郷里の母が、ゆるい坂道を下って行くように、少しずつ少しずつ終わりに近づいて行っています。
しかし生命力というものはとても強いもののようで、点滴と吸引(喉)以外特に医療的処置を受けず、薬の処方もほとんど止めてしまっているのに、まだまだ意識はあって意思の疎通も出来ています。
尤も、睡眠時間がどんどん増えて、一日大方眠っていることが多くなって来ました。
いつまで持つだろうか・・・、この次いつ行けばいいだろうか・・・、そんなことを考えながら、気を揉みつつ、毎日の忙しさに耐えています。
往診の先生や看護師さんの見立てによれば、今月いっぱいはまだ大丈夫なのでは・・・と言うことなので、6月は臨時休業せずに7月の移転休業まで頑張ることにしました。
母も、そうやって頑張ってくれていることですし・・・。
すべては、一番善い時に成就するのであることを信じています。