薄焼き穀物クッキー “パタポン” を焼きました。
クッキーと言うより、せんべいと言った方が当たっているかも知れません。
このパタポンは、とにかく薄いほど食感が良く、おいしく感じる焼き菓子なので、成形にはとても手間がかかります。
そして、天板の枚数をやたらに食うので、オーブン効率が悪いのです。
焼き時間は短いのですが、その代わり少しでも油断すると焦がしてしまいます。
手間暇がかかって、しかも焼く時の緊張感が高い。
しかしそこもまた、追求と向上を何より楽しみとする、食工房病のなせる業なのですね。
今日は、生地を延ばす機械のローラーの隙間を目盛いっぱいまで狭くしました。
ですから、今後これ以上薄くは出来ません。
まあでも、これで十分でしょう。
これ以上薄いと、壊れやすくなるでしょうから。
ノーシュガーで何の飾り気もないシンプルな風味、しかし妙にはまってしまう不思議な焼き菓子、それがパタポンです。
飯豊の空の下から・・・
気持ちの良い晴天、風向きが良く飯豊山に雲がかかっていません。
こんな日は、年に何日あるかないかです。
仕事を放り出して、写真を撮りに行きました。
そのついでに麦畑にも立ち寄って、こちらでも写真です。
ライ麦の圃場は、飯豊山を望む絶好の場所にあるのです。
ここで育ったライ麦が、プンパニッケルや堅焼き黒パン、ライ麦入り角食パンなどになるのですよ。
ありがたいですねぇ。目出度いですねぇ。