6年ほど前、ライ麦原穀の中に異物として混入していた小麦と思しき種子を栽培して見たところ、これがデュラム小麦だったというわけで、あれから6年間毎年増やし続けて、今年は20kg収穫するまでになりました。
そしてやっと念願叶って、精麦、製粉、精製し、あのクリーム色をしたセモリナ粉を得ることが出来ました。
雪国会津で収穫された大変珍しいデュラム小麦です。
そこでこの銘柄を「会(アイ)デュラム」と命名します。
これからパンにビスケットに、あれこれ試してみます。
まずはフォカッチャでしょうか。
もう一つ、グリッシーニもありましたね。
こちらは、名称は違いますが食工房のバタービスケットが、ほぼ同じものに当たります。
そこでバタービスケットのデュラム小麦バージョンを試作して、食味や食感を確かめて見たいと考えています。
どんなものが出来るか、とてもとても楽しみです。
それから、パスタもつくってみようと思っています。
先ずは生パスタで食味テストを。
そして将来的には、乾麺加工してくれるところを見つけて、会(アイ)デュラムパスタを製品化したいですね。
中島第2圃場のライ麦発芽
今日、中島第2圃場のライ麦の発芽を確認いたしました。
播種3日目でした。
ライ麦の生命力の強さには、全く驚かされますね。
あと、高野第1圃場のデュラム小麦も発芽していました。
明日は、中島第3圃場にライ小麦を、中島第4圃場に南部小麦を播く予定です。
百姓3年生進級も、ほぼ確実となって来ました。