月別アーカイブ: 2020年5月

耕作放棄地の再整備

麦ラボ

中島第2圃場のライ麦
今年は、全面ライ麦です。


麦ラボ

中島第2圃場のライ麦近影


麦ラボ

中島第2圃場と道路を挟んで反対側に中島第5圃場


麦ラボ

中島第5圃場


麦ラボ

第5圃場の一段上に中島第6圃場を整備中


麦ラボ

中島第6圃場
ススキが生え始めていたので、刈り払いの後焼き払いまで行いました。


麦ラボ

中島第6圃場

今日は、製造作業はお休みして、圃場の整備をやりました。
今年から新たに麦ラボの耕作地となった中島6圃場です。

先日整備が終わったばかりの中島第5圃場に隣接しています。
ただし1.7mくらいの段差があり、トラクターの出入りはきつい坂の上り下りになりますのでとても緊張します。

ここ数年耕作放棄されていた圃場で、ほぼ全面に固く茎立ちしたヨモギが枯れて倒伏しており、場所によってはススキが生え始めていたため、刈り払いには時間がかかりました。

また、刈り払っただけでは耕作出来ませんので、火を放って焼き払い作業もやりました。
そして今日のうちにトラクターで耕転まで終わらせたかったのですが、時間切れで果たせませんでした。

明日は雨との予報が出されていますので、この次晴れて圃場がよく乾いてからになります。

幸か不幸か、今回のコロナ休業のおかげで、農作業は順調に進んでいます。 

ライ麦も先日の出穂から早や5日、穂も大きくなり始め丈も伸びて、見た目にもはっきり分かるくらい様子が変わって来ました。
また昨年みたいに、満月の夜に麦畑を眺めに行こうかな・・・。

そうそう、今年から思い立って、この中島地区の川沿いの風景づくりに取り組むことにしました。
藪になっているところをきれいに刈り払って、手入れの行き届いた里山の風景を再現したいと思っています。
近所のお年寄りの方々の昔ばなしを聴いているうちに、そんな気持ちになりました。

観光地のような特別な美観があるわけではありません。
誰かに見せるためでもありません。
ひそかに自己満足したいだけ・・・かも知れませんが、大きな心の癒しになることだけは間違いないです。
地球は、美しい星ですから。

来週木曜日から通常営業に戻します

すでに皆さまご承知の通り、今週いっぱい次の定休日まで店舗営業を休止していますが、その次の営業日5月14日(木)より、通常営業に戻します。

店頭にて、商品をお求めいただけます。
品揃え等も、だいたいいつも通り揃えられる予定です。

多くの皆さまにご来店いただきたいところではありますが、そこは皆さまそれぞれの状況に合わせ、無理の無いご判断でお出かけいただければ幸いです。

迎える私たちの側では、これまで通り手指消毒液の完備、お客さまの出入りの度に出入り口ドアなどの消毒、現金の消毒、そして店内空間除菌の実施などで対応いたします。

また消毒液の確保に不自由している方のために、手指消毒に安心して使用出来る次亜塩素酸水(250mg/ℓ濃度)を無料で差し上げます。
500㎖くらいの空のペットボトル(よく洗っておいてください)を用意しておいでください。

皆さまに申し上げます。
感染防護の基本を確実に実行すること、今後もずっと先までそれは変わりません。
その上で、これまでの行動制限は、少しずつ緩めて行って良いのだと思っています。

パンの出来は上々

獏の空の下から・・・

私の一番好きな木はカラマツです。 記事の内容とは関係ありません。
昔、山暮らしをしていた頃、撮った写真です。
画像クリックで拡大します。

今日は、一週間ぶりにパンを焼きました。
いつもより間が空きましたが、酵母の手入れは定期的に行っていましたので、今日の醗酵の状態は文句なしでした。

いつも申し上げますが、パンの出来は酵母の状態でほとんど決まってしまいます。
ということは、今日のパンは良い出来だったということになります。
もちろん途中で特別なしくじりがあったら、その限りではありませんが。

今日は、取り立てて不手際もなく、おかげさまで上々の焼き上がりとなりました。
そこで昼食に、焼き立てパンとスープ。
パン屋だから出来る最高の贅沢をして、自らを元気づけていました。

ま、多分ですが、来週からは通常の営業スタイルに戻れると思います。
そして、追々、外出自粛が解除になる日も来ることと思います。

遠からぬその日に、再び皆さまにお目にかかれることを楽しみに、がんばっていたいと思います。

感染防護の基本、この先もずっと忘れずにいましょうね。

感染防護の基本を確実に実行することの大切さ

緊急事態宣言が延長されはしましたが、中身的には相当な緩和の方向であることに違いはないようです。

私は、この緊急事態宣言が出る前から思っていたことが一つあります。
それは、どんな感染症も防護の基本は皆同様で、それを確実に実行することが出来れば、強硬な外出制限や商店の営業自粛なども必要ないのでは・・・ということです。

しかしそのためには、私たち市民レベルでの感染症やその防護に対する認識が高くなければお話になりません。

感染症の防護は、その地域なり国なり、場合によっては世界全体で一斉に一様に実行されることが理想です。
まあそれは無理だとしても、私たちの日常に感染症やその防護に関する学びや訓練の機会があったら良かったのにと、何度思ったことか知れません。

かく言う私も、当初は軽く受け留めていましたし、手指消毒の重要さなどに目覚めたのは、中国の武漢での爆発的な感染拡大が報じられた後のことです。
それでもわが日本においては、欧米に見られるような感染爆発は起こっていませんし、死者の数も一桁二桁少ないことは、特筆に値すると思います。
対策がうまく行っているという見方も出来るかも知れませんが、私は日本の生活習慣の中にも利点があったのではないかと思っています。

例えば、私たちはどこの家でも靴を脱いで家に入ります。
欧米では、寝室の中まで土足で、靴を脱いでベッドに上がるのですから、外から汚染を持ち込むという点ではとても高リスクであると思います。
日常的な一般人のマスクの習慣も日本独特の物であったようです。

また清浄な水が自宅はもちろん、公園などどこの公共施設に行っても供給されていて、必要ならどこででも手が洗えます。
世界中見渡しても、珍しいくらい清潔な生活環境の国です。
そんな条件が幸いしたということもあるのかも知れません。

ところで、感染状況の分析をする上で、大変有用な研究結果が発表されたようで、興味深かったので皆さまにも触れていただきたく、リンク先を貼り付けておきます。<参照>
それによれば、今回の緊急事態宣言の中で筆頭に掲げられた8割の人との接触機会の削減云々は、必要ではなかった可能性があるとのことですから、これは聞き捨てなりません。
来週から営業体制をどうしようかと迷っている食工房にとって、大きな判断材料になるだろうと思っています。

今週も、変則的な営業体制です

先週から休止している店舗営業を、今週も続けて休止します。
店頭では、商品のお買い求めは出来ませんのでご注意ください。

前以てご予約いただいたご注文品の受け渡しのみの対応となります。
ご注文の締め切りは、明日の午前中です。

通販出荷は、いつも通りご利用いただけます。

さてその体制をいつまでとするかですが、5月11日(月)で一応一区切りといたします。

ただし、今のところ感染者が確認されていない会津地域で感染者が確認された場合は、違った対応になるかも知れません。
最新情報は、このブログでご確認ください。

明日は、久しぶりに雨との予報が出ました。
種まきや植え付けの終わった畑にとって、恵みの雨となることでしょう。

その前に草刈りや圃場の整備を終えることが出来て、今年の畑の首尾は上々です。
コロナ休業のおかげということに、何とも複雑な心境になりますが・・・。

否、これからは、臨機応変がキーワードになりますね。
畑が待ってくれない時は店を休んでも・・・、躊躇なく決断して実行に移したいと思っています。

ライ麦の穂が出ました

麦ラボ

ここが件のガーデンファーム
長年放置されていたので、往時を偲ぶ面影はありません。


麦ラボ

ガーデンファーム越しに、中島第一圃場、第二圃場、第三圃場、そして第四圃場が視界に入ります。


麦ラボ

ライ麦の出穂
何度見ても、感激するこの情景。


麦ラボ

ライ麦の出穂


麦ラボ

ライ麦の出穂


麦ラボ

整備中の中島第一圃場
本日また新たに馬糞堆肥を2トンほど運び入れました。
馬糞堆肥は、大半がおが屑、わら屑なので、土壌改良の効果が大変優れています。
大量投入しても、弊害がほとんどないのが特長。


麦ラボ

中島第一圃場の整備が終わりました。
今年は、ここにはじゃがいも、かぼちゃ、さつまいもを中心に、自家用の野菜も植えます。

ここ数日、暖かさを通り越して、もはや暑い日々が続いています。

この冬の雪が少なかったせいもあり、早くから日差しを浴びていた麦の中で、ライ麦がいち早く出穂となりました。
この分では、収穫期も早まるかも知れません。

しかしそれにしても、毎年何回も眺めて来た情景ですが、出穂は見る度に新たな感激を味わいます。

そして私は分かっているのです。
汗を流すからこそ、この感激があるってことを。

今日は、このうれしい気持ちを胸に秘めつつ、さらに来年に向かって汗を流していました。

こうして畑に立っていられることに、何だか特別の感謝の気持ちが湧いて来る私です。

今日も一日農作業

昨日にも増して暑い一日となった今日、昨日と同じく一日畑で農作業をしていました。

今日の作業は、荒れ放題になっていた一角の整備でした。
不要なものの撤去やススキの大株を取り除いたりした後、伸び放題だった草や蔓などを刈り払いしました。

そして夕方風が収まるのを待って、火を焚きました。
敷地内の数ヶ所にコンパクトにまとめて、枯れ草と生草を適当に混ぜながら燃やして、火勢をコントロールしつつ、短時間で燃やし切りました。

ここは、前の持ち主が造園してあったところで、ガーデンファームのような造りになっています。
眺望も良く麦畑を一望出来るので、東屋を立てて休憩場所を作りたいと思っているところです。
画像は、明日のお楽しみに。

今日もたっぷり汗をかいて、さすがにくたびれました。
明日は、半日農作業、あとの半日は食工房にて仕込み作業の予定です。

暑さも心地良く感じつつ

今日は、30℃一歩手前の夏日、暑さに慣れていない体にさぞかし効くだろうな・・・と覚悟していましたが、意外に心地良く過ごせました。

朝から外に出て、お日さまの下でネギやじゃがいもの植え付けをしながら、畑の隅で剪定あるいは除伐した庭木を焚いていました。
鍬を振るうのも火の番をするのも、暑くてまた熱くてたまりませんでしたが、柳の木陰での休憩はこの世の極楽そのものでした。

結局午後も夕方までずっと一日農作業で、顔に塩吹くほど汗をかいたと思いますが、全く苦にはなりませんでした。

明日も、同様な一日になる予定です。
今日よりさらに暑い一日になるそうですから、少し用心しながらやろうと思っています。

それにしても健康はありがたいです。
命を大切にしたいと、腹の底から思います。
コロナで命を落したくはないです。
感染防護の基本、いつも肝に銘じています。

コロナとは長い付き合いに

緊急事態宣言が、一ヶ月程度延長されるようです。

そのことと直接関係はありませんが、私は、今回のこのコロナウイルスの性質からして、まだまだこの先二年なり三年あるいはそれ以上の間の長い付き合いになるのではないかと思っています。

と言うのは、今回の新型コロナウイルスは、感染してから発症するまでの潜伏期間が長く、そしてすでに発症の二三日前からウイルの放出により他者に感染させるリスクが高まるという、大変厄介な性質を持っていることが確認されたからです。
このことは、全く自覚のない感染者が無防備に動き回り、同じく無防備な未感染者に移してしまう可能性が高いということです。

また、感染しながら無症状あるいは軽症の人が多いものの、突然重症化する例があり、しかも重症化すると病状の進行が恐ろしく速く、入院期間も長くなるというのがもう一つの特長です。
何が重症化の引き金になるのか、それも今一つ分かっていません。

すでに市中には、潜在的な感染者が相当数いる可能性があります。
人との接触を自粛している間は、感染はある程度抑えられていると思いますが、制限を取り払えば待っていたとばかりにまた感染が増えるかも知れません。
そして感染した人の中から、ある程度の数重症になる人も出て来ます。

今後、緩めては増え、締めては減り、また緩めて増えるの繰り返しになる可能性があります。
感染爆発する可能性も、まだ完全には消えていません。

それからもう一つ、免疫の持続性がどの程度あるのか、これもまだ不明です。
例えばはしかのように、一度感染すればその後一生免疫が持続するものもあれば、インフルエンザのように一年のうちにほぼ失活してしまうものもあります。
今回の新型コロナウイルスがどのようなタイプなのか、解明が待たれます。

それから、ウイルスの当然の性質として変異があります。
もうすでに2000種以上の変異株が生じているそうですから、感染により一旦獲得した免疫が効かないタイプが出て来る可能性もあります。

この感染症とは、今後もずっと先まで長い付き合いが続くのではないかと、私は思っています。
感染症で死ぬなんて、昔の話し・・・ではなかったのです。
本当は、過去から現在までそして未来にかけても、感染症は常に人類への脅威です。
それは、ほんのこの三四ヶ月の間の世界の様子を思い出して見れば、誰でもお分かりになることです。

もはや世界は変わってしまったと思えますから。
ポストコロナの世界は、以前とは違う世界にならざるを得ないでしょう。
否、我々の社会、世界が、変容を遂げるまで、ウイルスは何度でも我々に挑んで来るでしょうから。

ではその変容とはどのように・・・?答えはまだ誰も見つけていないのではないか、社会、世界全体の問題のようでもあり、一方我々一人一人の内的な問題でもあるように思える私です。