月別アーカイブ: 2018年10月

飯豊山、雪化粧

昨日から今日にかけて、まとまった雨量の降雨となりました。
初めのうちは、気温もそこそこ高めでしたが、今日の日中から風向きが変わって寒くなって来ました。
もう外の気温は一桁です。

今日は一日雲がかかっていましたが、それでも時々雲の切れ目から飯豊山が白くなっているのが見えました。
今日が初冠雪じゃないかと思うのですが、このところの忙しさでちゃんと確認出来ていません。

冬の到来を予告する冷たい風が吹いていますが、このあとまだ何度か小春日和の日がやって来ると思います。
それまでに、食工房の営業再開が出来るよう急ぎたいと思います。

今日は、電気工事の一部追加工事が終わり、電気工事は終了しました。
水道屋さんも来てくれて、明日、残りの工程が完了する予定です。
水が出るようになれば、室内の掃除や機械設備の清掃も進みます。
ガス屋さんがまだ見えませんが、始まれば一日で終わるでしょうから、これも近いうちに完了と思っています。

私の方は、店舗と工房を仕切る引き戸のレールを敷いて、引き戸がちゃんとセット出来ることを確認しました。
まだ仮ですが、戸が閉まるようになりましたので、外の風が吹き込む心配がなくなりました。

あとは店舗入り口のサッシ戸が入れば一応完成ですが、サッシを入れる前に私の受け持ち分の工程が若干残っているので、明日はこれを仕上げておかなくてはなりません。
明日は午前中で雨も上がってくれると思いますので、作業も捗ると思います。

テストでパンを焼く日も、いよいよ間近となりました。
保健所に提出する申請書も書かなくてはなりません。

原材料、資材の引っ越し

新工房の原材料庫と資材保管スペースが完成しましたので、これまで旧工房や自宅の一角に保管していた原材料や包装、梱包資材、製品コンテナなどを移動しました。

ある程度予想してはいましたが、これまでより広いスペースを確保したにも関わらず、早くもかなりのスペースが埋まってしまいました。
今まで、いったいどこに収まっていたのやら?と、訝しんでいます。

しかし商売を構えていると、物が多くなるのは宿命ですね。

営業再開まであと一歩か二歩と思うのですが、その一歩がとても長いと感じる昨日今日です。

早や季節は、秋から冬へと向かっています。
冷たい雨が降る中の作業で、体が冷えました。

夕方は早めに上がって衣服を着替え、部屋も暖房して温かい夕食をいただき、風呂にも入りました。
とにかく、老体には冷えが一番良くないことは確かですから。

このあとは、毛布を一枚足して暖かくして休みます。

電力開通

大きな前進です。
今日、東北電力の検査が終わり、給電が開始されました。

早速、オーブンに電源投入して予熱テストをしました。
何しろ古いオーブンで、絶縁が悪くなっていてギリギリ規定値クリアでした。
電源投入でプレーカーが落ちなかったのでまずは一安心。
温度が上がって来るのを待ちました。

今までと同じく、一時間半ほどかかって250℃に達しました。
パンを焼くことに問題は無いようです。

ミキサーも回りましたし、その他の機器も新しく導入したドゥコンディショナーを除いて問題ありませんでした。
ドゥコンディショナーは、水道も接続してからでないとテストが出来ません。
あと一つ、二台のミキサーのうちの一台が、回転方向が逆になっていました。
三相三線の接続を間違えたのですね。
自分でも出来ないことはありませんが、あとで直してもらいます。

照明も全部点くようになりましたので、暗くなってからも作業が出来ます。
冷蔵庫と冷凍ストッカーも動き出しましたので、原材料の仕入れも再開です。

あとは水道とガスが入れば、いつでもパンを焼けます。
尤も、入口の建具がまだ入っていませんので、それが終わるまで実際には作業は出来ませんが。

これから先は、残っている一部の工程の完了、それから清掃とあと片付けです。
建築作業に使っていた機械工具の類も、仕舞わなければなりません。

実はこれがなかなか大変。
置き場所確保からやらなくてはなりませんので。
ちょっといろいろ物を持ち過ぎているとは思うのですけど・・・。

今日はもう一つ、管理機をいただけることになり、受け取りに行ってきました。
麦の栽培管理になくてはならない道具です。
とは言え、また一つ物が増えました。

喜びと落胆

今、食工房の新店舗が、どんどん形になってきています。

今日は、二階資材置き場の床の仕上げ張りが終わりました。
そして、シンク、調理台、オーブン付きガスレンジ台、製氷機、冷蔵庫の位置決めと排水管接続も完了。
その他細かい所数か所を仕上げて、ずい分肩の荷が下りた感じがしています。

ところで、そうやって出来上がった所を眺めながら掃除や片づけをするのは、とても気分が良く喜びの瞬間なのですが、たまにその最中に冷や水を浴びせられるようなことがあるのですね。
完璧だと思っていた工程に、手抜かりがあったことを発見してしまい、気分はあっという間に天国から地獄へ。
「さあ、どうする!?」で夜も寝付けないまま、翌日に持ち越しとなります。
そんなことが、何度かありました。

しかしそれもこれも、もうあと少しで終わり結論が出ます。
その結論とは、詰まるところ大きな満足と少しの後悔というところでしょうか。
その少しの後悔のために、また次なる挑戦へと導かれて行くのかも知れません。

営業再開に向けて

もうすぐ食工房の店舗本体つまり箱が完成します。

その次は、パンが焼けるよう、道具や備品の整備をしなければなりません。
一度か二度くらいは、テストもしてみないといけないだろうと思っていますから、営業再開の看板を上げるのは、来月に入ってからになります。

もう本当に長い間お待たせしていて、私自身も、そのことではずっと頭が痛いのです。
しかし、ちゃんとすべての工程が終わらないことには、どうにもなりません。
ここまで来たからには、仕上げなくてどうする!ですね。

明後日は、いよいよ電力開通でオーブンの予熱テストや機械の作動テストをします。
相前後して水道も開通する予定です。
LPガス工事も、その後間もなく完了の予定です。

いっぺんに何もかもが回り出して、パニックになるかも知れません。
保健所に申請を出した時点で、一日くらい完全休養したいと思っています。

どうか悪しからず、最後までお付き合いくださいますよう、よろしくお願いいたします。

日が短くなりました

どちらかと言えば冬至に近くなっているわけですから、日没が早いのは当然ですね。
午後も5時を過ぎると、もう薄暗くなって来ます。

それでもあたりには、ほとんど暗くなるまで外で農作業をしている方がいます。
まさに夜明けから日没まで、働いているのですね。

しかしそれも雪が降るまでです。
雪が降ったら何もかもが強制終了となりますから、それまでに終わらせておかなくてはならない仕事を、今のうちとがんばっているのです。

今日も夕方暗くなり始めてから、トラクターに乗って畑に向かうエンジン音が聞こえて来ました。
雪が降る前に、霜が降りる前に、しておかなくてはならないことがいろいろあるってことなのでしょう。

うちも農業の真似事をするようになりましたので、まわりの農家さんたちのすることを、また一つ違った目で見るようになりましたね。
一言で言えば、勉強になるってことです。
畑の様子も然り、どなたも本当によくやっていらっしゃる。

そしてまた、まわりの農家さんたちが私たちを見る目も変わりました。
何だか、仲間だと思ってくださっているみたいです。
正直うれしいです。
毎日、畑を見に行くついでに、近所の農家の方と立ち話するのが楽しみな私です。

うまいコーヒーが飲みたい!

臨時休業中でも、7月と8月はコーヒー焙煎を続行していましたが、9月に入ってからは旧工房の電気を止め、なお且つ新工房は未完成という状況の中、コーヒー焙煎もストップせざるを得なくなりました。

初めのうちは残った在庫を自家用にしていましたが、それもとっくに無くなっています。
一時、他店のコーヒー豆を試してみようと、何軒か目星をつけて取り寄せたり直接購入したりして飲んでみました。
まあ、お味の方はさすがと思うものもありましたが、何しろお値段も相当に高価なため、そうそう続けるわけには行きませんでした。

スーパーマーケットなどで売られているお買い得品のコーヒー豆も試してみましたが、こちらはただ焦げ臭くて苦い飲み物という印象ばかりで、まるっきり満足感というものが伴いません。
結局、ここしばらくというもの、コーヒーを飲まなくなってしまいました。

高知の妹が送ってくれた、土佐茶の紅茶というのがとてもおいしかったので、今は朝は紅茶です。

こうしてみると、食工房のコーヒーはやっぱり旨いんだなぁと、我ながら妙に感心しますね。
値段だって、安くはないけどそこそこですよ。

いい生豆がいっぱいあるのに、焙煎機が動かせるようにならないことには、一滴のコーヒーも飲むことは出来ません。

早く営業再開したい、うまいコーヒーが飲みたい!

電気工事完了

今日は、先日運び込まれた機械設備に電線が接続され、これで電気工事が完了しました。

あとは水道工事の最終工程と店舗入り口の建具、排水工事がもう少し、そこまで出来たら保健所に申請に行きます。

検査までの間に、店の中の備品設置、看板やPOPカード製作、建築残材の始末や工具類の片づけなど、少し楽しみながらやりたいと思います。

まだちょっと不確定要素もありますが、11月に入って間もなく開業出来るかなと思っています。
予定通り行けば・・・ですが。

ここまで来たら、焦っても仕方がありません。
納得が行くまで詰めて、悔いが残らないようにします。

営業再開まで、もうしばらくお待ちください。

探し物見つかる

毎日毎日忙しくしていて、危ないと分かっていても大切な記憶を深く刻むことなく流してしまって、後になって困惑を極めるということがよくあるのですね。
そんな時、「歳は取りたくない・・・」と愚痴の一つも漏れ出ます。

今回は、旧工房で外したドアの丁番とラッチの受け金具を、小さい袋に入れてドアと一緒に持って来たまでは覚えがありましたが、その後度々視界の片隅をかすめた記憶があるのに、それがどこだったかさっぱり思い出せなくて困りました。

確かここだったはず・・・と探してもそこには見当たらず、そのうち自分の記憶にすっかり自信が無くなって、手当たり次第にあちこちひっくり返して探しても探しても見つからないまま3日が過ぎました。

さすがに、新しいものを用意するしかないかと思いましたが、これがホームセンターでは売っていないものなのですね。
建具屋さんに頼んで取り寄せてもらわなくてはなりません。

それが昨日のことでしたが、ちょっとしたひらめきがあって、明日は見つかる・・・と確信したのでした。

そして今朝になって、一人で作業現場のその場所に行って開けて見ましたが、そこにはありませんでした。

やっぱりだめか・・・と思いつつ、否そんなはずはないと何気なくすぐ近くの床の上に置き去りになっていた小さい空き箱を手に取りました。

そう言えばこれは気にしたことが無かったな・・・と開けて見ると、ありました!

そして現物を見ると、どうしてそれがそこにあったのか、経緯も思い出せるから不思議です。

神隠しに遭ったものが、再び戻って来たような感じがするここ数日でありました。

数日、晴天が続く模様

天気図

大きな移動性高気圧がゆっくりと日本を覆いながら通過して行く予想です。

明日から数日、晴天が続く模様です。
助かります。

と言うのは、建築作業が終盤に近付き、仕上がった部分には機械設備も入り、材木を切り刻んで加工する作業は屋外でするようになっているからです。
今までのところ、雨が降った時は別な作業もあって、時間を無駄にすることはありませんでした。

しかし、これから数日間は最後の追い込みですから、出来れば晴天が続いてくれた方がありがたいですね。
その願いが叶いそうなので、うれしいと言うわけです。

原材料保管庫もほぼ完成しましたし、あとは本当に細かいところとそれから看板ですね。
あと、機械設備の清掃とメンテナンスです。
何をやるにしても、外が晴れていてくれた方がやりやすいですね。

さあさあ、急がないと。
気持ちが前のめりになり過ぎないよう、自らに言い聞かせつつ、がんばることといたします。