“Do it yourself”
「自分でやれ」あるいは「自分でやる」という意味でしょうか。
私の主義であり、生き方でもあります。
ほとんど何でも手だけは出したと、自信を持って言えます。
でも今日は、そんな生き方の話しではありません。
家の洗濯機が壊れて、自分で直したという話し。
我が家の洗濯機、かれこれ16年くらい使っています。
全自動が主流の昨今、この洗濯機は二層式で非自動です。
今までに、4回壊れて4回修理して復活し、今日が5回目の故障でした。
排水バルブの開け閉めが出来なくなって、洗濯槽の水が抜けなくなる故障が2回、パルセーターのプーリーの軸にはまっている部分が摩耗して洗濯機が回らなくなったのが2回、そして今回は、脱水機のブレーキを解除するためのワイヤーが切れて、脱水機が回らなくなりました。
このうち、メーカーからパーツを取り寄せたのはプーリー1個のみ、あとは代用品で間に合わせています。
今日の故障も、原因が分かってその次に、壊れたパーツをどうするかで頭を抱えました。
何しろ、こんな古い機種のパーツが在庫されているとは思えないし、あっても取り寄せに時間がかかる間は脱水機が使えません。
それでは困るので、何とかしたいわけですね。
先ず、切れて短くなったワイヤーを届かせるために、ワイヤーが通っているチューブを切り詰めて出しを伸ばしました。
先端部の取り付けは、金具の形状を利用してビスとナットで絞めて固定。
これで、呆気なく元通りに。
さてこの洗濯機、あと何年使えるか分かりませんが、またどこかが壊れることは間違いありません。
その時もまた、Do it yourselfで対応することになるでしょう。
でもいつか、どうにもならずに買い替えの時が来るはずですね。
その時は、どんな機種を選ぶのかですね。
新しい機械は、押しなべてユーザーアンタッチャブルですから。
素人に手を出させないのは、メーカーの権益を守る意味もあるのでしょうが、一方、不測の事故で責任を問われたりしないための予防線でもあるのだと思います。
メーカーの作戦に乗せられて、高いハードルに修理をあきらめるくらいなら、壊して元々くらいの気持ちで、自分で分解してみたいという一種の好奇心を抑えきれない私です。
そうです。
今日みたいに上手く行ったことばかりではないのです、実は。
でも、失敗は成功の母。
自分の力量の限界も分かりますから。
そして何より、賢いユーザーになるためには、Do it yourself ですね。
おー、やっぱり生き方の話しになったような・・・。
ではでは。
こんな記事もありました。
ご覧いただければ幸甚。<参照>