和服や帯地をリメイクして、人形や小物や衣服などの作品にされた、中川ゆう子さんの作品展です。
中川ゆう子さんは、いつもは東京にお住まいの方ですが、妹さんがこの山都町にいらして、度々山都町に訪ねて来られます。
食工房も、いつもお出でになる度、ご利用いただいています。
そんな中川さんの個展が、茶房・千にて開催中とのご案内をいただきましたので、連れ合いと二人で行って来ました。
まず、連れ合いと中川さんが布の話しで盛り上がる最中、私の目を捕えたのは4体の人形でした。
ご本人も、「これは気合い入ってます!」と仰るだけあって、「魂」が入っていました。
きっと誰も見ていない真夜中に、動き回っているはず・・・。
伺ったところ、かの辻村ジュサブローの孫弟子に当る人に13年間師事したそうですから、これはなるほどと頷く私でした。
・・・と、それはさておき、作品から伝わって来るのは、彼女の布に対する愛着、愛情の深さです。
そして、体を動かし、手を動かしてモノを作ることに注ぐ情熱も・・・。
そして思ったこと。
パンを焼くこと、お菓子を焼くこと、皆何か通じるものがあるということ。
作品展、当初今月29日までの予定でしたが、リクエストに応えて来月末まで会期を延長したそうです。
ただし中川さんは、29日まででその後一旦東京にお帰りになるとのこと。
会期の終わり頃、また山都町に来られる予定だそうです。
皆さま、ぜひご覧になってください。
会場のご案内
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