相変わらず熊の出没は続いていますが、今朝は久しぶりにサルの群れがやって来ました。
私は仕事中で直接目撃してはいませんが、高野圃場のある場所、旧食工房のあたりから侵入し、柿の木に上って熊が喰い残した柿を喰い、あとは好き放題に歩き回って中島側に下ったようです。
そして一ノ戸川を辰ヶ原橋の上を柿を食い散らかしながら歩いて渡り、辰ヶ原に侵入したところで住人の目に留まり、花火と爆竹で追い払われました。
50~60頭はいたようで、子猿も沢山いたそうです。
何と言うか、皆元気だったんですね。ちくしょう!
夏と違って畑にはほとんど作物はありませんから、これと言って被害はなかったわけですが、そこいらを好き放題に歩き回られたことはちょっとショックです。
高野方面は、私たちがいなくなってから後は、積極的に防御する人がいないのです。
構わないで放置すればこうなることはとっくに分かっていました。
猿だけじゃありません。
熊もすでに侵入しています。
ところで、猿と熊の関係がどんなものか、とても興味があります。
彼らは大体似たようなものを喰いますし、両者とも木に上ります。
餌をめぐっては奪い合い敵対する関係だろうと思います。
争えば熊が強いに決まっていますから、猿にとって熊は嫌な相手だろうと思います。
それに猿は夜は目が利かないのでどこか安全なところに隠れて過ごすしかありませんが、熊は真っ暗闇でも自在に動き回ります。
そして多分、熊が猿を襲って餌食にすることもあるのだろう思います。
否、確かに。
子猿などは、特に危ないかも知れません。
熊相手では、木の上ですら安全ではありませんから。
猿の身になって想像してみると、夜間に熊に近寄られたらどれほど恐ろしいことかと思います。
ですから、猿は極力熊を避けて行動しているように思われます。
と言うのは。このあたりに熊が出没し始めてからは、猿はピッタリと姿を消しました。
喜多方市が調査している発信機をつけた猿の位置情報をずっと見ていましたが、この付近には近づきませんでした。
それはそれとして今日の猿ども、喰えると思っていた柿は熊に枝ごとむしり取られてほとんど残っておらず、さぞかしショックだったろうと・・・。
それにしても、猿が何故やって来たのでしょう。
熊の行動に変化が・・・?
まだまだ分かりません。