昨日とは打って変わって雨模様の一日になりました。
下界はさほど寒くもない感じでしたが、配達の折眺めたところでは、高い山の上は雪だったようで、白い所が増えたように見えました。
明日はもう少し冷え込むようで、平地でも一時的に雪が降るとの予想です。
でも、日中はまたお天気が回復して来るようですから、日差しがあれば気温も上がると思います。
この時期、花粉症の方には辛い季節でお気の毒とは思いますが、やはり暖かい晴れの日はありがたい・・・。
春の訪れは、正直うれしいです。
さて、今日のパン焼きは、また一段と酵母の調子が上がって、今度は作業のスピードが上がりました。
余り早過ぎるのは問題ですが、自家製酵母としては理想的な速さでした。
おかげで、成形までの作業が午前中余裕をもって終わりました。
食パンも早めに焼き上がっていたので、午前中にいらした遠来のお客さまをがっかりさせずに済みました。
このあたりのこと、イーストでやれば作業効率も時間コストも全然違って来るのだなぁ・・・と、あらためて認識しました。
自家製酵母は、イーストと比較すると、一次発酵、成形二次発酵ともに、2~3倍の時間がかかります。
下準備からして、冷蔵庫から出してすぐに使える生イーストや5分でスタート出来るドライイーストと違って、前日の午前中から仕込みにかからなければなりません。
そこまでして自家製酵母にこだわるのは何故?それは、食工房のパンをご愛顧いただいている皆さまには、とうにお分かりのことと思います。
私自身も、食工房がなくなってこのパンが食べられなくなったら、誰より一番がっかりするはずですから。
だから、死ぬまで現役を誓っているのは、当然の帰結なのです。