食工房の作業場のすぐ裏に自家用菜園があります。
きゅうりやトマト、なすにネギなどなど、毎日の食卓に重宝しています。
そして今一つ力を入れているのがとうもろこしです。
何しろ、家族全員の好物なものですから。
今年も、100本くらいは植えています。
ところで、とうもろこしは、もがれて茎から離れた瞬間から劣化が始まり味が落ちるものだそうで、遅くても45分以内に加熱調理すれば理想的と言います。
でも、そんなこと言っていたら、野菜売り場で買うとうもろこしはどうなっちゃうの・・・?
ま、それは今考えても仕方が無いので、これは家のとうもろこしの話しです。
食べ頃になったら、まずお湯を沸かして蒸し器をセットしておきます。
それからとうもろこしをもいで来て皮を剝き、さっと洗って蒸し器に入れます。
畑から5分以内に鍋の中です。
今年は、投入した堆肥がとても良い組成で、落ち葉や麦のフスマがたっぷり入っていたことが功を奏したのでしょうか、日照不足にも負けずすごく甘みのある味です。
蒸している最中は、蜂蜜みたいな甘い匂いが立ち込めます。
いやいや、熊に嗅ぎつけられたら大変です。
それにしても、作物は肥料で育つものであることを実感します。
つまりそれは、良い土壌ということにつながるわけです。
作物を育てる前に土を育てるのですね。
麦の圃場も、こんな風に育てて行きたいと思っています。