何を今さら・・・と言われそうですが、いつも自らに言い聞かせている言葉です。
何事につけ気が多い私は、いろいろやるわりに身についていない、深まっていないという反省がありましたので。
まあ先日の話ではありませんが、何でもやるのが小規模自営業・・・と、それはそれでいいとしても、パン屋である以上、まずは上手にパンを焼けないことには始まりません。
やはり本分は尽くすべきです。
今日は、否今日もと言えなくては本物ではありませんね。
「おいしいパンが焼けました!」と。
で、やはりと言うか、見た目と言うのも大事なのですね。
お客さまは、まず外見で判断するしかありませんから。
口に入れるのはその後です。
結局納得していただけるとしても、先ずは目に飛び込んで来るパンの姿形に感じるものがなかったら、手に取っていただけないかも知れません。
今日は、麦畑通信がとてもいい具合に仕上がりました。
表面にオートミールの粒粒を付けているのですが、これが落ちずにくっ付いているためには、ちょっと仕掛けをしなくてはなりません。
早い話し、糊で付ければ良いわけで、小麦粉でも片栗粉でも何かデンプンを煮てつくった糊を使うわけです。
それがうまく行ったという話しです。
おいしそうな見た目に仕上がって、とりあえず満足。
それから今日は、カネリプッラが91/2回転しています。
新記録です。(でも、もうそろそろ限界です。これ以上、広げるスペースがないので。)
いつだったか、バウムクーヘンと間違えた方がいましたけど、そう見えるくらいです。
こちらは、ちょっと遊びの要素も入っているかもですが、シナモンシュガーのおいしさ堪能していただけます。
それからたまねぎパンは、ラベルで遊んでみました。
二通りあるのが分かりますか?
でも、ラベル見て欲しかったってわけじゃありません。
中身ですよ。
本当は焼き立てがおいしいのですが、あとで焼き戻していただければ、十分焼き立てに匹敵するおいしさを味わっていただけると思います。
何しろこれが焼き上がる時は、そこらじゅうにレストランの厨房のようなにおいが満ち満ちています。
パン屋の本分、いつも忘れないよう心がけてます。