田舎の人の心象

ここ喜多方市の外れ、山都町の相川地区あたり、つまり食工房の営業地です。
誰がどう見たって、都会ではありません。田舎です。

今年は、その同じ集落の別な空き家に移転の計画が進んでいます。
先日のこと、こんど隣組になる家のおばあちゃんに、正式に話が決まったことを報告がてら声をかけに行きました。

おばあちゃんと喋っている中で印象に残ったのは、「知らない人が入るのじゃなくて、本当に良かった・・・。」の一言でした。

私、この集落にお世話になって早や15年目です。
今年は、集落の会計役も任されて、やっと皆さんの信頼を得られたのかなと思っていたところです。

おばあちゃんの気持ちは、私にもよく分かります。
誰か新しい人が引っ越して来るとなれば、「どこからどんな人が来るのだろうか?誰の紹介で?何をする人だろうか?年齢は?家族は?子どもは?」等々、それはもう噂で持ち切りになります。

期待もあるけど、不安も大きいのです。
15年前の私たちは、まさに注目の的だったろうと、今その様子が目に見えるようです。

その同じ集落の中での移動なのに、もういろいろな噂が飛び交って、またしても注目の的になっている私たちです。

しかしその気持ちもよく分かります。
私たちも、少しはこの地域に染まって来たのかな・・・と思っています。

田舎の人の心象」への2件のフィードバック

  1. MIKIO AOKI 投稿作成者

    arz2beeさん、コメントありがとうございます。
    おかげさまで、やっと落ち着けそうです。
    言葉の問題は、あまり感じたことがありません。
    ネイティブの方が聞けば微妙に違うと言われるかも知れませんが、地域の方々とは、一応地元言葉で喋っています。

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  2. arz2bee

     詳しい事情は存じ上げませんので迂闊には申し上げられませんが、それは良かった。言葉はどうなんでしょうね、聞き取れても話すのは、中々難しいかもしれませんね。

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