先週末の大雪の被害の全容が分かるに連れ、この国の機能不全を思わざるを得ません。
全くこの対応の遅さは何なんでしょう。
緊張感の無さ!リアリティーの欠如!
現場に近い各機関は、それこそ必死で対応に当たりつつ限界を感じていたというのに、官邸は何をしていたのでしょう。
件のNHKさんも、災害報道よりオリンピックを優先したようですし、どうかしていますこの国は。
そして思うのです。
こうした非常時に対応能力を欠くということは、その前にすでに非常時を想定した対策に欠けていたということでしょう。
福島の原発と、全く同じに見えます。
もうこの辺で、我々も覚悟した方が良いかも知れません。
国家が国民の生命と財産を守るなんてことは、全く当てにはならないということを。
だったらどうしろと・・・ですか。
その問いには、私だって答えようがありませんね。
想像の及ぶ限り、能力の及ぶ限りを尽くして、出来るだけのことをする、しておく、それしかないでしょう。
本当は、国家がそれをしなくてはならないはずなんですけど・・・。