畑を育てる

食工房

二週間前に植えたとうもろこしの苗が、たくましく育っています。


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畑を育てる素は、完熟たい肥です。


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トラクターで耕うんしてよく混ぜ込みます。


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小さい圃場に重宝な小型トラクター

作物を育てると言うのは分かりやすいと思いますが、畑を育てるとは何?と思われますか。

農作物は、野生の植物たちとは違って、人が世話を焼き面倒を見てやらないことには、収穫は望めません。
畑はその舞台であり、動物で言うなら家畜を飼う小屋に例えることも出来ます。

さしづめ肥料は餌ですが、餌さえやっていればいいと言うわけには行かないのと同じで、肥料さえ施していればいいと言うわけには行きません。
土という土台があって、必要な養分や水分が湛えられていて、そこに日が当たって雨が降って風が吹いて、そうして作物が育つわけです。

畑は、作物にとって環境です。
その良し悪し次第で、作物の収穫が左右されるのは当然と言えば当然です。

この頃、そのあたりの理屈が実感として理解出来るようになり、畑にいるのが面白くて楽しくて仕方がありません。
だから私には、畑を育てることは作物を育てることと同じに思えるのですね。

そのせいだかどうだか分かりませんが、この頃大体何を植えても上手く行きます。
もちろん、必ずしもそれで経営が成り立つということにはなりませんが。

体力も衰えたこの歳になって、人生にまた一つ大きな楽しみが増えた気がしています。
弱ってなんかいられません!

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