月別アーカイブ: 2019年8月

どんなお盆休みに

台風10号 8月9日18時現在の位置と進路予想

お盆の休みが近づいて来ました。

ところが今年は、台風の動きが心配という状況になっています。

本州の真南からまっすぐ北上中で、今後東西に逸れることがあったとしても、少なからぬ影響を受けないわけには行かなそうです。

そしてお盆期間中ずっと。この台風に悩まされることになる可能性大です。
私が記憶している限り、こんな状況は多分初めてです。

これは、ご先祖の方々の、一体どのような思し召しなのか、現世の我々も胸に手を当てて考えて見なくては・・・。

私は、自分のいるところもですが、もっと心配なのが高知の実家です。
母がいなくなって、妹が一人で守っている実家は、家は古いしそれでいて台風の通り道になりそうな場所ですから。

どっちに行っても困る今度の台風、この後どんな動きに・・・。
被害の少ないことを祈るのみです。

早朝未明、中天にすばる見ゆ

今朝は午前3時に起き出し、作業場に行くために母屋の外に出ました。

外は真っ暗で、星空が目に飛び込んで来ました。
そして真っ先に目を引かれたのが、中天東方向にさざめくすばるでした。

特別明るいわけでもないのに、どうしたって気づかないわけには行かない不思議な星の集まりなのですね。
それがすばるです。

別名プレアデス星団と呼ばれます。
この星団が印象的に見えるのは、生まれて間もない若い星の集まりで周りにガスを纏っているため、滲んだように光って見えるからです。

そして天頂にはペガスス座とアンドロメダ座の星々が位置していました。
首が痛くなるのをこらえながらじっと見ていると、あのアンドロメダ星雲を肉眼で微かに確認することが出来ました。

歳をとって視力もずい分衰えましたが、ちょっと安心しました。
もちろん本を読むには、眼鏡が無くてはどうにもなりませんが。

時間にすれば5分にも足りないくらいの束の間です。
でも、何だかうれしくて、ものすごく得したような、そして泣きたいような・・・、心が震えていました。

紙版・飯豊の空の下から・・・ 8月号

IIDEこと、紙版・飯豊の空の下から・・・ の8月号を公開いたしました。
お盆期間中の営業や休業に関するお知らせも、この中に詳しく掲載しています。
ご覧いただければ幸いです。

どんなに忙しくても、これを書くことが食工房の生命みたいなものですから、来月からまた月一ペースで出したいと思っています。

さて皆さま、明日のパン焼きで、初めて収穫した自家生産のライ麦とスペルト小麦を使います。
食味テストを兼ねて、とりあえず明日一度だけです。
試食も用意して、皆さまのご来店をおまちしております。

お盆期間中のスケジュール

最近は、年末年始休暇、ゴールデンウィークと並んで、お盆の期間に長期休暇を取る方が多くなっていますね。
今年は、前後の週末を合わせて最長9日間の休暇という例もあるそうです。

それで食工房は・・・という話しなのですが、この期間中の前半8月14日までは定休日も休まずに連続営業いたします。

そして後半15日から休暇をいただき、その後の定休日を合わせて7日間お休みいたします。

今回は、久しぶりに泊りがけで出かける予定も立てています。
畑のこともあるし、ゆっくりのんびりと言うことにはなりそうもありません。

暑さが和らいでくれるかどうか・・・。
お天気はどんな模様か・・・。
今から気を揉んでも仕方がありませんが、週間天気予報や天気図を見ている私です。

一方、お知らせの通信を早いところ発信しないといけませんので、目下IIDEの編集中です。
いや、何にしても忙しい!

新麦の製粉

麦ラボ

ライ麦全粒粉


スペルト小麦全粒粉


麦ラボ

左がライ麦全粒粉、右がスペルト小麦全粒粉

自前の圃場で収穫したライ麦とスペルト小麦の全粒粉が揃いました。

あとまだデュラム小麦もあるのですが、こちらはまだしばらく先の予定です。

食工房の定番のパン各種に自家生産の麦を配合して、それを皆さまに提供出来ると思うと、今まで汗を流して来て良かったと感慨も新たな私です。

この次のパン焼きで、とりあえず一回テストをします。
8月8日(木)のパン焼きです。
試食分を考慮して、少し多めに焼きますので、お味見してみたい方は木曜日以降週末にかけてご来店ください。

ちなみに新麦は二つとも、残留放射能検査済みです。
検査成績表も手元にありますが、画像を用意するのが間に合わなかったので、あとで追加更新いたします。

なお、本格的に自家生産の麦に切り替わるのは、9月からになる予定です。

一方、圃場の方は、来年に向けて整備しています。
麦藁の片づけ、青草の刈り払い、有機肥料の投入、耕転、そして最後に種まきという段取りです。

すべて一年先を想定しながら作業を進めます。
農業は、材料を買っていた頃には想像することすら出来なかった、細かい配慮やノウハウが必要な世界です。

さて、明日と明後日、食工房は定休日となっております。
明日は一日圃場にいて、作業していると思います。
すべては、おいしいパンのために。

暑い、以外セリフがない

猛暑が続いています。
日増しに熱気が溜まって来ています。

早朝の涼しさは束の間に終わり、日の出とともにすぐに気温が上がり始めます。
夕方は、すっかり日が沈むまでは猛烈な暑さが去りません。

家の中の日が差し込む部屋は、日中は窓を閉めてカーテンで日差しを遮っておいた方が良いくらいです。
夕方になって日が陰ってから窓を開ければ風が入って、少しは涼しく感じられます。

今日は、会う人ごとに「お暑うございます。」「暑いですね。」「暑い中、ありがとうございます。」等々、もはや「暑い」以外にセリフがありません。

体は、少しは暑さに慣れてきたような気がしますが、汗の量がものすごく、一日のうちに二回くらいシャワーを使い下着を取り替えないと、まるで雨にでも濡れたような姿になってしまいます。
ベタベタと、とにかく気持ちが悪くてどうにもなりません。

昨日も今日も、開店休業にこそなりませんでしたが、お見えになるお客さまはポツリポツリ。
しかしこの暑さの中を、よくお出でくださったと感謝感激する私たちです。

今月は、売り上げも大変な厳しい状況になりそうです。
台風の動きも気になります。
お天道さま・・・、助けてくださいよ!

災害級の暑さ、開店休業

今日はまた、昨日よりもさらに暑くなりました。
夜のニュースでは、災害級の暑さだと言っていました。
なるほど、そういう言い方があったのですね。
確かに耐えがたい暑さではありました。

食工房では、朝の一番から夕方まで、何度か水撒きを繰り返して暑さをしのぎました。
夕方の最後の水撒きは、念を入れてたっぷりと、水道も併せて利用し屋根の上にも撒きました。
そのおかげで、夜に入ってすっかり涼しく過ごせています。

何もしなければ深夜までコンクリートが熱を帯びていて、いつまでもあたりの熱気が去りませんから。
これは正解でした。

さてそんな暑さの下、食工房は今日はお一人のお客さまも見えず、開店休業の一日となりました。
配達がありましたので、売り上げは0ではありませんでしたが。
しかしやはりさみしいですね。

明日は、さらに気温が上がると言っています。
あぁ、どうなるのでしょう。
災害級のまだ上があるってことですか。

いや、暑さに負けてなんかいられません。
何度でも、水撒きしましょう。

そのうち体も慣れてくることでしょうから。

ご来店、お待ちしております。

猛暑モードスイッチON

実は、昨日までの蒸し暑さには、正直ギブアップしそうでした。
まだこれからだと言う時に夏バテしていたのでは先が思いやられます。

今朝3時に起きた時も、体が動きませんでした。
それでも何とかスローモーションのように仕事を進めて、夜が明けました。

しかし朝のコーヒーを飲んだ後、急に気分が良くなり、その後テキパキと体が動くようになり、お昼前には余裕で後片付けにも手を出していました。
何だか、体の中のスイッチが切り替わったような感じです。

それに今日の暑さは、湿気が少なくてずい分楽でした。
それでも気温は高かったですから、店の前のコンクリートの照り返しは、猛烈な暑さとなって店の中までその熱が感じられるほど・・・。
そこで、水まきをして暑さを和らげる作戦に出ました。

風呂の残り湯を外に置いたタンクに移して保管して置き、草花の水やりなどに利用しているのですが、使い切れない量がありますから、夏の間はコンクリートの上に撒いて暑さ対策にも使えるというわけです。
じょうろを二つ両手に持って、水撒きをしました。

5回くらい運んで、だいたい店の前の全面に撒くことが出来るのですが、蒔いている本人が一番暑い思いをするということが、やって見てすぐに分かりました。
でも、それにも耐えられたのですから、昨日までとは大違いの自分の体に、少し安心した私です。

件のパン焼きの方は、それほど問題はありませんでした。
まだ今日の暑さでは、何とかなる範囲だったようです。
明日のスコーン焼きも、何とかなると思います。

フレッシュミントのお茶を用意してお待ちしております。
冷たい氷も沢山あります。
皆さまのご来店をお待ちしております。