時ならぬ雪に驚きつつ

食工房

2019年4月2日午後の食工房前路上

このところ季節が逆行しているかのように寒さが増して、今日はとうとう10cmあまりの積雪を見ました。

定休日の今日、お天気が良ければ外に出て何か出来るかと思っていましたが、もう、こうなるとしばらくの間、畑に手を出すことも出来ません。
頭を切り替えて、IIDEの編集に取りかかりました。
否、こちらも早く手を付けたいと思っていたところだったので、まあそれは良かったのです。

しかし、夕方まで降り続いた雪で、あたりはすっかり真冬の景色に戻ってしまいました。

それにしても、最近の気候の振れ幅の大きさには、毎回のように驚かされます。
そうやって大きく行きつ戻りつしながら、長期的かつ平均的には、確実に温暖化しているのでしょうね。

果たして我々人類の活動が、この温暖化にどの程度影響を及ぼしているのか、真相はもっともっと先にならなければ分からないのだと思います。
問題なのは、我々の文明システムが、自然の動きに対して硬直した対応しか出来ないことにあるのじゃないかでしょうか。

自然の影響を受けない人間だけのための強固なシステムを作るのか、それとも自然の中に戻って恵みも害もともに甘受しつつ生存のために知恵を磨くのか、肝心なのは両者のバランスの上にこそ人類の生存は成立するということでしょう。

私は、食工房の仕事と日々の暮らしの中で、その道筋を見つけたいと思っています。

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