食工房のパンだより」カテゴリーアーカイブ

パン焼きのテスト

食工房

本日は、作業場にて焼き立てのパンで、軽い昼食となりました。


食工房

ピストーラにカボチャペースト、バターをそれぞれ塗って食べました。
飲み物は紅茶。


食工房

定番の堅焼き黒パン・大
今日のテストで、一番上出来だったのがこれ。


食工房

やっとパン屋らしい体裁になって来ました。


食工房

堅焼き黒パン・大

本日は、新しい環境での初めてのパン焼きをしました。

オーブンもミキサーも変わりはしないのですが、作業場は以前とは違います。
天井が少し高くなったこと、面積も若干広くなったこと、出入り口の他に開口部(窓)が3ヶ所あること、これらがどのようにプラスになるかマイナスになるか、様子を見たかったのです。
それから、新たに導入したドゥコンディショナーの仕事ぶりも確認したかったのですね。

今日は、食パン一種類、余り生地のバタール、ピストーラ、レーズンロール、堅焼き黒パン、プンパニッケルを焼きました。

ほとんどうまく行きましたが、食パン生地だけが発酵不調でカサが上がりませんでした。
一番先だったこともあり、室温が低めで生地の仕上がり温度が下がってしまったのと、ドゥコンディショナーの使い方がよく分かっていなくて、生地の温度が十分上がらなかったことが影響したようです。
それでも、風味は悪くありませんでした。

中で一番うまく行ったのが堅焼き黒パン、明日は朝食にこれを食べます。
とても楽しみです。
プンパニッケルも、いいにおいがしていました。

途中、焼き立てのパンで昼食を取りましたが、久しぶりの食工房の味に自画自賛は承知ですが感激。

かつて物置で、埃とカビのにおいがしていた場所が、清潔で明るいパンの焼けるいいにおいがする作業場になったことに、しみじみと深い喜びを噛みしめました。

営業再開まで、もうあと少し。
明日からまた、残りの工程を特急で仕上げます。

明日と明後日で

今日はまた、酵母のメンテナンスを兼ねてパン焼きをしました。
営業用だとなかなか試すことが出来ない挑戦も、こんな時こそチャンスだと挑んでみました。
食バン、堅焼き黒パン、小麦丸、プンパニッケルの他、じゃがいもを入れたパンを焼いてみました。
今日は、完成の域には達しませんでしたが、じゃがいもはうまみのある良い素材なので、ものにしたいと思っています。

さて、明日と明後日の二日間で、生活の本拠を移します。
家財道具の大方は、すでに運んでいますが、普段使いの食器や寝具などは最後まで運べません。

あと一番の難物は、パソコンと電話とファックスなど通信環境です。
プリンターも3台ありますし、別途スキャナーもあります。
ルーターやスイッチングハブ、そしてケーブルセッティング。

それからそれから、沢山の書類を入れたレターケースなどなど、散らかっているデスクの整頓も兼ねての引っ越しです。
新しい事務室は、面積も広いしデスクも大きいものを用意しましたので、今までよりはずっと片付くはず・・・!?ですが、いかが相成りますことか。

とりあえずの引っ越しが27日、その後は旧宅に片付けに通いながら、こんどは食工房の業務用機械設備の移動が控えています。
もちろんその前に、内装工事を進めておかなくてはなりません。

さあ、明日も忙しいぞ!

お口の健康度、咀嚼能力

近頃は、高齢者そして要介護者の増加に伴い、食品の食べやすさが重要視されるようになっているらしいですね。

私の母も、亡くなるまでの数年間、噛む力、呑み込む力がどんどん弱くなり、私たちが噛みしめることをむしろ楽しみつつ味わい深さを楽しむようなことは、もう望みようもない状態でした。

まあそこまで極端な例ではなくても、最近の食品の好ましい性質のいくつかの中には、口溶けの良さとか、喉ごしの良さとか、サクサク感とか、ジューシーとか、いろいろありますが、どれもいわゆる食べやすさに通じる性質です。

そこへ行くと、食工房のパンなど、大方正反対です。
まず口に入れれば、口の中の水分を取られます。
しっかり噛んで唾液を出さなくては、喉を通りません。

その代わり、噛みしめているうちに、味わい深さと満足感を得られると思います。
お口の健康度とでも言ったら良いのでしょうか、つまり咀嚼能力のことですが、これを計るバロメーターになりますね。
例えば、堅焼き黒パンをそのままかじっておいしく召し上がれるなら、咀嚼能力90点以上とか・・・。

かく言う私も、65歳以上で高齢者の仲間に入っていますが、差し当たり80点くらいの咀嚼能力は残っているだろうかと思えます。
でも、若い頃に比べると、落ちたなぁ・・・と実感することも多くなって来ました。
食事には、しっかり時間をかける必要を感じるこの頃です。
皆さまは、いかがですか。

明日は、パン焼き

酵母のメンテナンスと、機械設備や道具のメンテナンスを兼ねて、明日は久しぶりにパンを焼きます。
営業用ではありませんので、販売はしません。
自家用プラスアルファです。

麦ラボ

繊維質とミネラル分を重要視しています。
七分搗きです。

それから、こちらは営業用ですが、大麦(モチ麦丸粒)の新物が入荷しました。
昨年導入した精麦機が活躍中です。

普通市場に出ている大麦粒は、出来るだけ白くなるように内皮や胚芽の部分まで削ってしまいますが、食工房では七分搗き程度にしていますので、色合いが黄色っぽいですが繊維質やミネラル分が豊富です。

この大麦は、昨年まで試験品種でしたが、今年からは晴れて品種登録が成り、ハネウマモチという名称が付きました。
市場には、まだこれからデビューするところです。

健康食、機能性食品として存在価値の高いモチ麦を、皆さまの食生活に取り入れてください。
休業中も出荷対応可能です。
ご注文は、<こちら>から。

炎天下、ライ麦を刈る

降って欲しい時に降らず、水分不足で登熟が遅れたまま弱り始めたライ麦、今度は雨が続いて茎が折れ始めました。
こんなことなら、早めに刈ってハザかけして自然乾燥させながら追熟させた方が良かったと思えましたが、後になってそれを言っても始まりません。

お天気が回復した今日、炎天下で麦刈りを敢行。
刈っては休み、運んでは休み、脱穀しては休み、唐箕にかけてまた休み、僅かばかりのライ麦の始末にたっぷり半日以上かかりました。

50gの種が、ざっと5kgにはなりました。
100倍ですね。
反収に換算すると800kg超です。

ちゃんとやれば、このくらいは穫れるんですね。
昨年は反収換算900kgで、もっと良かったですから。

これを大きい面積で、いかにして仕事の質を落とさずにやれるかです。
難しいですが、挑戦する価値は十分あります。

この次は、スペルト小麦の収穫が待たれます。
商品価値の高いスペルト小麦、国内産はなお珍しく希少です。

追ってまたご報告に及びます。

改めて、ご愛顧御礼

本日は、この場所での最終営業日でした。

それなのに私、この先のことで頭の中がパニック・・・、この記念すべき最終営業日も特別のことは思いつかず、朝からゴミ運びに夢中でした。

午後から、住民票を新住所に移すために、市役所の山都支所に出向きました。
手続きを終えて帰って来て。やっと我に返りました。

そこへ、常連のお客さまがお二人。
是非にもとおすすめして、コーヒータイムをご一緒しました。

ここでこうしてコーヒーを飲むのも最後ですね・・・と喋っているうちに、じわっと感慨がわいて来ました。
それにしても、何も出来なかったなぁ・・・と。

新しい通信をお渡しするのも間に合いませんでしたし、移転の告知を店の内外に貼り出すことも忘れていました。
でも、もう全て終わってしまいました。

この14年余りの間の皆さまの多大なるご愛顧に、改めてこの場を借りて、厚く厚く御礼申し上げます。

あとは、明日に向かって、先に向かって、前進あるのみです。
全ては、一番善い時に成就するのであることを信じて、明日もがんばります。

猛暑の一日、ライ麦色づく

麦ラボ

ここ数日の間に、色づいて来ました。
いわゆるこれが麦秋ですね。


麦ラボ

ライ麦の穂先です。
すでに実が入っています。


麦ラボ

こちらもライ麦の穂先です。
下に垂れているのは、穂が充実している証拠です。


食工房

すぐ隣では、かぼちゃのツルが伸び始めました。


麦ラボ

スペルト小麦の穂先です。
実が大きくて、しっかり殻に包まれています。


麦ラボ

スペルト小麦です。
色づきは、まだやっと始まったところ。
他の麦より、ずっと遅いですね。


麦ラボ

逆光に穂先のノゲが光るんですね。
私、これがたまらなく好きな風景です。

今日はまず、早朝から当集落の奉仕作業に出て、川沿いの草刈りをやりました。
本当は涼しい早朝から、たっぷり汗をかいて、しかしそれがとても気持ちが良かったです。

その後日が昇ってくる頃からどんどん気温が上がり、場所によっては35℃に達したのではないかと思えました。

この猛暑の中、埃にまみれながら、新しい食工房の作業場になる建物の中を片付けていました。
そうです、今日から移転に向けて具体的、本格的な作業が始まりました。

一方、食工房の営業は明日まで、最後にもう一度・・・と、ご来店くださる方が相次ぎました。
おかげさまで売り上げの方も、この季節にしては上々でした。

皆さん、新しい場所での再開をとても楽しみにしてくださっています。
大きなご期待をいただき、本当にうれしく思っています。
皆さのご声援が、何より力になります。

熱中症にならないように気を付けながら、でもギリギリ限界まで、とにかくがんばります。

明日、あと一日の営業です。
この場所での営業は、これでおしまいです。

私的には、あまりこれと言った感慨はなかったのですが、考えてみたら、本当に終わるんですね、この場所この店は・・・。

明日は、ささやかに打ち上げでもやろうかな・・・。

新しい場所のご案内

まだ引っ越していませんが、新しい場所をご案内いたします。
Googleマップ上に表示されますので、それをご覧いただくのが間違いがないと思います。
航空写真やストリートビューもご覧いただけます。

Googleマップ、ストリートビューより作成

今までのところから比べると、少し奥に引っ込んだ場所なので、営業上は不利と言えば不利です。
それでも、ここでがんばってみようと決めました。

川の流れが近く、カジカの鳴く声が聴こえます。
夜には、ホタルも飛んで来ます。
小さな畑が敷地の中にあり、自家用野菜や花木を植えて楽しめます。

この気持ちの良い環境でこそ、本当においしいパンが焼けるはず、と思っています。

明日と明後日の営業で、現在の店舗は閉店です。
どうぞ最後の最後まで、よろしくお願いいたします。
皆さまのご来店を、お待ちしております。

ここで最後のパン焼き

明日6月30日(土)は、この場所での最後のパン焼きになります。

特に仕込み量を増やしているわけではありませんが、全品目焼きます。
ただし、あんパンはありませんので・・・、念のため。

7月3日(火)から、臨時休業期間に入ります。

尤も、休業と言いつつ、酵母のメンテナンスに休みはありません。

販売はしませんが、適当な間隔でパンも焼くことになります。
焼いたパンはすべて自家用です。

スコーンも、取引先のご要望により、不定期ながら注文に応じて焼きます。

結局、少しは仕事を継続することに・・・。

そんなんで、移転の方は間に合うの・・・?

・・・ですよね。

まあ、それが成り行きなら、任せてみよう・・・ってところです。

とにかく、がんばります!

明日も、皆さまのご来店をお待ちしております。

7月2日まで

間もなく移転のための休業に入ります。

移転に二ヶ月もかける店なんて、まず無いと思います。
これも苦渋の選択と言うか、いろいろな条件を天秤にかけて、やっとたどり着いた結論です。

もちろん楽しみにしている部分も多くあります。
すべて、自らの性格の成せる業と納得しています。

7月2日、来週の月曜日の営業を以て、この場所での営業を終了します。
9月から、すぐ近所ではありますが、新しい場所で営業再開の予定です。

とは言え、まだほとんどの工程が手付かずの状況です。
今までのことは、仕方がありません。
母を見送るという大事がありましたので。
これからがんばります。

まずは明日のことから。
いつものパン焼きです。
皆さまのご来店をお待ちしております。