達成感、安堵、そして脱力

雪が多くて、少々参っていました。
何しろこの時期、食工房の仕事が忙しいものですから、分かってはいても除雪に手が回りません。

気ばかりもんでいるうちにも、積雪は増えて行きます。
屋根の上の雪も、トタン板の塗装が擦れて滑りが悪くなっていますので、なかなか落ちて来ません。

抱きになっている部分は、上がって下さない限り春になるまでそのままカサ上がる一方ですから、下手をすると家が潰れてしまいます。

今シーズンは、もうすでに雪下ろしをしなくてはならない程になっていました。
そしてこの後、みぞれや湿り雪の予報が出ています。

重たい雪は、致命的です。
さすがに、もう待ってはいられません。

今日の午後3時も過ぎてから、やっと梯子をかけて屋根に上る段取りをしました。
それから下の娘と二人で上に上がり、1時間半ほど猛烈な勢いで雪と格闘して、一応このあとしばらく雪が降っても大丈夫なくらいになったところで下りて来ました。

それでまあ、何が嬉しかったかと言うと、この土壇場の緊張感に耐えながら必要な作業を終わるまで続けられた体力があったこと。
「屋根に上れなくなったら、この家には住めなくなる。」そういう認識ですから。

そして、終わるのを待っていたように、雨が降り始めました。
いやはや、何とか間に合って、やれやれです。

さすがに、もう脱力です。
風呂とあたたかい寝床が待っています。

あとは極楽、夢の中。
ではでは。

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