商売をしていると、どうしたってパソコン(以下PCと表記)のお世話になります。
スマホやタブレットでどこまで出来るのか知りませんが(使わないと言うか、持っていない)、経理、広報の編集、ブログやホームページの管理、商品ラベルの作成などなど、PCが無ければもはや仕事になりません。
そして、そのPCのメンテナンスも、そこそこ自分で出来ないことには、何かある度に仕事が止まってしまうことになります。
突然インターネットに繋がらなくなったり、メールの送受信が出来なくなったり、プリンターが動かなくなったり、保存してあるはずのデータにアクセス出来なくなったり、まあ上げればキリのない数のトラブルが年中発生します。
PCを使っていれば、それはもう宿命みたいなものです。
しかしそんなトラブルの原因の大半は、単純な操作ミスや設定ミス、あるいはもっと単純にケーブル端子の接触不良だったりします。
もちろんウイルスに感染することによるファイルやプログラムの破壊と言うこともありますが、それでも長い間には、本当に機械そのものの寿命が原因と言うこともあります。
実はここしばらく前から、仕事で使用しているメインPC(DELL Vostro420 2009年3月購入)が不安定な挙動をすることが多くなっていました。
今までの経験から、記憶装置のハードディスクの寿命が近づいているのではないかと察しを付けていました。
OSなどシステムデータが入っているSSD(512GB 2014年9月に換装)がすでに6年以上経過していること、作成データが入っているハードディスク(1TB×2台でミラーリングを構成 2015年5月に換装)も寿命が来ている可能性があることから、これらを一挙に交換しました。
システムディスクのSSDは、クローン作製出来る道具を持っていましたので、それを使って30分ほどで換装完了でした。
容量も、後々のことを考えて2倍の1TBにして置きました。
一方、データディスクは、中のデータを全て一旦システムデータが入っているCディスクに戻した後、マウント解除して2台とも交換しました。
そして、別のもう一台あった1TBのハードディスクも合わせて1TB×3台をマウントし、双方向ミラーの記憶域スペースを作成しました。
詳しいことは、うまく説明できませんので省きますが、今までよりはずっと自由度が大きくてデータの保護も確実な状態になりました。
その後、その記憶域スペースをデータの保存場所に指定してデータの移動を実行。
めでたく完了したのは良かったのですが、いくつかのアプリケーションが開かなくなっていました。
そのアプリケーションが起動する時に読み込まれるデータが、置き場所が変わっていたため読み込むことが出来ず、起動出来ない状態になったようです。
そこで、ネット上で解決法を検索し、設定を直したところ、うまく動作するようになりました。
何だかんだで、都合2日にわたる作業になりましたが、無事終了。
不安定な挙動も見られなくなり、快適に仕事出来るようになりました。
こんなことも、本来業務の合間か深夜にしています。
だから忙しい!
でも面白い!