今朝は午前3時に起き出し、作業場に行くために母屋の外に出ました。
外は真っ暗で、星空が目に飛び込んで来ました。
そして真っ先に目を引かれたのが、中天東方向にさざめくすばるでした。
特別明るいわけでもないのに、どうしたって気づかないわけには行かない不思議な星の集まりなのですね。
それがすばるです。
別名プレアデス星団と呼ばれます。
この星団が印象的に見えるのは、生まれて間もない若い星の集まりで周りにガスを纏っているため、滲んだように光って見えるからです。
そして天頂にはペガスス座とアンドロメダ座の星々が位置していました。
首が痛くなるのをこらえながらじっと見ていると、あのアンドロメダ星雲を肉眼で微かに確認することが出来ました。
歳をとって視力もずい分衰えましたが、ちょっと安心しました。
もちろん本を読むには、眼鏡が無くてはどうにもなりませんが。
時間にすれば5分にも足りないくらいの束の間です。
でも、何だかうれしくて、ものすごく得したような、そして泣きたいような・・・、心が震えていました。