません。

多分電気的な接触不良だろうと考え、電極を掃除して再接続したところ、立ちどころに復旧しました。
と思ったら、しばらくしてまた不調。

ひょっとすると振動センサーそのものがイカれているかも知れないと思い、また雪囲いを外すところからやり直しです。

今度はセンサーを外して導通試験をしてみると、やはり導通が不安定でした。
電極を磨いたり、ひょっとしてこれで直るかもと本体を激しく振ったりして再装着して見ましたが、やはりダメ。
仕方がないので、電極を短絡して仮復旧させました。

幸いにも、部品はすぐに見つかり、モノタロウに注文しましたが、部品代が369円なのに送料が500円!には驚きました。
しかし、1000円以内で元通りに直るなら安いものと納得。

明日か明後日、それが届いたら部品を取り替えて修理完了します。

さて、あとは寝るだけです。

小さな部品一個で

DIY

今回は、こんな小さな部品1個で、捨てようと思っていた刈り払い機が生き返りました。


DIY

エンジン始動の時、先ずこのポンプを押して燃料を吸い上げる必要があります。
これが劣化して破けていました。(これは、交換後の画像です。)


DIY

使いが荒いわりには、超長持ちしています。
小さい立ち木くらいは、バツンバツン切っていますし、石やコンクリートに強く当てたことも何度もあります。
それでも壊れないんだから、良く出来ているってことでしょうね。

田舎暮らしで必需品なのが、エンジン式の刈り払い機(草刈り機とも言います)です。
自分の家の庭や家のまわり、畑や田んぼの草刈りはもちろんですが、地域の労働奉仕などで草刈りをする時は、この刈り払い機を持って行かないことには仕事になりません。

私も、かれこれ30年以上も山の中や農村に暮らしていますから、刈り払い機にはずっとお世話になっています。
何しろ使いが激しいので、当然消耗します。
現在、3台目を購入して使っています。

調子が悪くなったり、部品が壊れたりが原因ですが、これまでに出来る修理はすべてやった上で、もうそろそろいいよね・・・と結論を出して買い替えて来ました。
それでもすぐに捨ててしまう気にはなれず、1台目はかれこれ16年近く、2台目は昨年の秋頃から、使われない状態で置いていました。
しかし、上の娘も刈り払い機を使うようになりましたのでどうしても2台必要になり、先日のことお蔵入りしていた古い刈り払い機を引っ張り出して修理しました。

今時、インターネットのおかげで、先ず見つからないだろうと思っていた部品が探し回った結果見つかり、購入することが出来ました。
それを取り換えれば、エンジンがかかることは分かっていましたから、2台目の刈り払い機は部品交換とクリーニングで復活しました。

エアクリーナーのスポンジもボロボロになっていましたが、台所用のスポンジをカッターナイフで加工して作りました。
おかげさまで、1000円程度の出費で、3万円近くする刈り払い機を1台買わなくて済みました。
これで、まだあと10年以上使えるでしょう。

ちなみに初代の刈り払い機も、キャブレターのオーバーホール、そして傷んだパッキンにコーキングを施して組み立てた結果、部品交換することもなく1円の出費も無しにめでたく復活しました。
こちらも、あと10年以上使えるかも知れません。

DIY万歳!

DELL Vostro1000 Windows10 その後

この一年あまり、Windows10に触れた記事へのアクセスが、ずっと一定数あります。
その後のことについて、備忘録を兼ねて少し触れておきます。

家にはPCが合計5台あって、現在全てWindows10で稼働しています。
その中で一番旧式で、WindowsXP後期モデルのDELL Vostro1000がWindows10で稼働していることに、関心が持たれているようです。
これまでの経緯については、過去記事をご覧いただくとして、ごく最近はどうなっているのか、ここに絞ってご報告いたします。

まず、現在のバージョンですが、昨年8月Windows10 Anniversary Update を適用後、公開された更新は全て適用してしている状態です。
今、Windows10 Creators Update が公開されたばかりですが、これについては後で少し触れます。

現状でどのくらいのことが出来ているかですが、WordやExelでの作業、メールの送受信に関しては、全く問題なしです。
ブラウザによるWebページの閲覧は、概ね問題はありませんが、例えばGoogleマップのストリートビューを表示させると、グラフィックプロセスが追い付かなくてスムーズに動かせません。

航空写真モードで、Ctrlキーとマウスを使って3Dビューを見ようとしても、全く動作しません。
やはりグラフィックボードの能力が限界のようです。

これはもう仕方ないですね。
対応能力を超えるアプリは、動かなくて当たり前です。

一方、ビデオ再生に関しては、一時全くひどい状態でしたが、最近わずかに良くなったかな・・・と言う感じがしないでもありません。
一時、再生不能で涙を呑んだファイルの中のいくつかは、順調に再生出来るようになりました。
全体的には、起動は速いしシャットダウンも瞬足完了しますし、重い作業をしない範囲では全く不備はありません。

さて最後に、公開されたばかりの Windows10 Creators Update ですが、新しもの好きの好奇心が勝って、先日すでにトライしています。
いち早く手動でアップデートを適用出来るオプションが用意されていましたので、それを試してみたというわけです。

結果から申し上げると、アップデート自体はとてもスムーズに完了したと見えましたが、実はLANボードが動作しなくなっていました。
これでは、インターネットが利用出来ません。

トラブルシューティングの結果は、「ネットワークアダプターのドライバーに問題があります。」とメッセージが出るのみです。
ところがインターネットにつながらないのでは、ドライバーの更新を試すことは出来ません。

苦肉の策で、別のPCでドライバーを探してダウンロードし、USBメモリーを介して適用してみましたが、「最新のドライバーが適用済みです。」と出て、いっこうに解決しません。

やはりこれは、アップデート自体に問題があるなと判断して、元のバージョンに戻しました。
元のバージョンへのロールバックは全く問題なく短い時間で完了し、また今まで通りに稼働するようになりました。

と言うことで、Vostro1000 に関しては Windows10 Creators Update の適用には、慎重になった方がよろしいようです。
以上、ご参考までに。