昨日から乾燥機で水分を減らしていたライ麦が仕上がり、今年産のライ麦の収穫が確定しました。
食工房の材料室に保管中です。
来週には、一旦町営の保冷庫「雪むろ」に預けます。
それで、気になっていた収量ですが、思っていたよりかなり少なく約200㎏程度でした。
一方、品質に関しては、昨年より良いと思っています。
昨年の種まき以後、生育状態を撮影した写真を見ると、ずい分肥料むらがあってそれがそのまま穂の付きに反映されているようです。
結局、収量が上がらなかった面積がかなりあって、その部分で収量を落としたものと思われます。
尤も、生育の悪いところでも、どんなに小さくても穂は付きますし実もなりますが、粒形は小さく数も少なくなります。
一方、草丈も短く最後まで倒れることもありませんから、収穫時の作業性は格段に良くなります。
だからと言って、収量を欲張って、穂が重くなって倒れるのも困りますから、そこはバランスでしょうね。
やはり、水はけが良くしっかりとした有機土壌を養って、基本的な地力をつけておくのが一番でしょう。
来年は、またもう少しうまくやれるでしょう。
年々進歩して行けばいいと思っていますので。
ところで、出来るだけ早いうちに、一度試食用のパンを焼いてみなくてはなりませんね。
ちなみに、昨年は8月8日に、スペルト小麦とともに残留放射能検査を終えてから、試食用のパン焼きをしています。
今年は、残留放射能検査をする前でも、一度焼いてみようという判断です。
最早、残留放射能の懸念は無いも同然ですから。
差し当たり、7月16日または23日の木曜日を考えています。
詳細を、追ってお知らせいたします。