月別アーカイブ: 2020年2月

忘れていた寒さ

今朝は、寒かったです。
忘れていました。
これが本当の冬の寒さだと。

雪も降りましたが、10cm以内。
しかしどういうわけか、除雪車が出動しました。

で、わが家もパン焼きの合間に駐車場の除雪をしました。
日中もずっと寒かったので、雪が融け出すこともなく、ビシャビシャのシャーベット状にならず、きれいに除雪することが出来ました。

そうなんです、中途半端に冷えるのが一番良くありません。
麦畑が水浸しになりますから。

サラサラの雪だと水分が無く、下の土はしっとりしていても水浸しになることはないのです。
冬の間ずっと安定して雪に覆われていてくれれば良かったのですが、もう半分以上過ぎてしまった冬、今シーズンは最悪のコンディションです。

春を迎えてどんな様子になるのか、心配がないと言えばウソ、何とか持ちこたえてくれることを祈っています。

さて一方、食工房では酵母の調子が絶好調です。
こういう時は、どの種類のパンも出来がいいので、お客さまにも自信を持って「おいしいですよ!」とお勧め出来ます。

この絶好調がいつまでも続くように、何がどこが良かったのか、その理由を正確に把握しなくてはなりません。
ま、だいたいは理解しているのですが、もっと科学的な説明を付けられるところまで詰めたいですね。

分析のための機器も必要になるかも知れませんが。
パン屋としては、とりあえずおいしいパンが焼ければいいので、今すぐにどうこうというわけではありません。

そういうわけで、おいしいパンが皆さまのご来店をお待ちしております。

寒くても、雪が降っても、パンを焼きます

今朝までの雪は、警報級と騒いだ割には全くの肩すかしで、除雪車の出動もありませんでした。

でもわが家は、駐車スペースにシャーベット状の雪が残ると、明日お客さまが車から降りるのに長靴が必要と言う状況になりますから、丁寧に除雪しておきました。
明日までにまた少し降雪があるかも知れませんが、その時はその時、必要なら除雪します。

明日から、また新たな営業の一週間が始まります。
寒くても、雪が降っても、パンを焼きます。

ご来店いただければこの上ない幸せ、皆さまのお越しを心よりお待ちしております。

ブルマン級の秀逸な風味、ハイチのマールブランシュも入荷しております。

立春、これから寒くなる!?

昨日は節分、夜になってからでしたが、豆まきをしました。
そして今日は立春。

一日中穏やかな晴天で寒さも緩み、外にいるのが気持ちが良くてうれしかった・・・。

ところが、今夜から明日にかけて大雪になると言っています。
その後もしばらくの間、寒い日が続くとか。

今季一番の寒気が南下して来ると言います。
いやはや、いったいどうなっているのでしょう。

お天気に関しては、もはや予測は付かないものと承知はしているのですが、それでも大方このまま春に向かうのではないかと、頭も切り替えなくてはと思っていたのです。

もし明日、除雪車が出るくらいの積雪になったら・・・、否、あり得ますね。

とりあえず定休日で店は休みなので、静かに様子を見ていましょう。

バタービスケット、精麦、製粉、あんづくり

今日は月曜日、定休日前最後の営業日でした。
パンは全て2割引きまたは半額で販売しました。

皆さま、月曜日は、考えようによっては大変お得な日ですので、覚えておいてくださいね。

一方工房では、バタービスケットを焼いていました。
目下、クッキー類の在庫回復に努めているところですが、バタービスケットは造る傍から捌けて行くので、先週に続けて今週も焼くことになりました。

ところで、クッキー焼きに集中したかったのですが、残りの時間は別な仕事が待っていました。
ライ麦やスペルト小麦、そして大麦の精麦作業を、それからそれを製粉する作業もしなくてはなりませんでした。

普通は、パン屋がそこまですることはないのですが、国内産で品質も追及するとなると、自分でやるしかないということになるのですね。
そこはもう食工房病ですから、不治の病です。

そして最後は、小豆を炊いてあんづくりでした。
こちらは、上の娘がバタービスケットを仕込んでいる合間に始めて、その後掛かりきりで仕上げてくれました。

食工房の自家製あんは、名目こしあんと言うことになっていますが、実はそうではありません。
世の中には、つぶあんとこしあんしか呼び名がありませんので、仕方なくこしあんと言っているのです。

本物のこしあんは、やわらかく炊いた小豆を潰して濾し袋に入れ、揉み出すように絞って皮の部分を濾し分けます。
だから、口当たりがとても滑らかだし、アクが抜けて味もあっさりしています。

対して粒あんは、小豆を丸ごと煮くずさないように炊き上げます。
使う砂糖の量も粒あんの方が多いのですね。
これはこれで、小豆の濃厚な風味を味わうことが出来ます。

で、食工房のあんはどうなんだ?と言うと、やわらかく炊いた小豆をすり潰す時に、高速のカッターミキサー(フードプロセッサーとも言います)を使います。

これが大変良く出来た機械で、時間をかけると小豆の皮の部分まで本当に細かくすり潰されて、本物のこしあんの様に滑らかになります。
しかも小豆の濃厚な風味がそっくりそのままです。

そこに砂糖を入れて練り上げて行くのですが、一部きび砂糖という名の粗製精糖も混ぜます。
白い砂糖一本より、味わいが深くなります。

そして、微量の塩が決め手になります。
味がまろやかになり、甘さも増して来るのですから、何とも不思議な効果です。

また、適量の糖分と微量の塩分のおかげで、あんこは案外腐りに難く日持ちがするのです。

このようにして、手間暇かけても自家製あんを焚くのは、この集落のおばあちゃんたちがおいしい小豆を作ってくれるからです。
それを100%生かすには自分でやるしかないと言うのが、食工房の結論です。

いやはや、こんなことばっかりやっているから、いつまでも忙しいんだ!と言うわけですが、体が動くうちは止められません。
こうした方がいいと分かっていることを、やらずに済ませることはどうしても出来ない・・・、あぁやっぱり病気だ!

大麦コーヒーのフライヤー(チラシ)

大麦コーヒー

画像クリックで拡大します。


大麦コーヒー

画像クリックで拡大します。

大麦コーヒーをプロモーションするために、フライヤーを作成しました。
両面カラー印刷で、表面は商品の紹介、裏面においしい召し上がり方を盛り込みました。

今時、印刷は本当に安上がりに出来るようになっていて、今回のA4版両面4色カラー刷、用紙は90㎏コート紙、1,000枚印刷で3,000円でした。
何と!1枚3円ということになります。

これを使って、営業したいと思います。

実は、まだ少し先のことになりますが、この大麦コーヒーとあといくつかの食工房の製品が、喜多方市のふるさと納税の返礼品に登録されることになりました。
今、その準備を進めているところです。

またこれをきっかけに、大麦コーヒーを拡販したいと思っています。
使っていただける喫茶店、カフェ、また販売してくださるお店などとの取引も希望しています。

お問い合わせやご紹介をお待ちしております。
どうぞよろしくお願いいたします。

静かな一日

本日は、雪が降ったり止んだり、その後雨になりそして曇り、どんよりしたお天気模様の下、ご来店くださる方も少なく、至って静かな一日が過ぎました。

それでも、ありがたいことに通販のご注文をいただいていますから、忙しく仕事はさせていただいています。
今日はパン焼き、明日はクッキー類の在庫回復に努めます。
繁忙期に比べればいくらか時間にゆとりもありますので、いろいろ勉強する機会にしたいと思っています。

そうそう!猿が出没しているので、パトロールもしなくてはなりません。
冬の間、喰われる作物が無いからと言って油断しているわけには行きません。

どんな時でも、そこに立ち入らせないことが重要です。
ここは人間の俺の縄張りだと分からせるように、猿にも理解出来るメッセージを送り続けることです。

それを止めたら、猿は、こちらの縄張り放棄と受け取るだけですから。
こちらも賢くならなきゃ、猿には勝てません。