ここ数年来、私の心に一番しっくりする季節が丁度今ごろ、秋も深まる10月から11月にかけてです。
小春日和と時雨が交互にやって来て、少しずつ冬に向かって寒さが忍び寄って来る、そんな季節に自分の年齢や人生最後のステージを重ね合わせて、いろいろと想いを巡らせています。
それにしても今年は、余りにもたくさんの出来事が重なって、10年分を生きたような気がします。
しかし、食工房の移転が完了して営業再開すれば、そこから先は年末に向かって忙しいながらも、やっといつものペースに戻っていくのかな・・・と思っています。
今日は夕暮れ時、さほど冷たくはありませんでしたが北寄りの風が吹き、風に乗ってポツリポツリと落ちて来る雨粒に、何か特別な癒しを感じた私です。
その後本降りになった雨は、芽吹いたばかりの麦には恵みの雨となることでしょう。
雨降る夜の暗さにもまた、癒しを感じます。
どうやら風邪も通り過ぎてくれたようです。