今日もおいしいパンが焼けました。
否、昨日の夜からそれは分かっていました。
それは、酵母の状態を見てのこと。
酵母の発酵の状態は、自家培養しているからこそ、毎度多少の揺らぎがあります。
それを一番良好な状態に近づけるために、毎回細心の注意を払い、最高度の緊張感をもって作業しています。
それでも揺れます。
昨日は、「おっ、これはいいぞ!」と感じました。
そして今日、早朝3時からの最後の2時間でその日のパンの出来が見えて来ました。
あとは、計量間違いや焦がすなどの凡ミスさえ無ければ、何も心配することはありません。
思った通り、色も形もきれいで風味も食感も良いパンが焼けました。
モノづくりの仕事は、品物の出来が良ければそれだけで疲れもどこかへ吹き飛び、新たな意欲も生まれます。
毎週毎週、同じスケジュールで同じことを繰り返していますが、思った通りのものが出来ていれば、嫌になる事なんかあり得ません。
明日は、スコーン焼きです。