これからは、タイトルのような毎日になることと思います。
6次産業あるいは6次化という言葉をご存知かと思いますが、農業のような一次産業、パン屋のような加工業に類する二次産業、そして企画、販売、流通などを仲立ちするサービス業に類する三次産業が存在する中で、例えば農家が自分の作物を加工して製品をつくり、企画販売までを一手に引き受けて事業化することを言っています。
つまり、1+2+3でこれを6次産業と名付けたわけです。
食工房は、6次産業とか6次化という言葉が生まれる前の開業当初から、このあたりを強く意識していました。
これまで主にやって来たことは、後半の製品加工と企画販売の部分で、優れた製品をつくる事に加えて広報活動としての通信発行、試食会や出店などのイベントの企画または参加、近年はインターネットを活用した展開もして来ました。
そして長年の念願が叶って、やっと1の部分に手を出すことが可能となりました。
農業ですね。
これからしばらくは、今まで手薄となっていた農業の部分を確立させるために、集中的に力を注がなければなりませんが、将来的には3つの部分にバランス良く力を配分しつつ、個人的かつ小規模な事業でも持続可能で社会的にも価値を認めてもらえるような事業に成長して行きたいと思っています。
キーワードは、自然回帰と健康です。
10年後に、時代の最先端を走るのでなく、ゆっくりと歩いている姿を想像しています。