この一年あまり、Windows10に触れた記事へのアクセスが、ずっと一定数あります。
その後のことについて、備忘録を兼ねて少し触れておきます。
家にはPCが合計5台あって、現在全てWindows10で稼働しています。
その中で一番旧式で、WindowsXP後期モデルのDELL Vostro1000がWindows10で稼働していることに、関心が持たれているようです。
これまでの経緯については、過去記事をご覧いただくとして、ごく最近はどうなっているのか、ここに絞ってご報告いたします。
まず、現在のバージョンですが、昨年8月Windows10 Anniversary Update を適用後、公開された更新は全て適用してしている状態です。
今、Windows10 Creators Update が公開されたばかりですが、これについては後で少し触れます。
現状でどのくらいのことが出来ているかですが、WordやExelでの作業、メールの送受信に関しては、全く問題なしです。
ブラウザによるWebページの閲覧は、概ね問題はありませんが、例えばGoogleマップのストリートビューを表示させると、グラフィックプロセスが追い付かなくてスムーズに動かせません。
航空写真モードで、Ctrlキーとマウスを使って3Dビューを見ようとしても、全く動作しません。
やはりグラフィックボードの能力が限界のようです。
これはもう仕方ないですね。
対応能力を超えるアプリは、動かなくて当たり前です。
一方、ビデオ再生に関しては、一時全くひどい状態でしたが、最近わずかに良くなったかな・・・と言う感じがしないでもありません。
一時、再生不能で涙を呑んだファイルの中のいくつかは、順調に再生出来るようになりました。
全体的には、起動は速いしシャットダウンも瞬足完了しますし、重い作業をしない範囲では全く不備はありません。
さて最後に、公開されたばかりの Windows10 Creators Update ですが、新しもの好きの好奇心が勝って、先日すでにトライしています。
いち早く手動でアップデートを適用出来るオプションが用意されていましたので、それを試してみたというわけです。
結果から申し上げると、アップデート自体はとてもスムーズに完了したと見えましたが、実はLANボードが動作しなくなっていました。
これでは、インターネットが利用出来ません。
トラブルシューティングの結果は、「ネットワークアダプターのドライバーに問題があります。」とメッセージが出るのみです。
ところがインターネットにつながらないのでは、ドライバーの更新を試すことは出来ません。
苦肉の策で、別のPCでドライバーを探してダウンロードし、USBメモリーを介して適用してみましたが、「最新のドライバーが適用済みです。」と出て、いっこうに解決しません。
やはりこれは、アップデート自体に問題があるなと判断して、元のバージョンに戻しました。
元のバージョンへのロールバックは全く問題なく短い時間で完了し、また今まで通りに稼働するようになりました。
と言うことで、Vostro1000 に関しては Windows10 Creators Update の適用には、慎重になった方がよろしいようです。
以上、ご参考までに。
いつも貴重な情報ありがとうございます。
我が家の Vostro 1000
1607 RS1 → 1709 RS3
Creators Update を飛ばして Fall Creators Update を
適用したら問題なくアップデート出来ました。