この冬の大雪で、ずっと気にしていたことが一つ。
それは、種まき時を告げてくれる庭の桜が、雪の重みで何本も枝が折れ、見るも無残な姿になってしまったことでした。
昨年の秋の内に、伸びすぎた枝を切り詰めたり、ロープをかけて吊り上げたり、下から支えを入れたり、何かしら手を尽くしておけば被害はなかったと思えることが、なおさら後悔を深くするのですね。
でも、折れてしまったものは、仕方がありません。
切り落として、後の手当てをしなくては・・・。
梯子とのこぎりと剪定鋏と、あとチェーンソウも用意して作業にかかりました。
雪の重みで大きな枝が付け根から折れたり、折れないまでも下向きに曲がってしまってもとに戻らないままだったり、それらを切り落としたりロープで引っ張ったりしました。
枝が込み合っているところは切って隙間を作り、伸びすぎた枝は先端を切り詰めたりして樹形を整えました。
と言っても、折れた枝は元には戻りませんから、スカスカの何ともバランスの悪い形になってしまいました。
二三年経って、新しい枝が伸びてくればまた良くなると思いますが・・・。
それから庭を見回すと、立ち枯れた桐の木が一本倒れていました。
これを、チェーンソーで短く切って片付けました。
よく見ると、すぐ隣の木も弱っている様子だったので、ついでに伐採しました。
本当は、伐採するのも雪があるうちにやれば、地面を傷めなくて済むのですが、今頃気が付いたのでは何とも・・・。
さらによく見ると、他にも傷んだり弱ったりしている立木が何本かあるのですね。
でも、大仕事になってしまうので、今日は止めて置きました。
こうして庭仕事して一円の稼ぎになるわけではないのですが、何と言うか安堵感と満足感があります。
家の中の掃除とかもそうですね。
カミさんは、今日は家の中の掃除をしていましたっけ。珍しい・・・!?
身の回りがきれいになって、気持ちがいいのですよ。
これでまた仕事にも精が出るというものです。
やっぱり、ご利益ありますね。
そう言えば、福寿草がいっぱい咲き乱れていましたが、今日は見惚れていられませんでしたね。
写真も撮らなかったし。
でも何か嬉しかった・・・。