シュトレンの支度

シュトレン

小麦粉は二種類使います。
生地は、二段階で捏ね上げます。
間違えないように、番号を振っています


シュトレン

後生地用の粉には、砂糖とシュトレンスパイスを混ぜておきます。


シュトレン

これだけのバターを生地の中に練り込みます。


シュトレン

レーズンと文旦ピール、ミックスナッツにラム酒とバニラオイルを振り入れて混ぜ、一晩寝かせます。
食工房では、長期漬け込みはしていません。

今日はパン焼き、いい出来でした。
明日はシュトレンです。

酵母の培養は、二日連続は作業スケジュール上難しいので、明日のシュトレンには、今日パン焼きに使った酵母をそのまま使います。
と言っても、管理の方法があるわけで、全くそのままでは過熟になってしまい使えません。
パン生地をこねた後、酵母は急冷して冷蔵庫で保管します。
そして、頃合いを見て糖分を補給します。
明日の朝まで十分力が残っているよう、調整するわけです。

そしてシュトレンは材料の構成が大変複雑なので、今日のうちに全ての材料の計量と下ごしらえを済ませておきます。
周到に準備しておいて明日は、早朝6時から焼き上げまで、7時間くらいノンストップの作業になります。

でも、楽しい仕事でもあるのです。
何しろ完成度の高い焼き菓子ですから、それに取り組めることが先ず面白い。
そして、出来上がった時の達成感が、これまた他のものでは味わえない大きなものがあるということですね。
明日も、54本です。

コメントを残す