明日(4月13日)、沼ノ平の福寿草まつりの最終日となります。
花は、まだもう少し先まで見られますが、名物の蕎麦は明日限りです。
今回私は、ご縁をいただいてコーヒーサービスのお手伝いをしましたが、皆さまの働きぶりに感心すると同時に、沼ノ平の蕎麦が美味しさが如何に多くの人に認知されているかということを知りました。
全くこれは驚きでした。
福寿草を見るのはもちろんですが、それ以上に名物の蕎麦を食べることが目的だという人が、実に沢山いらっしゃいました。
そして皆さん、異口同音に「沼ノ平の蕎麦は、このあたりでは一番だ!」と褒めちぎって行かれます。
私も、毎回食べていますが、美味しいです。
でもそれも、明日でおしまいです。
明日も、食べます、私。
地域の力とは何か、どこにあるのか、例えて言うなら「沼ノ平の水脈の豊かさ」みたいなものを見た気がする私です。
たった23戸の、しかも高齢化が進んだこの地区ですが、これだけのことが出来るのは、やはり原動力となる「人」がいるからです。
名物の蕎麦を打っているのは、70代も後半のジ(爺)さま3人ですが、否、元気ですよ!
そしてその他にも、それぞれの役どころに人材がいるのですね。
今回、中に入って一緒にやらせてもらって、そのことを強く感じました。
限界集落の悲観論を言う前に、やれることはいくらでもあると、希望を持たせてもらった気がしています。