月別アーカイブ: 2020年7月

明日は、平常営業です

麦の収穫も終わり、ホッと胸を撫で下ろしています。
明日は、何も案ずることなく平常営業です。

あいにくお天気は梅雨空でスッキリしないようですが、しっかりと気合を入れておいしいパンを焼いて、皆さまのご来店をお待ちいたします。

コーヒー豆の販売も少しずつ再開しています。
まだ銘柄が揃いませんが、一種類か二種類、選んでいただけると思います。

さてこの後、酵母種の最終工程の仕込みにかかります。
明日は、早朝3時から作業開始です。

ではでは。


獣害対策マップ、次々更新

本日は、辰ヶ原地区でカモシカが現れました。
原因はよく分かりませんが、大変弱っていた様子で、追い払おうと近づいても逃げず、やがておぼつかない足取りで立ち去ったそうです。

地図上に猿や熊のアイコンが表示されています。
クリックすると、出没日時や状況説明を見ることが出来ます。

スペルト小麦乾燥終了、あとは籾摺り

先日雨の止み間に速攻で収穫したスペルト小麦、すぐに乾燥機にかけましたが、やはり水分が多く乾燥に手間取りました。
今日の午後までかかって(夜間は一時休止)、やっと籾摺り出来るまでに乾燥しました。

途中、温風の熱源の灯油バーナーの調子が悪くなって修理したり、トラブルもありましたが何とか終了まで漕ぎ着けました。
現在、米穀用のクラフト袋に約15㎏くらいずつ入れて、食工房の食糧庫に刈り保管中です。

この次お天気が良い日がやってくれば、籾摺り機にかけて玄麦にします。

件の籾摺り機は、ジェットファン式の程度の良い機械を、格安の12,000円で入手しました。
これは本当に幸運でした。
ジェットファン式籾摺り機が、スペルト小麦の皮剥きに適性が良いらしいので、どんな性能を発揮するか、大いに楽しみにしています。

その籾摺り工程が終わったら、あとは精麦と製粉です。
そしてやっとパンづくりに使える段階となります。
長い道のりでしたが、あともう少しです。

ちなみにライ麦は、今日、スペルト小麦の種子用に取り分けた分と共に、町の保冷施設「雪室」に預けました。


獣害対策マップ、次々更新

昨日の熊に続いて、今日は3ヶ所で猿の出没がありました。
猿たちは、作物が成り始めたのを察知して、人里に近い場所に常駐し始めたようです。
隙を狙っていつでも侵入して来ますから、我々としても全く油断は禁物です。
昨日作成した獣害対策マップを、これから次々更新していきます。
いつも見られるように記事の末尾に貼り付けておきますので、皆さま、どうぞご覧になって、野生動物たちの動向や接近の頻度の多さなどを実感してください。
地図上に猿や熊のアイコンが表示されています。
クリックすると、出没日時や状況説明を見ることが出来ます。

熊出没で、にわかに緊張!

今日夕方5時過ぎのこと、雨が降っている中で花火の音が聞こえて来ました。
獣追い払い用の3連発で大きな音のするものです。

音のした方向から、日頃から獣害対策に協力的な方のお家に電話を入れました。
すぐにつながらなかったのですが、いろいろ経緯があってまもなく熊の出没と分かりました。

それも住宅のすぐ近く、子熊だったそうで、と言うことは近くに母熊がいるに違いありません。
役場の住民課獣害対策担当にも通報したそうで、間もなく駐在さんがパトカーで広報に回って来ました。

私も現場に駆け付け、花火を使い果たしたというので、5本ばかり預けて来ました。

今日の一件は、区長さんはじめ私や部落内の方々の対応が素早かったので、すぐに情報が回ったことと思います。
獣害対策は、猿であれ熊であれ猪であれ、対象が何であっても、集落ぐるみで本気で対応することが肝要です。

そうすれば、必ず成果が上がります。
最終的には、動物たちを近寄らせない場所にすることが出来ます。

今ががんばり時だと思っています。

コロナ再燃か

緊急事態宣言が解除されて一ヶ月、その後多くの事業で休業要請が解除されて2週間余り、ここ数日の新規感染者の増加に、「やっぱり・・・」とため息が漏れる私です。
こうもあっさりと増加に転じるとは、いくら何でも、もう少し抑制が効くのではないかと思っていましたが、儚い期待でした。

国の方針は、これからは経済も社会活動も犠牲にすることなく両立との方針ですが、本当にコロナウイルスをコントロールするためには、国民一人一人の感染防護に対するリテラシーが一番重要な鍵です。

この先やはり、難しい局面を迎えることになりはしないか・・・。
先ずは生き延びるために何をするかですね。

私は私の立場で、感染防護と社会的役割を果たす事を両立させる努力をしましょう。
商売も、継続出来る方法を考え考え微速前進でまいります。

今日は、梅雨の最中の貴重な晴れ間を縫って、スペルト小麦の収穫を終わらせました。
今日しかない!の決断、緊張感に耐えて最後まで作業を中断しない、後片付けも終えて乾燥機を回し始めた頃、パラパラと雨が降り出しました。

まことに際どかったけど、間に合えばいいのです。
コロナに対しても同じかも知れません。

ライ麦の収穫、確定

昨日から乾燥機で水分を減らしていたライ麦が仕上がり、今年産のライ麦の収穫が確定しました。
食工房の材料室に保管中です。
来週には、一旦町営の保冷庫「雪むろ」に預けます。

それで、気になっていた収量ですが、思っていたよりかなり少なく約200㎏程度でした。
一方、品質に関しては、昨年より良いと思っています。

昨年の種まき以後、生育状態を撮影した写真を見ると、ずい分肥料むらがあってそれがそのまま穂の付きに反映されているようです。
結局、収量が上がらなかった面積がかなりあって、その部分で収量を落としたものと思われます。

尤も、生育の悪いところでも、どんなに小さくても穂は付きますし実もなりますが、粒形は小さく数も少なくなります。
一方、草丈も短く最後まで倒れることもありませんから、収穫時の作業性は格段に良くなります。

だからと言って、収量を欲張って、穂が重くなって倒れるのも困りますから、そこはバランスでしょうね。
やはり、水はけが良くしっかりとした有機土壌を養って、基本的な地力をつけておくのが一番でしょう。

来年は、またもう少しうまくやれるでしょう。
年々進歩して行けばいいと思っていますので。

ところで、出来るだけ早いうちに、一度試食用のパンを焼いてみなくてはなりませんね。
ちなみに、昨年は8月8日に、スペルト小麦とともに残留放射能検査を終えてから、試食用のパン焼きをしています。

今年は、残留放射能検査をする前でも、一度焼いてみようという判断です。
最早、残留放射能の懸念は無いも同然ですから。

差し当たり、7月16日または23日の木曜日を考えています。
詳細を、追ってお知らせいたします。

ライ麦収穫

麦ラボ

中島第2圃場、2020年産ライ麦原穀

本日は、後にも先にも無い貴重な梅雨の晴れ間となりました。
曇りがちながら時折日差しもあり、圃場はよく乾きました。

この機を逃してなるものかと、ライ麦の収穫作業にとりかかり、残っていた分すべてを収穫しました。
先に収穫を終えた分がすでに乾燥機に入っていますから、残りを今日収穫して一緒にしてしまいたかったのです。
そうしないと、最低処理量というものがあって、少量過ぎると乾燥機が上手く回らないのです。
おかげさまで、コンバインで刈り取り同時脱穀し、余裕で間に合いました。

作柄は、昨年よりはいいのじゃないかと思います。
収量は、乾燥が終わらないと正確なところが分かりませんが、昨年よりは多くなりそうです。
期待していたよりは、ちよっと少ないかも知れません。

さて、明日は予定通りパンを焼くことにして、先ほど仕込みも終えました。

今夜はこの後雨が降り出し、明日にかけてまとまった降雨となり、その後はすっきりしない空模様が続くそうですから、今日の首尾のおかげでいくらかでも枕を高くして眠れそうです。
圃場には、まだスペルト小麦が収穫を待っています。
この次の晴れ間はいつでしょうか・・・。

明日は、久しぶりに私も一日店に居られそうです。
ご来店をお待ちしております。

明日も、平常通り営業

とにかくお天気が微妙です。
臨機応変です。

今日は、いつも通りパンを焼いて店も開けました。
その甲斐あって、平日にも関わらず少なからぬお客さまにご来店いただきました。
本当にありがたく、改めて感謝を申し上げます。

私は、カミさんに店番を任せて、パン焼き作業が終わった午後から、上の娘と圃場にてライ麦の収穫作業をやりました。

今にも降って来そうな空を見上げながら、祈る気持ちでコンバインを動かして昨日までに刈り終えて稲架にかけて置いた分を脱穀しました。

まだ乾燥が足りず少し軟らかさが残る状態でしたが、この後のお天気がどう変わるか予測が付きませんから、今しかないと判断しての作業でした。

そしてまだ圃場に残っている分の一部を、試しにコンバインで刈り取り同時脱穀で収穫して見ました。
ちょっと難しい部分もあるのですが、概ね上手く行って、これなら明日のうちにライ麦の収穫を終わらせることが出来そうです。
先に脱穀した分も含めて、幸いにも実の状態は悪くなく、今日収穫した分は全て乾燥機に入れました。

いずれにしても明日は、午前中は食工房にてスコーンを焼かねばなりません。
店はもちろん営業しております。

午後は、お天気が良ければ、カミさんに任せて圃場へ。

一つしかない体を時間で二つに振り分けて、二つの仕事をこなします。
それが出来る体の健康が本当にありがたい、誰にというわけではありませんが、手を合わせて拝みたくなるくらい。
だから、がんばります。

明日は、平常通り営業

定休日明けの明日、いつも通りパンを焼きます。
店も開けて、皆さまのご来店をお待ちいたしております。

さて今日は、否、今日も、稲架が倒れました。
今日のは、夕方の激しい突風と豪雨でした。

竹竿で急ごしらえした昨日の稲架は、いとも簡単に吹き飛ばされていました。
それどころか、鉄パイプで作って補強も入れて置いた稲架が、杭が半ば引き抜かれて支柱が傾いていました。

ほんの一瞬ではありましたが台風並みの強い風が吹きましたから、それもまあ無理もありません。
嵐が収まるとすぐに対策に駆け付けました。

来年のことも考えると、今回作った稲架は、根本から作り直しですね。
一体、どれほどの強度を持たせれば良いのか、今日みたいな突風はこれからもあるものと思っていなくてはならないでしょうから。

稲架干しなんてしなければいいのに・・・という考えも浮かびますが、それがそうも行かないのですね。
やはり、品質に影響があるのです。
尤も、今回のように二度も地面に落として濡らしてしまったのでは、どうなることか・・・・ですが。
とにかく、この収穫作業がすべて終わって、それから総括したいと思います。

とりあえず、明日はパン焼き、店は営業です。