終戦記念日

「敗戦とは言わず、終戦ですべてが終わり・・・」とは、今は亡き私の父が自費出版した詩歌集「玉蜀黍」の序文に書かれている一節なのですが、父も自覚した通りやはり敗戦だったと、今以て尚アメリカと言う国に負け続けているのじゃないかと、戦後生まれの私でもそう思います。

でも、とにかく終わりにしたかったのですね。
「終戦」と呼ばないことには、けじめが付けられなかったと言うことでしょうか。

一方、フクシマの現実。
「収束宣言」・・・、これもけじめでしょうか。
しかし、そんなことでは到底終わりにはなりませんでした。

形式だけ終わりにしても、何も変わりはしないのですね。
そのことを、放射能は教えてくれているようです。

今日、この国の行く末を憂う一日。

コメントを残す