大麦パンとピストーラが、クープがきれいに割れてちょっとだけカッコ良くなりました。
割れるためには、焼き始めの段階で勢いよく膨らまなくてはなりませんが、そのためには酵母の力がうんと強くなくてはいけません。
家の酵母君は、そのあたりが少しおとなしい子で、もう少しがんばれ!と思うこともあったのです。
そこで酵母の管理方法を再検討して、発酵力を高めることに挑戦しています。
温度や時間管理もですが、かき混ぜる間隔や回数を変えてみたり、また麦芽の粉末を微量加えてみたり、いろいろやっています。
結果、少しですが力が強くなったような気がします。
と言うか、これまでにも偶然ものすごく勢いが良かったことがありましたが、その状態をこちらの思い通りに再現出来るようになりつつあるということでしょうか。
大麦パンの顔を、麦の穂をイメージ出来るようにしたいと思っていますが、今日は少し近づいたかな・・・。
ピストーラも、今までになくいい見た目になりました。
もちろん、こういう発酵をする時は、風味もいいのですよ。
焼き上がった時、香ばしくて甘い麦芽の香りがしていました。
とにかくどこまでも勉強ですね。
尽きることがありません。