いつでも、どこでも

コロナの話です。
日本国内に、新型コロナウイルスが侵入した証拠が見つかってから、もうすぐ一年になります。

この間の対応が良かったか拙かったかについては、私は何も申し上げませんが、今目の前にある現実は、最早市中のどこであっても、いつでも、感染の可能性があると言う状況です。

以前なら、特定の場所なり状況なりに身を置かなければ、ほとんど感染の心配をしなくても良かったのかも知れません。(異論はあると思いますが。)
しかし今では、それが全くボーダーレスになった感があります。

それは、例えばあなたが、接待を伴う飲食店や居酒屋などに一度も行ったことが無くても、大勢の人が集まるイベントなどに参加しなくても、込み合う交通機関を利用することなど無くても、たまたまどこかに(近くの郵便ポストでも)外出する機会があれば、どこであれ感染する可能性があることを前提にしなくてはならないということを意味します。

ましてや、買い物に行ったショッピングセンターでトイレに入ったりすることがあれば、それだけでも高リスクです。
否、自分は一度も外出しないという人でも、家族など同居人がいてその人が外出するのであれば、自分が外出するのと同等なリスクがあると考えなくてはなりません。

それなら、とにかく検査をして感染者を特定して隔離すれば良いという考え方もあるようですが、まわりに感染が広がるスピードに追い付くことは到底不可能です。

感染の連鎖を断つには、むしろ個々人の感染予防対策の水準こそが最も重要な決め手になります。
ですから本当は、気を緩める隙などありはしないと思っている私です。

皆さまも、どうぞくれぐれもご注意なさってください。

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