雪囲いを始める頃

今日は定休日でした。
今日は、食工房の仕事は完全にオフ。

朝は霧に包まれ、その後晴天となりました。

こんな日に、雪が降るまでの猶予の時間を味わいながら雪囲いを始めます。
夏の間庭の片隅に片付けて置いた部材を引っ張り出して、点検と掃除をしながら設置する場所まで運びます。

この場所での雪囲いも二年目となり、どこに何をすれば良いか分かっていますから、今日はゆっくり焦らず体を動かす気持ち良さを味わいながらやりました。

午後から夕方にかけて、空は曇り冷たい風が吹き、一瞬時雨かと思いましたが雨粒は落ちて来ず、また弱い残照があたりを照らしました。
やがて暗くなってまわりが見えにくくなったところで本日の作業を終了。

しかしすぐに家の中に入らず、しばらく外の風に吹かれて座り込んでいました。
何となく獣たちの気分が分かるかも知れないと思って。

冬の寒さが、すぐ近くまでやって来ているような気配を感じました。

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