自前の圃場で収穫したライ麦とスペルト小麦の全粒粉が揃いました。
あとまだデュラム小麦もあるのですが、こちらはまだしばらく先の予定です。
食工房の定番のパン各種に自家生産の麦を配合して、それを皆さまに提供出来ると思うと、今まで汗を流して来て良かったと感慨も新たな私です。
この次のパン焼きで、とりあえず一回テストをします。
8月8日(木)のパン焼きです。
試食分を考慮して、少し多めに焼きますので、お味見してみたい方は木曜日以降週末にかけてご来店ください。
ちなみに新麦は二つとも、残留放射能検査済みです。
検査成績表も手元にありますが、画像を用意するのが間に合わなかったので、あとで追加更新いたします。
なお、本格的に自家生産の麦に切り替わるのは、9月からになる予定です。
一方、圃場の方は、来年に向けて整備しています。
麦藁の片づけ、青草の刈り払い、有機肥料の投入、耕転、そして最後に種まきという段取りです。
すべて一年先を想定しながら作業を進めます。
農業は、材料を買っていた頃には想像することすら出来なかった、細かい配慮やノウハウが必要な世界です。
さて、明日と明後日、食工房は定休日となっております。
明日は一日圃場にいて、作業していると思います。
すべては、おいしいパンのために。