今日も、猿出没でひと騒ぎありました。
パン焼き仕事を終えて一息入れていた時、集落内でたて続けに花火の鳴る音が聴こえて来ました。
昨日の場所かと思い駆け付けましたがさにあらず、少し離れた別な場所でした。
行ってみると、区長さんが花火の燃えガラを持って戻って来るのが見えました。
伺ってみると、40~50頭はいるのではないかと思える群れが、田んぼの外れの裏山で木を揺すって騒いでいたとのこと。
花火の音に驚いて一舜怯んだようだが、まだその辺にいるらしいと・・・。
近所の方2人も加わって4人で見ているうちに、猿が戻って来て木を揺らしてこちらを伺っている様子です。
そこで私も加勢して、3人で花火を打ち込みに猿のいる方に向かって行きました。
近づくまで気づかれないように、且つ足早に。
途中、見張り役の猿に気づかれましたが、構わずどんどん距離を詰めて、ロケット花火の射程に入ったところで、二発ほど発射。
ザワザワと騒ぐ様子が見えましたので、今度は追い払い用の爆音花火をたて続けに15~16発鳴らし、最後に威嚇のつもりで指笛を鳴らして合図を送りました。
ボス猿と思しき「ホウ、ホウ!」と呼ぶ声が聴こえた後、一斉に山の奥に向かって逃げて行きました。
これでニ三日は来ないだろうと思いましたが、そうは問屋が卸しませんでした。
わずか20分か30分しないうちに、再び猿が出て来たそうです。
花火の音が聴こえたのであるいは・・・と思いましたが、配達に出るところだったので駆け付けることが出来ず、あとで話を伺いました。
その騒ぎの後は、出て来ないようです。
猿に関しては、「いつでも、どこでも、何をしていても、必ず追い払う。」のが鉄則だそうで、それを根気強く繰り返すうちに、猿はそこを自分たちの縄張りには出来ないと悟るらしいですね。
幸いなことに我が集落では、意識の高まりがあるのと、日中でも対応出来る人が複数居るので、防御の維持が出来るかも知れません。
しかし、今日のそのあたりには猪もやって来ているらしく、田んぼが荒らされ始めていましたし、カモシカや日本鹿も出没しています。
決して油断は出来ません。