日本で初めて、今回の新型コロナウイルスの感染者が確認されてから、今日で一年になるそうです。
早や一年にもなるのか、否、まだ一年しか経っていないのか・・・、両方の思いが私にはあります。
一年前の今ごろ、中国で何やら新型の感染症が広がっていて、日本でも感染の拡大が起こるかも知れないと言われ始めました。
私は、漠然とした不安や緊張感はありましたが、具体的に何をすべきか、そこまでの考えは明確ではありませんでした。
しかし、わずか一か月後には、アルコール消毒液が買えなくなっていました。
マスクも然り。
正直申し上げて、いささか油断していたなと焦ったことを、今思い出しています。
あの頃、一年後の世界がこんな様相を呈しているなど想像も出来ませんでした。
しかし今、それは本当に現実なのです。
この先一年後に世界やわが日本がどうなっているのか、否、半年先でも、どうなっているのか、想像が付かないのは私だけではないと思います。
周りを見渡すと、マスクや手指の消毒などがある程度は習慣化していて良い事だと思う一方、いわゆる慣れであまり気にしなくなって来ている場面も多くあり、これでは先が思いやられるとため息が出ることも少なくありません。
何より、もっともっと感染症について、また化学について勉強して欲しいと思うことが多いです。
特にメディアの方々には。
まだまだ当分先まで、何をする時もコロナのことを気にしながらになることは止むを得ません。