カテゴリー別アーカイブ: 高野通信

店主の日々雑感など諸々

台風一過

昨夜は高知だったのに、今朝のニュースでは青森県西方海上、時速85km/hの超高速で、とっくに福島県から離れていました。

そう言えば昨夜半、夢うつつに家の外で大風が吹いている音を聞いたような・・・。
あまり良く眠れませんでしたが、今朝は夜が明けて間もなく起き出しました。

昨日の猿のことが気がかりでしたから、車に乗って現場に行ってみました。
そうしたら、いました!

声がする方に近寄って行くと、数匹の猿がこちらを見ながら立ち去って行くのが見えました。
気合いでこちらが勝っているのが分かりましたので、そのまましばらく見張っていました。

現場のお宅の主も出て来られましたので、一緒にしばらく見張りながら雑談したあと、私はその場を離れて家に帰って来ました。
結局、午前中のうちに、猿たちは山を越した隣の集落に向かって移動して行きました。
しばらくして、その方角から爆音花火を打ち上げる音が聞こえてきました。

こうして、こっちで追われ、あっちで追われ、行く先が無くなって生息範囲が狭まるように計らうのが、個体数をコントロールする一番の方法で、単に捕獲によって個体数を減らすことは現実的ではなくそもそも不可能だと言うのが専門家の意見なのですね。

何もせずに放置するのが一番良くないということなのです。
その点、我が集落は、よくやっている方だと思います。

今回のことでもそうですが、こうした野生の動物たちとのせめぎ合いを通して、とても多くのことを学びます。
今まで以上につぶさに身の回りの自然を観察するようになります。
そしてそれが、さらに多くの学びをもたらすことにもなるのですね。
こんな歳からですけど、もし可能なら狩猟免許を取ろうかな・・・なんてことも考えています。

さて、食工房は、明日と明後日は定休日となっております。
店は閉まっておりますので、お間違えのございませんように、よろしくお願いいたします。

嵐の前の静けさ

ただ今の時間、2017.09.17 18:47、九州四国地方は、台風の接近上陸で大荒れの模様です。
私の郷里の高知市を台風の中心が通過中ではないでしょうか。
遠く福島から心配しても始まりませんが、とにかく無事を祈ります。

一方こちらは嵐の前の静けさ、ほぼ無風状態です。
空は曇っていますが、小雨が降ったり止んだり。

少し前、まだ明るい時間、川向の辰ケ原地区に猿の群れが現れました。
花火の音がしましたので、私も駆け付けました。

すでに山の中に逃げ込んでいましたが、猿たちの呼び合う声が聞こえました。
何度も爆音花火を鳴らし、ロケット花火も打ち込んで、威嚇しました。
間もなく日が暮れましたので、猿たちは林の中に隠れて、このまま明日の夜明けまでそのあたりにいるのではないでしょうか。

我が集落は警戒レベルが高いので、集落の中に侵入を許していませんが、周りでは個体数が増え続け、時間と共に外圧が高まる一方です。
行政も、動いています。
地方の山間地では、野生動物との付き合い方が、今一番の課題です。

明日の朝にかけて荒れ模様の空の下、猿たちはどんな行動に出るのか、台風接近に絡んでもう一つ余計な心配をしなくてはなりません。
明日は夜明けとともに起き出して、外の様子を見に行かなくてはと思っています。

飯豊の空の下から・・・

飯豊の空の下から・・・

飯豊の空の下は、稲穂の実りが一面に広がっています。
今日は、稲刈り直前、最後のチャンスだったかも知れません。

今日は配達の折、いつものスポットで飯豊山の風景を撮りました。
山には雲がかかっていましたが、稲穂の実りはもはや刈り取り直前です。
この後になると、所々稲刈りが終わってまだらになってしまいます。

それにしても、あたり一面の稲穂の海は、本当にうれしい風景です。
そこが誰の田んぼだろうと、関係ありません。
無条件です。

そして気持ちが良い風が吹いていました。
ほんの15分ほどでしたが、確かに癒しのひと時の中にいました。
元気が出ましたよ!

こんな歌を思い出して口ずさんでいました。
「休みの風」 久保田麻琴

明日はまた、パンを焼きます。
皆さまのご来店をお待ちしております。
お出でになる途中、この写真の風景をご覧になれるはずです。

畑で汗を流す

畑

かぼちゃの収穫が終わって、蔓を片付けたところです。


畑

かぼちゃが植わっていた場所を、耕運機で耕しました。
この後、ライ麦か小麦を蒔く予定。

ここ数日、良いお天気が続いています。
しかし私は、風邪の余韻が微妙に残っていて、大事を取って無理はしないと決めていましたので、外の作業はもちろん食工房の作業も最低限に止めていました。

今日は、まだ少し・・・否、もうそろそろ・・・、迷いながら作業着に着替えて外に出ました。
もう、うれしくて駆け出したいほどの快晴の空の下でしたが、はしゃぐほどの元気はありませんでしたので、少しずつ体の声を聴きながら作業しました。

日差しは真夏の勢いはもうありませんが、それでも暑くて、久しぶりに大汗をかきました。
途中二回、汗を拭くついでに下着も取り替えました。
休み休みでしたが、夕方までなんとか外にいられましたので、もう大丈夫かな・・・と思っているところです。

私は手伝えませんでしたが、娘が白菜の苗を定植してくれました。
先日は、大根の種も蒔いてくれましたので、冬の間の保存野菜の仕込みも完了です。
ちちろん、ちゃんと収穫出来たら・・・の話しですけどね。
この後、麦の種を蒔けば今年の畑作業はシーズオフとなります。

そばの花

そばの花

よく見るそば畑の風景ではないでしょうか。


そばの花

なかなか難しいのが全景です。
結局、どのように見せたいのか、なのですが。


そばの花

各花に三本ずつ雌しべが出ているのが分かります。
もっと拡大すれば良かったかも・・・。


そばの花

黄色い中央部分が、濡れているように見えます。
画像精度を上げれば、もっとよく見えるかも知れません。

店の前の畑に、一面にそばの花が咲いています。

そばの花の咲く風景を愛でる人は、案外沢山いらっしゃるようですね。
この季節になると、いろいろなところで画像が見られます。

パン屋としては、これが6月の頃の麦秋だったらいいのだけれど・・・と思うこともありますが、初秋のソバの花の風景もまた悪くありません。

今日はお天気も良かったし、午前中、風の穏やかな瞬間もありましたので、カメラを持ち出してシャッターを切っていました。

そばの花をどう撮るかって、結構難しいですね。
どのように撮っても、それなりに絵になりますが、何か新たな感動が見つからないかと、思案するのがまた楽しみなのですね。

今日は、あの小さなソバの花を思い切りズームアップして撮って見たところ、思いがけない発見がありました。
そばの花の造りがとても凝っていて、おもしろいと思いました。

雄しべも雌しべも花弁も、皆半透明に透けていて、しかも光を反射して光るんですね。
花芯の部分には、蜜が染み出しているのでしょうか、濡れたように光って見えます。

そして白い花びらのまわりが、ハレーションを起こしているように見えます。
光って見えるように、小細工などしていないのですよ。

いやー、いいものを見せてもらったと、うれしい一時でした。

この後一週間か10日間くらいは、見ごろが続くと思います。

猿、続けて現れる!

今日も、猿出没でひと騒ぎありました。

パン焼き仕事を終えて一息入れていた時、集落内でたて続けに花火の鳴る音が聴こえて来ました。
昨日の場所かと思い駆け付けましたがさにあらず、少し離れた別な場所でした。

行ってみると、区長さんが花火の燃えガラを持って戻って来るのが見えました。
伺ってみると、40~50頭はいるのではないかと思える群れが、田んぼの外れの裏山で木を揺すって騒いでいたとのこと。
花火の音に驚いて一舜怯んだようだが、まだその辺にいるらしいと・・・。

近所の方2人も加わって4人で見ているうちに、猿が戻って来て木を揺らしてこちらを伺っている様子です。
そこで私も加勢して、3人で花火を打ち込みに猿のいる方に向かって行きました。
近づくまで気づかれないように、且つ足早に。

途中、見張り役の猿に気づかれましたが、構わずどんどん距離を詰めて、ロケット花火の射程に入ったところで、二発ほど発射。
ザワザワと騒ぐ様子が見えましたので、今度は追い払い用の爆音花火をたて続けに15~16発鳴らし、最後に威嚇のつもりで指笛を鳴らして合図を送りました。
ボス猿と思しき「ホウ、ホウ!」と呼ぶ声が聴こえた後、一斉に山の奥に向かって逃げて行きました。

これでニ三日は来ないだろうと思いましたが、そうは問屋が卸しませんでした。
わずか20分か30分しないうちに、再び猿が出て来たそうです。

花火の音が聴こえたのであるいは・・・と思いましたが、配達に出るところだったので駆け付けることが出来ず、あとで話を伺いました。
その騒ぎの後は、出て来ないようです。

猿に関しては、「いつでも、どこでも、何をしていても、必ず追い払う。」のが鉄則だそうで、それを根気強く繰り返すうちに、猿はそこを自分たちの縄張りには出来ないと悟るらしいですね。

幸いなことに我が集落では、意識の高まりがあるのと、日中でも対応出来る人が複数居るので、防御の維持が出来るかも知れません。

しかし、今日のそのあたりには猪もやって来ているらしく、田んぼが荒らされ始めていましたし、カモシカや日本鹿も出没しています。
決して油断は出来ません。


猿、現れる

今日の午前中、我が集落の外れに猿の群れが現れました。

以前にも現れたことがあった場所で、特に目新しい出来事ではないのですが、ここしばらく気配がなかったので、にわかに緊張が走りました。

幸運なことに、間近に居る方がロケット花火を打ち込んで追い払いましたので、私が応援に駆け付けた時はすでに猿の姿はありませんでした。
この方が積極的に対応してくださっているようなので、このエリアは防御を破られることはないと思います。

私の家の裏手も侵入路になる可能性がありますが、今のところ猿が近づいた気配はありません。
川の向こう側の辰ヶ原という地区も、日常的に警戒を怠らない方が居てくれますので安心です。

野生動物の害が深刻になったせいで、皆さんやっと本気になって来たみたいです。
いいことです。
今ならまだ間に合います。
その意味も、理解されているようです。

もはや、鳥獣保護に関する法律が変わらないことには、人の暮らしを守れないところに辿り着いてしまうことが避けられません。
そんなことに多くの人が気付くのは、一体何時のことになるのでしょうか。