食工房の自家培養酵母を使って醸造するビール、それがドコノビールです。
ドコノモリのミッケくんが仕込んだという想定になっています。
今日は、先週10月10日に仕込んだピルスナー・エクスポートのボトリングをして、あとは熟成待ちの行程に入りました。
今回、ドゥコンディショナーでの発酵の様子を見ていて分かったことがあります。
それは、やはり発酵熱のことで、20ℓを超える大きな容積で発酵が始まると、ものすごい発酵熱が出るということでした。
発酵が盛んになって来ると、冷却機能のみが繰り返し稼働して温度を下げようとしている状況でした。
それでもなお発酵のスピードを抑えるために、温度設定を時間を追って下げなくてはなりませんでした。
風味の良いビールに仕上げるために、三日目、モルトの糖度が下がり始めた頃から、15℃くらいまで温度を下げました。
そして4日目の昨日オリ引きをして、今日まで一日落ち着かせました。
この5日間、ドゥコンディショナーの扉を開けるたびに、ホップのいい香りが漂いました。
きっとうまいビールに仕上がってくれることと思います。
この後第二弾は、ナッツブラウンエールです。
こちらもさらにうまいビールが出来ると思います。
出来上がったビールは、皆さまにプレゼントする予定ですから、どうぞお楽しみにしていてください。
けんさん、コメントありがとうございます。
そちらのビール造り、なかなか大変そうですが、出来上がったら少し購入してみたいと思います。私のビールづくりは、趣味の域を出るものではなく、コストは無視です。
それにしても、酒税法は悪法ですね・・・。
もっと普通に、食品製造の許可で醸造が出来るようにならないものでしょうか。
パンの酵母の培養など、醸造とほとんど変わらないプロセスなんですけどね・・・。
そうですよね。作ってみてそんなに難しくはないと理解はしましたが、何分発芽が安定しないというところがあって試行錯誤しなければならないと思い、来年から製麦機の開発を考えています。一度そちらにお伺いしていろいろお話をお聞きしたいと思っています。雪が降る前にでも・・・
きょうは私が所属しているNPO「食救研」で「大麦パン講演会」が神戸で開催されます。今から準備に県民会館へ向かいます。
神戸はパンの消費が多い町ですので大麦パンへ興味を示す個人や業者も多くいます。いい会になればと思っています。
なんとも羨ましいお話です。
2年前から私も自分で作った大麦(ミハルゴールド)でモルトを作り、ビールを作ることを考えておりました。じつは僅かながら作ることもいたしました。しかしモルトの品質が安定せず、最終的にはブリュワリさんにお任せして醸造したという経緯があります。昨年四月に酒税法が改正になってからは醸造をあきらめ、せめてモルトだけでもと思っています。じつは昨日酒販免許を取得いたしましたのでお酒の販売だけはできるようになりました。モルトは品質の安定を狙って今月初めにサントリーモルティングさんへ300Kgの大麦を運びました。まもなく仕上がってくるものと思っています。それを神戸のブリュワリーさんへ持ち込んでビールにしますが、何分にもコストがかかりすぎています。しかも出来上がったビールは20Lの樽での仕入れになります。これを小瓶に詰め替えることも考えていましたが保険所の許可が下りなくて今のところ瓶詰工場の場所探しをしているようなことです。また情報交換できたらうれしいです。
寒くなってきたようですのでご自愛ください。