獏の空の下から・・・

10年余り前まで、電気も電話も引けない、郵便配達も宅配便も来ない、それはそれはとんでもない山奥に14年間暮らしていました。

このブログの過去記事の中でも時々取り上げましたので、以前私たちが山奥で、今時珍しい暮らしをしていたらしいことは、すでに多くの方がご存知かなと思います。

10年過ぎて、もう少し語ってもいいのではないかな・・・という気がして来ましたので、これから折々に触れて行こうと思っています。

さてそんな山暮らしの中で、私たちはずっと通信を出し続けていました。
個人的な内容も少なくないので、何から何までブログネタにしようとは思いませんが、一度は多くの方に向けて発信した通信ですし、少しずつまたリバイバル公開して皆さまにご高覧いただくことにしました。

私たちが山暮らしをしている間に、実はちょうど世紀末でした。
20世紀から21世紀へ、この大イベントが世界中を騒がしくしている最中私たちは、全く静かに山の中で違った時間の流れの中で過ごしていました。
そのことは、当時の通信にも書き留めてあって、今読むと、またあの時間の流れが心の内に蘇ります。

今みたいにインターネットはなかったし、その分本はよく読んでいたなぁ・・・。
毎号、必ず読書感想文が入っていましたから。
そしてそんなゆったり流れる時間の中でも、本当にいろいろ沢山のことをしていた側面もあって・・・、ま、追々ご紹介して行きます。

それでは、当時の通信「獏の空の下から・・・」のpdfファイル、先ず一つご覧ください。
「獏の空の下から・・・7号・2001年1月」

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