今日からお盆期間に入りました。
夕方、近所の方が家の入り口で藁を燃やしていました。
迎え火でした。
ご先祖の方の霊が戻って来るのに、目印になるようにとの計らいなのですね。
私は、この地に先祖はおりませんし、父も母もカトリック信徒でしたから、お盆は関係ないと言えば関係ないのです。
でも仮に、父や母の霊が戻って来るとしても、ここではないのですね。
やはり、高知の実家と言うことになるでしょう。
一方、この家には、ここに代々生きて来られた方々が、集まって来られるということはあると思っています。
特に、最後にこの家の持ち主だった方は、他所から移住してきた私たちのことを何かにつけて気にしてくださり、いろいろ教えてくださった方です。
縁あって、そのお家に住まうことになったのですから、まことに不思議なご縁をいただいたものです。
今年のお盆は、息子たちも孫たちも誰も訪ねて来る予定がありませんので、いっそのこと心静かにこの家のご先祖様方の霊をお迎えしようと思っています。