月別アーカイブ: 2019年8月

久しぶりの晴れ間、ご来店感謝

ここのところ雨がちの日が続き、畑の土もすっかり湿ってブカブカです。
水はけの悪い場所には、水たまりも出来ています。

今日は、久しぶりにお天道様の顔を見たような気がします。
朝のうちにテントを張ってお茶が飲めるようにして、皆さまのご来店をお待ちしました。

おかげさまで、主に午後からでしたが、ご来店のお客さまが相次ぎました。
皆さまには、レギュラーコーヒーまたは大麦コーヒーとそれからラード入り食パンをお試しいただきました。

ラード入り食パンは、まず例外なく好評で、その場でお買い上げくださる方もありました。
とにかく、否、まちがいなくおいしいと、私も思います。

動物性、植物性問わずいろいろある油脂の中で、ラードは豚の背脂を加熱するだけで取り出すことの出来る、シンプルで栄養価値が高くしかもうま味成分濃厚な、酸化にも強い優れた食材です。

まあ、そんな能書きはとりあえず横に置いて、ラード入りの食パンをお試しください。
風味、食感、いずれもご想像以上だと請け合います。

今日はその他に、生地を薄く延ばして細くカットし、サワードゥビスケットも焼いてみました。
こちらも試食していただけます。

明日も、皆さまのお越しを心よりお待ちしております。

明日も、ラード入り食パンを

ラード入り食パン

ラード入り食パン
小ぶりの食パン型に2山にしてみました。
1山で通常の1斤の70%くらいのボリュームになります。

明日はまたパン焼きの日です。
先週に続いて、明日もラード入りの食パンを焼きます。

今回は、ご希望の方にモニター価格で販売いたします。
また店頭にて無料で試食品も提供いたします。
モニター販売価格は、小ぶりの食パン型で1塊200円です。
※発売予定価格は、360円

同時に、大麦コーヒーまたはレギュラーコーヒーの無料試飲サービスもいたします。

多くの皆さまのご来店、心よりお待ちしております。
どうぞよろしくお願いいたします。

やっぱり、コーヒーがあるって、幸せ

お盆の期間中、前後も含めて3週間近く、コーヒー豆を切らしていました。

お客さまにご迷惑をかけたことは、大変申し訳ないことであったのはもちろんですが、自家用のコーヒー豆も無かったので、その間ずっと大麦コーヒーと紅茶で過ごしていました。

午後のコーヒータイムは、大麦コーヒーで何の不満もなかったのですが、朝は眠気を吹っ切るためにカフェインが必要でした。
そこで紅茶を出して来て、朝の食卓に供することに。

紅茶も決して悪くないのですが、朝、あのコーヒーの香りがしないというのが何か物足りない感じがするのですね。
それでも、街で売っているコーヒー豆を買う気には、どうしてもなれませんでした。
だってねぇ・・・、そこまでしてコーヒー飲まなくてもいいので。

そして今朝、本当に久しぶりに自家焙煎のコーヒーの香りを、胸いっぱい吸い込みました。
一口すすって「あぁ、満足!」。
やはりコーヒーがあるって、幸せ!と思った次第。

販売も再開しています。
昨日ご紹介しましたが、今回もいい豆が入荷しています。

コーヒー豆入荷

お盆の期間を挟んで、在庫切れのままご迷惑をかけてしまいましたコーヒー豆が、入荷しました。

今回、以前定番にしていた豆がまた入手可能と分かり、懐かしい味が再入荷しました。
ブラジルのバージングランデとマラウイのチャカカ、そしてボリビアのコパカバーナ。

それに伴い、ブレンドのレシピも変わります。
食工房テイストの原点に近い味わいを思い出していただけると思います。

★ブラジル バージングランデ農園産
ムンドノーボ・樹上完熟スーパーボイア ナチュラル
ミディアムロースト 550円/100g

★ボリビア コパカバーナ農園産
ティピカフルウォッシュ ビオラティーナオーガニック認証品
ミディアムロースト 600円/100g

★グァテマラ サンタフェリーサ農園産
レッドティピカ ダブルソーク1550
ミディアムロースト 600円/100g
 
★マラウイ ポカヒルズ農協 チャカカ村産
ゲイシャ、その他 フルウォッシュ
フルシティーロースト 650円/100g

★食工房おいしいブレンド 600円/100g

皆さまのご注文をお待ちしています。


食工房自家産ライ麦に切り替えます

明日のパン焼きから、自家産のライ麦に切り替わります。
プンパニッケルもザワータイクからすべて自家産のライ麦です。
待ちに待ったその日が、ついにやって来ました。
明日は特別な気分で、皆さまのご来店を、お待ちすることになると思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
なお、スペルト小麦の使用は、もう少し先になります。

消費税10%をどうする

いよいよ迫って来ました。
10月1日から、消費税が現行8%から10%に増税されます。

食工房で売っているパンや焼き菓子などは、いずれも軽減税率が適用されますので、売る方は8%のままで変わりありません。
しかし、製造原価に目を向けると、食材以外の項目、水道光熱費、消耗品、包装資材費、広告宣伝費、通信費など、そして皆さまにも直接関わりのある運賃や送金手数料などは、いずれも10%適用です。

当然のことながら製品価格にも、微妙に響いて来ることになります。
やはりいくらかでも値上げをしないと、後々経営が苦しくなって来るのは間違いありません。
送料も含めた皆さまの購買に関わるご負担は、少なからず増えることになります。

さあここでどうする・・・。
いくらの値上げをお願いすれば良いのか、正確に割り出そうとすると煩雑を極めるので、今もまだ手を付けられないでいます。

そもそも消費税というのは、徴税(税金を徴収する業務)の一部をありとあらゆる事業所の経営者に肩代わりさせる施策なのですから、こんな面倒くさい仕事に手間暇取られていては、本業がおろそかになります。
否、個人事業主は、本来そんなことに関わっている暇はありません。

とまあ、いくら吠えたところで、法律ですから従わないわけには行かないというわけで、まいりましたねぇ・・・。
早々に結論を出さなくてはなりません。

圃場の整備

麦ラボ

青空の下、サクサク耕せるのは、至福の時かも。


麦ラボ

写真を撮ってくれている娘に向かって、思わず手を振りたくなる気分、分かってください。

今日は午前中は食工房でクッキー焼きの仕事を、午後は圃場の整備に時間を充てました。
お天気が良いのは今日と明日の前半くらいまでとの予報でしたから、土の乾き具合もそこそこ良くなっていましたし、明日になってお天気の変化が早くて雨が降り出すようだと重要な機会を逃すことになります。

トラクターで耕すのは簡単ですが、どんな条件でも可能というわけには行きません。
麦を植える圃場ですから、それに合った土壌を作るために必要な条件が整っていなくてはなりません。

収穫の後、実はいろいろな作業工程がありました。
麦藁の片づけ、雑草の刈り払い、有機肥料の施肥作業などに、多くの時間と手間をかけています。
そうして一回目の耕うんをしたのが8月14日、今日は雑草が出て来たのを淘汰するためと肥やしをよく混ぜ込むために2回目の耕うんをしたというわけ。

沢山ある農作業の工程の中で、トラクターを運転して圃場を耕すのは気分が良いものですが、そのためには事前の地味な作業が沢山伴っているということなのですね。
それらの作業の延々とした時間の長さに比べれば、ほんの一瞬で終わってしまう工程です。

思えば一年前の今頃、同じような作業をしていました。
あの時は、もっとずっと大変でした。
いろいろ試行錯誤の部分もありましたので。
今年は、はるかに楽に順調に進んでいます。

作業の後、「ああ、やっとこれで一年回ったのだな・・・」と、感慨に浸る私でした。

さて食工房は、明日と明後日の二日間定休日休業となっております。
お間違えのございませんように。

変わりやすいお天気

晴れか曇りで推移するだろうと思っていた今日のお天気は、実際にはとても変わりやすく突然激しい雨も降って来ました。
お客さまの休憩場所にとテントを張っておきましたが、ちょうど一緒にお茶の時間を楽しんでいた時に激しい雨になり、母屋に入っていただく一幕もありました。

今日は、そんなこんなで三々五々ご来店のお客さまがいらっしゃいました。
おかげさまでパンも良く売れて、売れ残りを心配しなくても良い状況となりました。
いや、本当にありがたいです。
皆さま、今日もありがとうございました。

ラード入りのパンの試食評価が予想通り良好だったので、来週も続けて焼いて試食を提供し、評価を固めたいと思っています。
そして来月には、ラード入り食パンの新発売試食セールにつなげたいと思っています。

食工房は、今は畑も工房も大きな動きはありませんが、日々の仕事を手堅くこなしてこれからの繁忙期に備えます。

今年も抜かりなく麦の種を播かなくてはなりません。
圃場の準備も怠りなく進めています。

ラード入り食パン

ラード入り食パン

小ぶりの食パン型に2山にしてみました。
1山で通常の1斤の70%くらいのボリュームになります。


ラード入り食パン

切り口です。
脂肪分が入ると、生地の伸びが良くなります。
しかも、時間が経っても硬くなりにくい。

生地にラードを入れた食パンを焼いてみました。
中身的には、飯豊山食パンと同じで小麦全粒粉を10%混入しています。

そしてそこに今回は、思い切って粉量の10%のラード(重量比)を練り込みました。
思い切ってと言っても、それほど多いわけではありません。
食パン生地としては普通だと思います。
これまでの試作では5%以内でしたから、思い切ってと申し上げたわけです。

しかしこれがとても良かったので、ご報告に及ぶ次第です。
まず一番に触れたいのは、風味です。

ラードに対する悪い印象を完全に払拭してくれる素晴らしい香ばしさに驚かされました。
皮の部分の食感と風味が特筆ものです。

そして中身ももっちりしっとりで、脂肪分を添加しない食工房定番の食パンでは、悔しいけど出せない食感が得られています。
このあたりで、そろそろ定番化を考えてもいいのではないかと思える出来でした。

試食品がまだ残っていますので、明日ご来店いただければ、召し上がっていただけます。
明日も、皆さまのご来店をお待ちしております。

秋の気配

ここ数日の間に、明らかにお天気の流れが変わりましたね。
周期的なお天気の変化が現れるようになって来ました。
季節の変わり目です。

長期予報では、気温は高めと言っていますが、お天気の模様は秋の気配です。
二三日晴れが続いて、その後二三日雨模様そしてまた晴れ、こうして一周期毎に季節が進んで行きます。
ここ一ヶ月くらいの間に上手く晴れのタイミングを掴んで、麦の種まきをしたいと思っています。

さて明日は土曜日のパン焼きの日、お天気は悪くないようです。
最高気温は30℃にはならないようですから、過ごしやすい感じがするかも知れません。

明日のパン焼きで、しばらく途絶えていたラード入りのパンの試作を再開します。
明日は、小ぶりの食パン型で焼いてみます。
試食もしていただけます。

皆さまのご来店、お待ちしております。

平日、雨天、ご来店感謝

営業再開一日目の本日は、平日でしかも雨模様の一日、果たしてご来店のお客さまのお顔を見られるだろうかと危ぶみましたが、そんな心配を余所に三々五々ご来店を賜りました。
皆さまどなたも、食工房のパンのファンの方で、堅焼き黒パンやプンパニッケル、食パンなどが次々売れました。

大変うれしく、ありがたく、感謝に堪えない一日でした。
ご来店くださいました皆さまに対し、改めてこの場を借りて厚く御礼申し上げます。

一方、現場で難しかったのが、酵母とパン生地の温度管理でした。
暑さも引いてすっかり涼しくなったと体感していましたので、少しは保温をかける必要があるだろうと判断しましたが、意外にも酵母は過熟気味になるほど発酵が進み、生地をこねながら気を揉む一幕もありました。

温度計もちゃんと監視していたのですが、それでもまだ読み切れていない動きがありますね。
本当に奥が深い仕事だと思います。

明日はスコーンを焼いて、パンは中一日の間に再び酵母種を仕込み直します。
そして明後日に、またパンを焼きます。