明日はシュトレンに新しい試み

営業用のシュトレンの製造は、実はすでに終わっています。
明日もう一回時間を取って、シュトレンの新バージョンを試作します。

と言っても、内容はほとんど変わりません。
新しい試みと言うのは、小麦粉に全粒粉を混ぜることです。

ライ麦全粒粉とスペルト小麦全粒粉をそれぞれ10%ほど混ぜた生地を用意します。
具材などのレシピは変更ありません。
全粒粉が入ることで、ベースになるパンの部分がどのくらい味わい深くなるか、そこが肝です。

良い結果が出れば、来年のシュトレンは全粒粉入りにしたいと思っています。
否、そのくらいに勝算はあるのです。

明日焼いて明後日仕上げをして、その後一週間くらい置いてから試食ですから、最終営業日の28日か29日になるかも知れませんが、その頃に店頭にて試食をしていただけると思います。

ところでこの二三週、右肩上がりに酵母の発酵が良くなって来ています。
今日は、焼き上がったパンから果物のような香りがしていました。
いらしたお客さまも、店に入った途端いいにおいがすると、殊更のように仰いましたから、間違いありません。

この状態を如何に維持するか、それが重要ですが、とてもとても難しいのです。
季節要因もありますし、未だ理解の及んでいない要素も絡んでいるかも知れません。
しかしとにかく、今が最高と言える状態です。

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