少し前、晴天が続いていた頃、あたりの水田には白鳥たちが沢山いて、雪が消えたばかりの田んぼの中で何やら餌を啄んでいるのが見られました。
それが、いつの間にやらぷっつりといなくなり、どこにも姿が見られなくなりました。
先日の低気圧通過の直前に強い南風が吹きましたから、その風を捕まえて北へ帰って行ったのでしょうね。
そしてつい先日のこと、配達の帰りに車を走らせていたら、遠くの水田に白鳥が一羽いるのが見えました。
「ん!一羽だけ?」と思いながらしだいに近づくにつれ、分かりました。
「また騙された!・・・」それはサギでした。
細く長い脚、頭の上の飾り羽根、細く尖った口ばし、間違いありません。
ここらによくいる大サギです。
否、こうやって人の目を騙すからサギという名前なのかどうか知りませんが、白鳥と見間違えたことはこれまでにも何度かあるのです。
ちなみにこのサギという鳥、見た目は優雅ですが、飛びながら大量の水のような液状の糞を落とすので、油断がなりません。
あの爆弾をまともに喰らったら、それはもう悲惨です。
否、まだ一度もその経験はありませんが。
さて、白鳥もいなくなって、いよいよ春も本番となって来ます。
もう、熊も起き出したのではないでしょうか。
野に山に畑に、私たちも活動開始です。