月別アーカイブ: 2020年12月

今度は猪!

とりあえずも熊とは暫し休戦のようで少しだけホッとしたのも束の間、今日、畑や周辺の見回りをしていたら猪の侵入の跡を発見、今のところ一頭だけでやって来たようですが、今後のことを思うとにわかに暗雲漂ういやーな気分です。

何らかの対策をしなければ、麦畑の安全は守れません。
ほとんど確実に被害に遭いますから。

我が集落の領域内には、数十頭の猪の群れがいることを確認済みです。
うーん・・・何としょう。

獣害対策

画像クリックで拡大します。
中島圃場とは川を隔てた対岸です。
水田一枚が壊滅状態になりました。

近所の農家さんにもその事を報告しようと話を始めたところ、自分も近くの別な場所で猪一頭を目撃したとのこと。

やっぱり、とうとう来たか!

その農家さんも米やそばを作付けしていますから、被害が及ぶ可能性大ということで、すでに対策を考えているようです。
彼は、今年すでに狩猟免許を再取得しています。

以前猟銃も所持していた免許所持者だったのですが、数年前に返上していたのでした。
それが昨今の状況に鑑み、再取得を思い立ったという次第。
猟銃所持も視野に入れているそうです。

そんな動きが起こりつつあるのが、今の山間地の集落の実情です。


熊は冬眠・・・?

ここ二週間くらい前から、熊の出没の痕跡が見つかりません。

ひょっとすると冬眠・・・?かと思ったりしますが、まだちょっと早いような気もします。
冬眠がまだだとしても、冬眠のための穴の周辺から離れないように行動にしていることは確かです。

冬眠のための穴は、熊にとっては命の次に大切なものですから、自分のテリトリーの中にしっかりと確保して守ります。
良い場所は他の熊にも狙われますから、冬眠穴も含めて縄張りの維持には命を懸けています。

と言うことは、最近出没の気配がないと言うことは、少なくともこの近くに冬眠場所は無いだろうとの推測に至ります。
少しだけですが、胸を撫で下ろせる状況です。

これでとりあえず休戦ではありますが、来年は今年以上に深刻な状況が待ち構えていることは、ほぼ間違いありませんので、今から頭を捻り手を尽くして対策を練っておく必要があります。

一方、熊はもちろんですが、その他の野生動物たちとの付き合いについて、多くの人の理解が全く見当違いな方向に向かっているのを、いささか苛立ちを覚えつつ嘆く私です。

冬の間に、少し考えをまとめて、文章に起こして行こうと思っています。

そして来年は、私も狩猟免許(罠猟)の取得に挑戦しようかと考えています。
さらにその先には、可能なら猟銃所持の免許も取得したいと考えています。
まさか今からマタギになることは到底無理だとしても、銃が役に立つ瞬間が無いとは限らない・・・、そのくらい切迫した危機感があると言うことを申し上げておきます。

シュトレンの出荷続々と

12月に入り早や4日、どんどん時間は過ぎて行きます。
皆さまからご予約いただいていたシュトレンの出荷が始まりました。

ご本人宛の他、ご依頼先への直送など、毎日10個以上の荷物が出て行きます。
行先、中身、仕様など、くれぐれもミスの無いよう、緊張感は最高レベルです。

箱に詰められて行くシュトレンを見ながら、この一つ一つが全部違う方々のお口に入るのかと思うと、感無量・・・そして責任の重さを感じないではいられません。
皆さまに喜んでいただいて、満足していただいて何ぼの仕事ですから。

思い返せば2005年の年末から始まった食工房のシュトレンづくりですから、今年は通算16回目となりました。
この間ずっと、基本的なレシピは変更せず、かと言ってそこに僅かずつでも品質の向上を課しつつ、皆さまのご期待を裏切ることの無いよう努めて来ました。

おかげさまで、今シーズンも順調に製造が進んでいます。
予定数まで、まだ少し余裕もあります。
なお引き続き、みなさまからのご注文、ご用命をお待ちしております。

小さいお子さまも安心して召し上がれる食工房のシュトレンです。

どうぞよろしくお願いいたします。

忙しさも佳境に

これから20日過ぎまで、年末の忙しさの山場です。
休日返上は、今のところしなくて済むよう予定を立てていますが、間に合わなくなるかも知れません。

忙しければ、それはそれで結構。
このコロナ禍の下で、仕事があるだけでもありがたいことです。

シュトレンの製造も順調に進んでいますので、予定数を超えても大丈夫です。
皆さまからのご注文を、引き続きお待ちしております。

一方、クッキー類はあいにくの在庫切れが続いております。
実は、全く製造していないわけではありませんが、年末ギフト用にお菓子の詰め合わせの需要がありますので、その用途に全て消えているというのが実情です。

家族だけでやっていますので、労働力に限りがあります。
かと言って、従業員を雇うには仕事量も売り上げも足りません。
ここは、出来るだけの範囲で無理をせず、仕事の質を落とさないようにするのが得策と心得ています。

それにしても、こうして健康で体が動くことに、いつもいつも特別な感謝の念が絶えることはありません。

明日からまた営業の一週間、先ずはパン焼きから、明日は早朝午前3時起床です。

ではでは。