冷たい雨が降る夜は・・・

★2010年10月28日の記事から★
冷たい雨が降る夜は、鳥や獣たちのことを思います。
今日は、午前中から降り出した今にも雪になりそうな冷たい雨が、夜になっても降り続いています。
山暮らしをしていた時、雨の夜がどれほど暗いか、それを身をもって知った私は、夜更け方薪ストーブの火に当たりながら、寝床に着きながら、いつも鳥や獣たちのことを思っていました。
暗くなる前に雨に濡れない場所は見つけられただろうか、寒さはしのげているだろうか・・・。
自然の営みに寄り添って生きるということは、見方を変えれば、いつも命がけだということです。
乾いた暖かい部屋で安心して眠れるなんてことは、奇跡に違いないのです。
外の生き物たちは、「人間っていいな・・・」なんて思ったりしているのかな・・・?
もうじき雪の季節がやって来ます。
雪囲いもしなくては・・・。


今日も、この日と似たような空模様。
冷たい雨の中を、ガス屋さんがボンベの入れ替えに来ました。
冬に備えて一本増やして行ってくれました。

作業が終わって帰り際、ふと見たらすっかり濡れているではありませんか。
あー・・・!と思いましたが、声をかける暇もなく空のボンベを担いで行ってしまいました。

外で働く人もまた大変な季節です。
そう言えば私も、冷たい雨に濡れながら雪囲いをして、風邪引いたことがありましたっけ。

熊どもよ!冬越えの支度は出来たか?
そう言えば、今年は家の周囲には熊の気配が無かったような・・・。

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